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2009-12-21

ラルース 世界歴史地図

地図本ネタ、続きです。

以前、ブルゴーニュ公国の版図を調べていて、
図書館で見つけたもの。

前から探していて、
去年、古本市で出ているのを見つけたら、
誕生日プレゼントにいただいてしまいました。

atlashistorique-larousse.jpg

ラルース 世界歴史地図 ぎょうせい 1991

もちろん、ヨーロッパが詳しいです。
面白いのは、
古代世界、紀元1000年以降の西洋世界、ヨーロッパ、
ときて、次にアジア。
まず中東、そしていきなり中国、そしてインドシナ、
次に日本、そしてインド、インドネシアの順。

フランスの歴史的関心の経緯がわかって面白いです。

そしてアフリカがけっこう詳しい。
これも植民地にした経緯のせいでしょう。

最後の方にやっとアメリカ、オセアニアと南極。
フランス人の関心の度合いがわかって面白いです。

それから「植民地の発展と解放」という項で
ポルトガル、スペイン、フランス、イギリス、オランダ、イタリアと、
別々に世界地図を載せているんです。

ロシアの展開も6ページにわたっていて、
17世紀末~1860年の併合領土の拡張状況は
5段階にわたって、一番詳しかったです。
(あっ、違った。『イスラーム歴史文化地図』が9段階で一番でした)

インドシナが2ページ半にわたり、地図7点。
アフリカ全図は3ページに渡り、7点。
アルジェリア、チュニジア、モロッコは見開き2ベージずつ。
地図はアルジェリア15点、チュニジア7点、モロッコ5点。
西アフリカも見開き2ページ、4点。
アフリカはこれが一番詳しいかも、です。

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