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2023-05-25

『里見八犬伝』

8kenden1983.jpg

里見八犬伝 1983年
監督 - 深作欣二

千葉真一、志穂美悦子、真田広之さんのアクションが素晴らしいというので、観てみました~。
いや、ホント凄かった~!
ジャパンアクションクラブオールスターなんですね!
しかも京本政樹さん
敵役の夏木マリさん
悪役の萩原流行さんも素晴らしいです!

WIKIを読むと紆余曲折ぶりが、なかなか大変だったんですね。
「1984年配収邦画1位の23億2000万円を記録」http://www.eiren.org/toukei/1984.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8C%E8%A6%8B%E5%85%AB%E7%8A%AC%E4%BC%9D_(1983%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

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2023-05-23

南極大陸ドキュメンタリー

南極大陸ドキュメンタリー『「地球最後の秘境 南極大陸」観測隊が見た神秘の世界』

けっこう面白かった。
水中ドローンでの氷の下の海の映像
自立海中ロボットの活躍
ヘリコプターの活躍
雪上車の活躍
コックさんの活躍

映画誕生秘話『南極で映画を撮るんだ!超特大ヒット映画「南極物語」をつくった人たち』
こっちは見損なった。知らなかった。

2023-05-22

『南極物語』

nankyoku83.jpg

南極物語 1983年
有名な高倉健さんの『南極物語』をテレビでやるというので、観てみました。
興味があったんですよね。
話には聞いていたけど、どんな映画なのか。

犬のシーンがすごくよかったです。
人間ドラマの部分は少しだけなんですね。
思ったよりあっさりしていました。
メインは取り残された犬の話なんですね。
けっこう一気に観てしまいました。

WIKIを読むと、色々ととても大変だったんですね。

監督の蔵原惟繕さんはもともと取り残された犬の話の映画を撮りたかったそうで。
なるほど。犬のシーンは大変よかったです。

制作秘話が本当に興味深い
『映画監督の蔵原惟繕と弟の蔵原惟二プロデューサーが長年温めていた企画。
しかし製作費が莫大かかることが予想され製作は進まなかった。 』
『いくらかかるかわかりませんから、どこも相手にしてくれなかった。
当時、東映の社長だった岡田茂さんには「犬がウロウロするだけの映画に客が来るか」と一刀両断されました(笑)。』

『実際の南極観測に同行したのは樺太犬だが、制作当時には既に希少犬種となっていたため、映画では北極圏のイヌイットが飼うエスキモー犬を使った。
エスキモー犬は当時、南極観測に多く用いられていた。
蔵原惟二とドッグトレーナーが北極圏中を探し回り、約800頭と面接し、タロとジロに似た犬を見つけた。
合計22頭の犬を調達し、一頭一頭の性格を見極め、映画に出演する15頭を厳選した。
演技の調教は一切やらず。犬の自由な動きをカメラに収め、編集で芝居を作ろうというのが蔵原監督の方針。
このため犬たちの撮影だけで120時間くらいカメラを回した』

『毎年、南極に入れる人数は国ごとに決まっていて、誰でも行けるわけではなく、南極で撮影ができるのかどうかも分からなかった。
本撮影の前に夏の間だけニュージーランドと南極を往復する観光船に蔵原監督とカメラマン2名の3人が乗船し、風景だけ先に撮影してくることになった。
この撮影で海が猛烈に荒れて南極まで辿り着けず引き返した。船内で転倒した蔵原監督は、肋骨を3本も折る大けがをした。
この後、ニュージーランド空軍の協力を得られ、飛行機に乗せてもらい、南極の素晴らしい映像が撮れ、製作陣のモチベーションも上がった。

南極ロケは約2ヶ月。キャストの中では高倉だけ南極ロケに参加。

撮影隊はリアルな映像を求めて各地へ飛び、南極~北極圏~京都~北海道稚内~南極~東京~北海道紋別~北極圏と飛行距離は約14万キロ。地球を3周半した勘定。 』

『メインのロケ地である北極圏のカナダ・レゾリュート
泊まれる人数は限られており、最小限の俳優とスタッフでロケに臨んだ。
昭和基地のセットは現地で製作したが、極力人数を絞っていたため、通常セットを作る美術の大道具を連れて行ってなく、そこで、撮影助手、照明助手から俳優まで、全員総出でイチから手作りした。温は連日マイナス40度超えで、柱は芯まで鉄のように凍って釘を打ち込めず、無理して打ち込むと釘の方が曲がった。この苦闘により撮影スタッフの心が一つになった。』
健さんは絶句、監督は骨折…映画『南極物語』のヤバすぎる撮影秘話
『週刊現代』2022年8月6日号、講談社 アーカイブ
https://gendai.media/articles/-/98066

