2015-11-24
命がけで守られた「黄金の秘宝」
<「黄金のアフガニスタン展」関連で、
保管作戦の指揮を執った前館長へのロングインタビュー記事が出ています(再投)。
http://www.sankei.com/life/news/151115/lif1511150012-n1.html
… 89年、政変が近いことを予測した館長らは、
マスターピースを大統領府にある中央銀行地下の金庫へ秘密裏に移動。>
https://twitter.com/hashimoto_tokyo/status/668923609558093825
2015年11月23日
内戦による破壊、略奪…命がけで守られた「黄金の秘宝」 国立博物館・前館長に聞く
http://www.sankei.com/life/news/151115/lif1511150012-n1.html
<首都カブールにあるアフガニスタン国立博物館には
古代ギリシャやローマ、エジプト、インド、中国との交流などがうかがえる
貴重な考古遺物が数多く収蔵されていたが、
ソ連侵攻(1979年)とその後の内戦、
イスラム原理主義勢力タリバンの支配下において、略奪と破壊が繰り返された。
博物館の貴重な文化財を隠したのは、駐留ソ連軍の撤退が完了する1989年のこと
1978年にソ連の考古学者によって発見された
遊牧民の遺跡「ティリア・テペ」の黄金の品々-通称「バクトリアの黄金」
収蔵品の中でも特に重要と思われる文化財リストをつくり、
「テペ・フロール」「アイ・ハヌム」「ティリア・テペ」「ベグラム」「ハッダ」など
古代遺跡のマスターピースを選び出しました。
そして89年、秘密裏に移動を決行したのです。
92年にナジブラ政権が崩壊。
ムジャーヒディーン政権が成立するも、内戦状態が続きました。
カブール市内でも内戦が始まり、93年、博物館は砲撃を受けました。
最終的にわかったのは、
かつて博物館にあった所蔵品のうち、
残っているのは30%のみで、70%が失われたということ。>
特別展「黄金のアフガニスタン」は2016年1月1日から2月14日まで九州国立博物館で、続いて同年4月12日から6月19日まで東京国立博物館で開催される。
http://www.gold-afghan.jp/
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