2017-05-19

『ユーラシア帝国の興亡』


Beckwith2017Eurasia.jpg

ユーラシア帝国の興亡: 世界史四〇〇〇年の震源地
クリストファー ベックウィズ (著), 斎藤 純男 (翻訳)
:筑摩書房– 2017/3/16

Empires of the Silk Road
: A History of Central Eurasia from the Bronze Age to the Present
Christopher I. Beckwith (2009)

<中央ユーラシアが求めたのは侵略ではなく交易だった。
――スキュタイ、フン、モンゴルから現代まで、
世界の経済・文化・学問を担った最重要地域の歴史を描く。>
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480858085/

ベックウィズ,クリストファーChristopher Beckwith
インディアナ大学中央ユーラシア研究科教授。
中央ユーラシアおよび東アジアの歴史・言語・思想に通じ、いくつもの新しい見解を提出している
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784480858085

著書に『中央アジアのチベット帝国』。
http://www.yomiuri.co.jp/life/book/review/20170501-OYT8T50057.html

https://en.wikipedia.org/wiki/Christopher_I._Beckwith

インディアナ大学中央ユーラシア研究科
その前身をウラル・アルタイ研究科
<1943年に 米軍の"中央ユーラシア語の軍隊専門訓練プログラム"として設立された。
以来、この部門は、中央ユーラシア専用の独立した学位取得機関となっている
現在、米国における中央アジア研究の最優秀プログラムを主催している。>
https://en.wikipedia.org/wiki/Department_of_Central_Eurasian_Studies_(Indiana_University)

http://www.indiana.edu/~ceus/about/people/faculty/Beckwith.shtml
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2017-05-12

エドワード ルトワック

ちょっと面白そう。
luttwak2016china.jpg

中国4.0 暴発する中華帝国
エドワード ルトワック (著), Edward N.Luttwak (原著), 奥山真司 (翻訳)
((文春新書)) – 2016

<2000年以降、「平和的台頭」(中国1.0)路線を採ってきた中国は、
2009年頃、「対外強硬」(中国2.0)にシフトし、
2014年秋以降、「選択的攻撃」(中国3.0)に転換した。
来たる「中国4.0」は? 危険な隣国の未来を世界最強の戦略家が予言する!

戦略家ルトワックのセオリー
・大国は小国に勝てない
・中国は戦略が下手である
・中国は外国を理解できない
・「米中G2論」は中国の妄想
・習近平は正しい情報を手にしていない
・習近平暗殺の可能性
・日本は中国軍の尖閣占拠に備えるべし

中国の対外政策をテーマにした本書は、机上の空論とは違った迫力があります。
イギリス軍に従軍し、イスラエル軍、アメリカ軍の軍属アドバイザーとして数多くの“現場"を経験している、
いわば“本物"の戦略家による分析だからです。
主張はかなり明快です。
複雑な現実から本質を見抜き、簡潔に提示してくれます。
本書を読めば誰でも中国の状況が手に取るように理解できます。
それだけに「中国軍による尖閣占拠は充分あり得ることで
日本の関係部局は具体策を事前に用意すべし」という進言には重みがあります。 >
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166610631

エドワード・ルトワック(Edward N.Luttwak)
<ワシントンにある大手シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の上級アドバイザー。
戦略家、歴史家、経済学者、国防アドバイザー。
1942年、ルーマニアのトランシルヴァニア地方のアラド生まれ。
イタリアやイギリス(英軍)で教育を受け、ロンドン大学(LSE)で経済学で学位を取った後、
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で1975年に博士号を取得。
同年国防省長官府に任用される。専門は軍事史、軍事戦略研究、安全保障論。
国防省の官僚や軍のアドバイザー、ホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーも歴任。
米国だけでなく、日本を含む世界各国の政府や高級士官学校でレクチャーやブリーフィングを行う。
著書に『戦略――戦争と平和のロジック』(未邦訳)
『自滅する中国――なぜ世界帝国になれないのか』
『クーデター入門――その攻防の技術』
『ペンタゴン――知られざる巨大機構の実体』
『アメリカンドリームの終焉――世界経済戦争の新戦略』
『ターボ資本主義――市場経済の光と闇』など。>
https://www.amazon.co.jp/dp/4166610635?_encoding=UTF8&deviceType=desktop&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div

