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2009-05-06

ヒッタイトの鉄

久しぶりに中近東文化センターへ行ってきました。
実は前の日まで一週間日程を間違えていて、
あぶなく、行きそびれるところでした。

第44回 大村幸弘が語る
「ヒッタイトの鉄」の世界?鉄器時代はいつから始まったのか ?

「ヒッタイト帝国が歴史上に再登場したのは、約104年前のことです。
1906年、ドイツのH・ヴィンクラーはアナトリア高原の一寒村、
ボアズキョイで発掘を行い多くの粘土板文書を発見しました。
その中にヒッタイトの鉄の謎をひも解く一枚が紛れ込んでいました。
 これまでの通説では、今から約3200年前、
ヒッタイト帝国が崩壊したと同時に
古代中近東は鉄器時代を迎えたと言われています。
果たしてこれは事実なのか。
カマン・カレホユック発掘調査の最新の情報を基に
ヒッタイトの鉄を語ってみたいと思います。」
(案内文より)

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(アナトリア考古学研究所HPより)

「中近東文化センター(東京都三鷹市)が調査を続けている
トルコのカマン・カレホユック遺跡で、
紀元前2100~同1950年の地層から、
小刀の一部と見られる鉄器1点が発見された。
鉄滓(てっさい)(鉄を生産・加工する時に出るかす)と、
鉄分を含んだ石も確認され、
鉄づくりが行われていたことが確実になった。
人工の鉄の利用は紀元前15世紀ごろに
同じアナトリア半島のヒッタイト帝国で始まったとされてきた
世界史の通説が書きかえられる。」(朝日新聞3月26日より)

少し前に新聞記事を見て、
2008年度トルコ調査報告会・第19回トルコ調査研究会
も行く予定だったのですが、
結局行けませんでした。

で、今回、また
三笠宮記念図書館主催『語る会』で大村先生がお話するというので、
行ってきました。

大村先生、熱い語りの人でした。
情熱の人。
ヒッタイトの鉄を求めて、何千里?

お話は大変、楽しかったです。
先生の鉄への愛が、感染したかも…。

カマン・カレホユックの遺跡のそばに、
考古学博物館の建設も達成し、
今年5月の開館に向けて、準備するそうです。
素晴らしいです。

hatti-hiero090503

トルコの遺跡から出土した鉄を、特別に展示してました。
分析のために借りてきたというシロモノです。
もしかしたら、歴史が変わるかもしれないという…。
ちょっと感動しました。

大村先生に許可をいただいたので、
掲載させていただきます。
ありがとうございました。
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