2009-03-22
レバノン映画「キャラメル」

やっと、見てきました。
面白かったです~。
今まで私が見た中東の映画は皆
(といっても、わずかですが…)、
のんびりしていて
(それはそれで、いい雰囲気なんですよ~)、
途中で眠くなるんですが、これは全然、眠くなりませんでした。
2時間、飽きさせないんです。
テンポがよくて、演出とセンスがいいんですね。
壮大なドラマがあるわけではなく、
日常の話なのですが、退屈しないで、見てしまいました。
やはり中東独特の雰囲気は濃密で、
とても魅力的な5人の女性のリアルな物語。
音楽も素敵でした。
レバノンというと、
長い内戦と戦争で、瓦礫の山と化した町、
という印象が強かったのですが、
戦争が終わって、
やっとこういう映画を作れるようになったことが
何より、嬉しいです。
それに多宗教,多民族国家の中で、
自然とキリスト教徒とイスラーム教徒が共存している風景も、
嬉しかったです。
しかも女性の監督さんなんです。
いいですねえ。
あとイスラエル映画「シリアの花嫁」と
「いのちの戦場-アルジェリア1959」も見たいです。
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