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戦争にチャンスを与えよ
エドワード ルトワック
(著), Edward N. Luttwak (原著), 奥山 真司 (翻訳)
(文春新書)– 2017
<ベストセラー『中国4.0』の著者、待望の最新作!
国連・NGO・他国の介入が戦争を長引かせるのだ!――本当の戦争を知る大人の戦略論
著者のルトワック氏は、ローマ帝国の戦略に関する論文で博士号を取得するなど、
古今東西の歴史に関する博識を有する一方で、
実際の戦場も経験し、安全保障に関して各国のアドバイザーとして活躍している異色の人物です。
「歴史」も「理論」も「実践」も知り尽くした「最強の戦略家」です。
旧ユーゴ内戦、ルワンダ内戦、シリア内戦といった紛争において、
実は「良心」や「正義感」や「人道的配慮」にもとづく
国連やNGOや他国による中途半端な「介入」が、
「戦争」を終わらせるのではなく、「戦争」を長引かせている――ルトワック氏はこう断言します。
だからといって「戦争」を奨励しているわけではありません。
「戦争」を無理に「停戦」させても、「戦争の火種を凍結する」だけだという事実を指摘しているだけなのです。
「本当の平和は、戦争の当事者自身が戦争を倦むほど、徹底的に戦った後でなければ訪れない」と。
「難民支援が難民を永続化させる」
「国際組織やNGOは紛争をビジネスにしている」
「軍事力ではなく同盟関係がすべてを制す」など、
本書は私たちが見誤りがちな「戦争」と「平和」の見方を正してくれます。
また、「平和のためにこそ尖閣に武装人員を常駐させろ」
「日本の「あいまいさ」が中国の誤解を生む」
「北朝鮮の核・ミサイル能力を侮るな」
「日本が国連常任理事国になる秘策」といった日本に対する具体的な提言も満載です。
現代の「戦争」と「平和」を考える際の必読書です。>
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166611201

2017-04-20

宮廷食材と13世紀のイスラーム世界

これまた面白そうな本。
アッバース朝とオスマン朝の狭間
ラスール朝~イエメンとハドラマウト
ハドラマウト~アラビア半島南岸のイギリスの保護領だったところですね。
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宮廷食材・ネットワーク・王権 イエメン・ラスール朝と13世紀の世界
馬場多聞

九州大学出版会 (2017/3/10)

<アッバース朝とオスマン朝という2つの世界帝国の狭間にあって、
13世紀のイスラーム世界では多様な王朝が勃興していた。
その1つであるラスール朝は、
紅海とインド洋を結ぶアラビア半島南西部のイエメンを、200年を超えて統治したことで知られる。

本書では、近年になってイエメンで発見された
13世紀のラスール朝行政文書集『知識の光』記載の宮廷食材に着目し、
その種類や広範囲にわたる供給元、
食材の手配や調理、宴席に携わった人々と機関などの宮廷食材をめぐる様々な側面を、
『大旅行記』をはじめとした同時代のイスラーム世界の歴史史料との比較・検討をもとに明らかにする。

以上の考察を通して、世界帝国の間をつなぐようにして存続した
ラスール朝という地方王朝の前半期の姿が、ネットワークと王権が交錯するところに描き出されよう。>

馬場多聞(ばば たもん)

九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。博士(文学)。
現在、九州大学大学院人文科学研究院助教。
主な論文に、「ラスール朝史料における東アフリカ」(『史淵』154、2017年)、
「中世イスラーム世界における乳香」(『嗜好品文化研究』2、2017年)など。

 目次
http://kup.or.jp/booklist/hu/history/1200.html

ラスール朝(ラスールちょう)は1229年から1454年まで
イエメンとハドラマウトを支配したイスラーム王朝のひとつ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%9C%9D

