2017-02-27

1900年ころのバグダード

1900年ころのバグダードの映像がありました

Ottoman Baghdad, Iraq, 1900s
https://www.youtube.com/watch?v=QVXL0cdPRZo

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2015-11-25

危機迫る中東の文化遺産 -イラク編

https://twitter.com/harukosakaedani/status/668301390171631616
先日、国士舘大学のイラク古代文化研究所展示室の
「企画展 危機迫る中東の文化遺産 -イラク編-」を見に行ったら、
ロングヘアの美しいお姉さまがいろいろ説明してくださった。
今回(~12月22日(火))は「イラク編」で、
来年4月には「パルミラ編」を開催予定とのことだった。

企画展「危機迫る中東の文化遺産-イラク編-」開催のご案内
2015年9月25日(金)~12月22日(火)
イラク古代文化研究所 展示室
東京都世田谷区梅丘2-8-17
国士舘大学世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎 地域交流文化センター2階
http://www.kokushikan.ac.jp/event/details_07881.html


企画展「危機迫る中東の文化遺産 ―イラク編―」特別イベント―ギャラリートーク&意見交換会―

<本展示会では、イラクにおける文化遺産や博物館における破壊をテーマとし、
ニムルド遺跡、ハトラ遺跡、ニネヴェ遺跡、モスル博物館を取り上げています。
この展示を通して、1人でも多くの方々にイラクの文化遺産の状況を知っていただき、
文化遺産の保護のあり方について改めて考えるきっかけとなればと思っています。
そこで、今回は皆さんと中東の文化遺産の保護について
直接意見を交換する機会をいただきたいと考え、意見交換会を開催したいと思います。

私たちにできること、やるべきことは何か、皆さんと一緒に考えてみませんか?>



開催日時:
第1回 2015年11月10日(火)14:40~15:40(イラク古代文化研究所 松本 健)
第2回 2015年12月3日(木)14:40~15:40(イラク古代文化研究所所長 岡田 保良)
参加費 :無料  申込不要
会 場 :イラク古代文化研究所 展示室  ※14:40に展示室にお集まり下さい。
東京都世田谷区梅丘2-8-17 
国士舘大学世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎 地域交流文化センター2階
http://www.kokushikan.ac.jp/research/ICSAI/news/details_07970.html


2015-10-18

ギルガメシュ叙事詩の失われた一部

【イラク】
ギルガメシュ叙事詩の失われた一部を発見。
博物館がクルディスタン地域で密輸業者から購入
新たに発見された粘土板から、怪物フンババはエルキドゥの幼い頃の友人だったことが明らかに
http://www.livescience.com/52372-new-tablet-gilgamesh-epic.html

2015-04-07

再開・イラク国立博物館

おお!素晴らしい!

「イラク国立博物館が12年ぶり再開、ISの略奪行為に反発」
収蔵品約1万5000点が略奪されたものの、
3分の1近い約4300点を回収し、再開にこぎつけた。
AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3041108
2015年03月01日

2015-04-06

マーシュランドの湿地帯

また少し過去に戻ります。
イラン旅行5日目の
チョガザンビルの遺跡の片隅に建てられつつあった
マーシュランド特有の家。
ちょっと思い出が。

以前『イラク草紙』を書いた時に、
調べた時にあったよなあと思って、
『イラク草紙』をひっくり返したけど、載ってない。
あれ?おかしいな?

あの時は、あまりにもページが増えすぎて
(100ページを越えてしまった)
泣く泣く載せられなかったイラストが、確か沢山あって、
(それだけでも100ページ以上)
このマーシュランドの葦の家も載せようとして、
載せれられなかった一つらしい。

因縁のある家です。

0220Marsh01.jpg

0220Marsh02.jpg

で、ちょっと調べてみたら、色々ありまして。
存亡の危機というか、滅びかけているというではありませんか。

美しすぎる“中東のベニス”が破壊されてしまった…!!
「湿地のアラブ人」が作った絶景パラダイス
OCANA > 海外 > 世界遺産・歴史ミステリー >
http://tocana.jp/2014/12/post_5387_entry.html
http://tocana.jp/2014/12/post_5387_entry_2.html

