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2009-11-03

玉玉混淆な時

また、ニコニコ動画の話です。
ニコ動をよく見る様になったのは、2年前の夏からで、
SF大会中に友人が、かなり熱く
『ニコマス』(ニコ動におけるアイドルマスターMADのこと)を
教授してくれたからです。

それらの動画群を見だした時に、
たまたま『ボカロ』(vocaloidという人の歌唱をシュミレートする
特殊なシンセサイザーを使用した楽曲のこと)も
大変に盛り上がっていて、こっちにもハマりました。

で、今回の話題になるのですが、
時として、新たな表現手段が発生する時に、
大量の上質な才能と作品が一気に生まれる時が
あると思うのですよ。
1960年代中期のロックとか、
戦後のマンガの『トキワ荘』時代とか、ね。
ただ、当事者とか同時代の体験者とかは
逆に現場にいるから実感できないんだよね。
状況が客観視できないから当然で、
どうしても『玉石混淆』と思う。
でも実は『石』より圧倒的に『玉』ばかりなの。
後になって俯瞰できて始めて、当時は目茶苦茶
異常だったと分かる。

で、『ボカロ』の話に戻るんだけど、
なんだか知らないけど、ニコ動にここ2年間上げられてる
その時は素人の作品の相当が後世に残る気がする。
ようするに『玉』が異常に多い。
これは当然、私の完全に独断的判断なんだけど、
ただ、私はけっこう年嵩なんで、
その体感的な経験で言うと、
今って、たぶんきっと『異常』だよ。

そういう訳で、紹介しようにも、
好きなアーティストはすでに書き切れないんだけど、
比較的マイナーかな(失礼します、本当に申し訳ない)
ってのを書くと、かつてのアート・ロック系が好きな人には
『うみぬこp』氏、『あすなろp』氏、『いーえるp』氏は、
とくに個人的に薦めたいです。
そして、特筆したいのは、大メジャーですが、baker氏ですね。

今回のを書きたくなった最大の原因は、
氏が『ボカロ』界に戻ってきた様なのが物凄く嬉しかったから。
『celluloid』という最初期の名作は、
ジャンルの幅を圧倒的に広げ深めた、という意味で私は、
ちょうど、60年代ロックの『宮殿』に匹敵する作品だと思う。
メジャー・アルバムがもうすぐ発売ですね。
『filmstock』というタイトルです。
(ジャケ写を載せようとしたが、うまくいかなかったので、
以上、文字だけになりました。色気がなくて申し訳ない) 
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theme : ニコニコ動画
genre : 音楽

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