『日本国内では1200万人を動員して61億円の配給収入を挙げた。
1980年公開の黒澤明監督の『影武者』の記録を塗り替えて当時の日本映画の歴代映画興行成績(配給収入)1位を記録し、この記録は1997年公開の宮崎駿監督のアニメ映画『もののけ姫』まで、あるいは実写映画としては2003年公開の『踊る大捜査線2』に抜かれるまで破られなかった』
角谷優『映画の神さまありがとう テレビ局映画開拓史』扶桑社 2012年
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%A5%B5%E7%89%A9%E8%AA%9E

2023-05-20

『日本史サイエンス』

面白かったです~!
蒙古襲来を実際の造船、必要な木材量、時間的制約から検証していく
蒙古船の復元までやって検証
それから海流、季節風、博多湾の水深、具体的な上陸の限界を検証
武器と戦闘法の検証

nihonsiscience20.jpg
日本史サイエンス
蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る
播田 安弘

(ブルーバックス) 講談社 – 2020

『蒙古は上陸に失敗していた! 
秀吉には奇想天外な戦略があった! 
大和には活躍できない理由があった!
日本史の3大ミステリーに、映画『アルキメデスの大戦』で戦艦の図面をすべて描いた船舶設計のプロが挑む。』
https://bookclub.kodansha.co.jp/title?code=1000037791

『著者の播田安弘さんは1941年生まれ。父は造船所経営、母の実家は江戸時代から続く船大工の棟梁。
三井造船(当時)に入社し、大型船から特殊船までの基本計画を担当した。
半潜水型水中展望船、流氷砕氷船「ガリンコ号2」、東京商船大学(当時)のハイテク観測交通艇などを開発。
2008年には日本初の水陸両用バス「LEGEND零ONE号」の船舶部分を設計した。
定年後は船の3Dイラストレーションを製作する「SHIP 3D Design 播磨屋」を主宰し、19年公開の映画『アルキメデスの大戦』では製図監修を担当、戦艦の図面をすべて手描きで作成』
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000344914

『第一章で、①必要な木材量から史書に記載されたような短期間での大舟300隻の造船はあり得ないこと、
②博多湾の水深から蒙古船団は博多湾の西側にしか停泊できないこと、
③上陸用の小舟の収容人員から一日で全将兵が上陸したことはあり得ないことを順次論証していく。 
 そして、①秋という季節から台風は考え難いこと、
②最近流行の威力偵察論も軍事的合理性からあり得ないことが結論付けられる。
 蒙古軍団が撤収したのは、対馬海峡には荒天の季節が迫っていて、航行不能になることを避けるためだったとのことである。』
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RF7MZSIUS2X2I/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4065209579

『秀吉の中国大返しは、兵站の考察が面白かった、どこから物資をかき集めたのか?その準備時間は?ってのを考えると確かに面白いかもしれない。』
https://bookpass.auone.jp/titles/BT000084709800100101/reviews

2023-05-19

『炎環』

読みました~!
面白かったです~!
頼朝がうすら寒くて怖い
全成のキャラが興味深い
梶原景時がむちゃくちゃかっこいい
政子の妹が怖い
義時と義村の密やかな戦いが迫力

nagai78enkan.jpg

『炎環』永井路子
『阿野全成(頼朝の異母弟)、
梶原景時、
北条保子(北条政子の妹)、
北条義時(北条政子の弟)がそれぞれの短編の主人公

源頼朝の伊豆挙兵を頭にして、鎌倉幕府の成立を軸に、連作短編の形を採っている。
「悪禅師」では阿野全成(頼朝の弟)、「黒雪賦」では梶原景時、「いもうと」では北条保子(北条政子の妹、全成の妻)、「覇樹」では北条義時をそれぞれ主人公としている。
源実朝暗殺事件の黒幕を三浦義村として描いたが、「義村黒幕説」はその後歴史学界にも影響を与えた。
NHK大河ドラマ『草燃える』の原作の一つ』
1964年 のち文春文庫
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8E%E7%92%B0
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