Marsh Arabs
http://en.wikipedia.org/wiki/Marsh_Arabs

失われた「メソポタミヤ湿原」
イラク特集(マーシュランド・1、2、3、4 )
http://heumonat.plala.jp/kurohime/2004/w9.html
1978

<イラクの水郷地方の光景。
此の水原と草叢から全てを得て暮らしている人々がいる。
家屋は水生草から、その家屋の載って建つ土台すらも
元はと云えば其処に生えている草々から成っているのだと云う。

チグリスとユーフラテスの合流する辺りを中程にして
東西南北それぞれ100kmをゆうに超え、
一辺は国境を越えてイラン領にまで及んでいる此の地方は、
いわゆるマーシュ・アラブ(Marsh Arabs)達の郷土である。

炎熱と砂漠の国でとおるイラク共和国だが
山岳のイラクもある、
それに継いで水際のイラクだ。

イラク」とはそもそも水の狭間を意味する
ギリシャ語「メソポタミヤ」に相当する南アラビア語だと云う、

例の二大河は云うに及ばずイラク領内には大きな湖沼が幾つもあり、
イラクの国土は確か日本の1.1倍くらいながら
湖沼の総面積は多分日本よりもずっと多いだろう。

南イラクの沼沢地(アラビア語で“ハウリン:haurin”英語の marshに相当)は
アマラ、クルナとナシリヤを結んだ三角形を含む
チグリスとユーフラテスの流域に広がっている。
バグダード東南方のクート(Kut)から
バスラ(Basra)北方のチグリス全流域、
その南辺にナシリヤ辺りからユーフラテスが流れ込んで
より水豊かな湖沼地帯と成らしめていると云って良いかも知れない、
公称三万五千平方キロにもなる広大な地域だ。

数千年前には出来上がっていたと云うから
シュメールやバビロンの古代都市国家は
此の沼沢地方の北側で建てられ覇権を競いあっていたことになる、
ウルからバビロンまでの
要するに水没しない水際を選んで、
都市が造られたと云って差し支えないだろう、
諸都市はまさに水辺に支えられていた。

'70年代における沼沢地面積は
英国のウェールズや日本の四国に匹敵する広さ
一万七千から二万平方キロメートルに達していたようである。

しかし1985年からみても、1992年が 57%に、
そして2000年には 16%に減少している。

マーシュランドの衰退は、イラク全土の国土計画や管理の結果そのもの
イラクの水系はサグロス南麓水系の下流にあたり、
広大であり中東最大などと云っても
此のマーシュランドはその最下流にある一隅
(例えばユーフラテスの総延長約 2,300キロのうち 1,200キロ程がイラク領)
にしか過ぎないし、
この水系にイラク全体がすっぽり呑み込まれている、

当然ながら水系の恩恵への要望や欲求はトルコ領にもある
(Turkey's Southeast Anatolia Project: GAPなど)し、
シリヤ領にもイラン領にもあるだろう、
例えば三ヶ国を流れるユーフラテスではトルコが 80%以上、
シリヤも十数%を取水し、
イラクは残りの数%を使えるに過ぎないと云うデータもある。

崩壊したイラク政権のマーシュランド灌漑プロジェクトなどの以前に、
メソポタミヤに達する水は、マーシュランドを浸す前に蒸発等も含めて
上流での利水の結果すでに激減していて、
上流で巨大なダムが出来、その湛水中には、全く水がこなかったと云われるくらいだ。

そうして沼沢地の幾つもの灌漑溝もできあがり、
つまりはイラク全土が近代の巨大土木工事によって制された。
ただ是等の基盤は20世紀の早くから徐々にながら進められて来たものである。
イラクは 1922年のオスマンの終焉から 1958年のイラク共和国成立までは
英国の委任統治下にあった、
つまり 1932年にイラクは王国として独立したが
半世紀にわたって英国人達がイラクを管理した>

そうして、湿地帯の喪失は砂嵐を「濾過」する役目も果たせなくなり、
砂塵がイランにまで及んできている…
ということもあるのでしょうか。
う~ん…壮大すぎる…。
まさか、こんな歴史ドラマみたいな背景があろうとは…。

「イラク」の語源と、
マーシュのアラビア語「ハウリン:haurin」(沼沢地)がわかった
ことも収穫でした。
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