2010-09-30
安芸の神社

縁のある神社もお参りしました。
その一つ、白神社
白神社と書いて『しらがみしゃ』と呼ぶそうです。
<市民から「しらかみさん」と称され親しまれている神社。
かつては、旧国泰寺(現在の全日空ホテルの付近)に連なる広い神社だったが
原爆により一時焼失し規模を縮小した。
境内にある岩石は、広島の三角州形成による海岸線移動の跡を記しているという。
このあたりは16世紀頃まで海であり、
現在神社のある地点は、海面から突き出た岩礁であった。
そこに衝突する船が後を絶たないため、
当時の船人により岩礁上に白い紙がたてられ、
海難事故を防止する役目を果たしていた。

やがて、船の安全な運航に貢献した白紙に代わる守り神の象徴として祠が建てられた。
祠は白紙にちなみ「白神(しらかみ)」と呼ばれ、
住民の信仰を集めた。
これが建造物として信仰されるようになった始まりだが、
その創建時期については記録がなく不詳。
16世紀頃には、広島城を築いた毛利輝元により、新しい社殿が建立された。
この社殿を城主の氏神、広島城下の総産土神(そううぶすながみ)とし、
最盛期には近隣の旧国泰寺に連なる広い境内を持つ神社に発展したという。>
広島電鉄の袋町(ふくろまち)の電停から、南へ徒歩5分ほど
鯉城通りと平和大通りの交差点の一角に位置します
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