ハドラマウト~アラビア半島南岸のイギリスの保護領だったところですね。
http://www.geocities.jp/keropero2003/syometsu/shuchoyemen.html
南イエメンにあった首長国<消滅した国々<世界飛び地領土研究会
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/syometsu/southarabia.html
南アラビア連邦<消滅した国々<世界飛び地領土研究会

吉田 一郎
消滅した国々 第二次世界大戦以降崩壊した183カ国  社会評論社; 新装改訂版 (2015
世界飛び地大全―不思議な国境線の舞台裏 (国際地理BOOKS (VOL.1))  社会評論社 (2006
           KADOKAWA/角川学芸出版〈角川ソフィア文庫〉、2014年
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E4%B8%80%E9%83%8E

というわけで、前後してしまいましたが、実は「消滅した国々」にたどり着いたきっかけは上記の本でした。
2017-03-21 消滅した国々

2017-04-10

インドの消えゆく階段井戸

インドでもとりわけ過酷な地域に現存する階段井戸
不思議な空間
以前紹介したこの本で知って、いつか行ってみたい場所の一つ。
インド地底紀行 (建築探訪)
武澤 秀一  丸善 (1995)

今年、新たに写真集が出ました。
写真が素敵です。
5年かけて撮影して回ったって!偉い!
VanishingStepwell2017b

The Vanishing Stepwells of India
Victoria Lautman
Merrell (2017

<どこまでも続いていくインドの「階段井戸」の深遠な世界

地下奥深くまで続いていく階段。
奥底を覗き込むと水が溜まっているのが見える。
あまりにも異質な風景をつくり出すインドの「階段井戸」は、
寺院であり、遺産であり、インフラでもあるという驚きの建築物だ。
TEXT BY WIRED.jp_IS

実は数百年以上前につくられたインドの「階段井戸」

3世紀頃から西部全土、特に乾燥した西部地域に建てられた。

雨量の少ないインドでは、安定して水を得るために地下水をくみ上げてくる必要があった。
しかし、地下水にたどり着くにはかなりの深さまで掘り進まねばならず、
結果として井戸の底まで延々と続いていく階段ができあがったのだという。

シカゴ在住のジャーナリスト、ヴィクトリア・ロートマンは
5年かけて約200カ所もの階段井戸を巡り、撮影してまわった。
その5年にわたる努力の集大成となる写真集。>
http://wired.jp/2017/03/29/the-vanishing-stepwells-of-india/
http://www.merrellpublishers.com/?9781858946580
http://www.victorialautman.com/

india baoli takesawa.jpg
インド地底紀行 (建築探訪)
武澤 秀一  丸善 (1995)

<地下水のレベルまで地底深く降りて行く階段状の壮大な建築空間
―ステップウェル―の全貌を明らかにした
わが国初めてのインド地底建築探訪の書。>

2014-12-17 インド本5

2017-03-21

消滅した国々

これまた面白そうな…
メモメモ…

「世界飛び地領土研究会」という、知る人ぞ知る大変愉快でマニアックなサイトの作成者で、
さいたま市議会議員の吉田一郎が同ホームページで書き溜めた記事を元に書籍にしたもの。

消滅した国々
  第二次世界大戦以降崩壊した183カ国
新装改訂版
吉田 一郎
社会評論社; 新装改訂版 2015 (旧版 – 2012)

missingcountries2015.jpg


世界飛び地大全
(角川ソフィア文庫) – 2014
吉田 一郎 (著)
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(旧版 – 2006 社会評論社)

enclave2006sha.jpg

国マニア 世界の珍国、奇妙な地域へ!
(ちくま文庫) – 2010
吉田 一郎 (著)
(旧版 交通新聞社 (2005)
yoshida2010kunimania.jpg

国境線の謎がわかる本
吉田 一郎 (監修, 監修), 造事務所 (編集)
大和書房 2008
yoshida2008Border.jpg
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