去年からの戦利品メモ、続きです。
スキタイ関係。
といっても、この辺の本はその昔、
すでに図書館で借り読んでいて、
最近やっと入手という次第。
ある意味なつかしいです。

もう一つのシルクロード―草原民族の興亡と遺産
石黒 寛 編訳 東海大学出版会 (1981/01)
<もう一つのシルクロード,それは草原シルクロード。
そして,東西交流の最古の道は草原シルクロードであった。
この道を駆けめぐった有名,無名の遊牧民族に,
今歴史の新しい光をあてて再現。
一流のソ連考古・民族学者たちによるユーラシア古代史のドラマ。>
http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-00619-0
黄金の番人 古代の中部アジア
L.I.アルバウム/著 B.ブレンチェス/著
樋口大介/訳 高浜秀/訳
泰流社 1983年05月
<現在のアフガニスタン北部からトゥルクメニスタン東部・ウズベキスタン西部にかけては、
古代にはバクトリア・マルギアナ・ホラズムと呼ばれ、
これらの地域は、近年マルグーシュの都、ゴヌール遺跡の発掘などを
はじめとする多くの考古学発掘により、
四大河文明に匹敵する第五の古代文明の中心地であるとも
指摘されるようになってきています。
本書はその、先史時代から紀元8世紀までの
古代バクトリア・マルギアナ・ホラズムを扱った書籍です。
出版は1983年と古いものの、それ以降類似の書籍が殆ど出版されていないことから
非常に貴重な書籍となっています
(類似書籍は、僅かに1970年出版の埋もれたシルクロード(1970年) (岩波新書)がある程度)。
アイハヌムなど、1970年代に発掘された北アフガニスタンの遺跡は
まだ載っていないものの、
アイハヌムについては、NHKの特集番組や、
加藤九祚氏のアイハヌム―加藤九祚一人雑誌〈2001〉を参照すれば十分に補えるでしょう。
遺跡復元図や遺物の図版が多いことも本書の特徴です。
サマルカンドのアフラシアブ遺跡で発見された
鮮やかな壁画写真など参考になる図版が多数収録されています。
古代のバクトリア・マルギアナ・ホラズムに興味のある方には、
2010年の現在でもお奨め書籍です。>
http://www.amazon.co.jp/%E9%BB%84%E9%87%91%E3%81%AE%E7%95%AA%E4%BA%BA%E2%80%95%E5%
8F%A4%E4%BB%A3%E3%81%AE%E4%B8%AD%E9%83%A8%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2-L-I-%E3%82%A2%
E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%A0/dp/4884704088

シルクロードの黄金遺宝―シバルガン王墓発掘記
ヴィクトール・I. サリアニディ (著), 加藤 九祚 (翻訳)
岩波書店 (1988/07)
<壮大なロマンを秘めるシルクロードの遺跡、
シバルガン王墓から発掘された二万点の黄金遺宝は、
古代エジプトのツタンカーメン王墓発掘にも比する衝撃を世界に与えた。
然し燦然と輝く装身具とともに地下に眠った被葬者の謎は深く、
今なお発見者自ら綴る本書がその鍵を解く唯一の記録となっている。>
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%
81%AE%E9%BB%84%E9%87%91%E9%81%BA%E5%AE%9D%E2%80%95%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%
AC%E3%83%B3%E7%8E%8B%E5%A2%93%E7%99%BA%E6%8E%98%E8%A8%98-%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%
AF%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BBI-%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%
87%E3%82%A3/dp/4000026542
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/7588511.html
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/2/0026540.html
こちらはまだ未入手ですが。
アフガニスタンの遺跡です。
今、どうなっているんでしょうか…。