2012-05-30

寛容の文化

ついでに気になっている本のメモです。

マリア・ロサ・メノカル(足立孝訳)
『寛容の文化 
ムスリム、ユダヤ人、キリスト教徒のスペイン中世』
(名古屋大学出版会 2005年)
María Rosa Menocal
The Ornament of the World
: How Muslims, Jews, and Christians Created a Culture of Tolerance in Medieval Spain,

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< 700年以上にわたるわたる
三宗教の共存のただなかで形成された
「寛容の文化」を、
美しいタペストリーを織り上げるかのごとく再構成し、
地中海・ヨーロッパ世界の歴史と文化の
新たな相貌を浮かび上がらせる。>
毎日新聞 [05/12/18(日) 朝刊] 今年の三冊

「かつてイスラム教徒とユダヤ教とキリスト教が
併存した時代のスペイン半島の歴史。必読」
(富山太佳夫氏)

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ジャネット・L・アブー=ルゴド
(佐藤次高・斯波義信・高山博・三浦徹訳)
ヨーロッパ覇権以前 もう一つの世界システム(上)(下)
岩波書店 2001年
Janet L. Abu-Lughod
Before European hegemony. The world system A.D. 1250-1350.
Oxford: Oxford UP 1989

<近代世界システムが中世後期から筆を起こすのに対し、
本書はそれ以前のモンゴルシステムに注目する。
ウォーラーステインが論じなかった中世盛期にまで、世界システム論を押し広げる。
世界帝国としてのモンゴル研究や開かれた海域としてのインド洋の研究は、
日本でもかなり昔から言われているので、それほど目新しいわけではない。
しかしヨーロッパ史の人間は自分の研究対象を他地域との関係で相対化できない人が多いので、
その中和剤として本書は非常に役に立つ。
訳者はイスラム史・中国史・西洋史の一流どころである。>
Nordica mediaevalis
Books and information
2009-06-22
http://steenstrup.blog.so-net.ne.jp/2009-06-18

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接続された歴史 -インドとヨーロッパ-
S. スブラフマニヤム , 三田 昌彦 (翻訳)
名古屋大学出版会 (2009/5/25)
Explorations in Connected History: Mughals and Franks, 2005
“Of Pagodas and Politics: Tirupati as El-Dorado”, 2001
by Sanjay Subrahmanyam, Oxford University Press

<世界規模の出来事が明確に意識されるようになった近世。
オリエンタリズム論や構造論的アプローチを批判し、
ムガルと西欧の交渉の現場で、
人々の思惑と行動が複雑にからみあい事件が展開してゆく
「接続」の有り様を丹念に解きほぐす。
現在最も注目される歴史家の仕事を凝縮した一冊。>

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西洋の支配とアジア―1498‐1945
K.M. パニッカル , 左 久梓 (翻訳)
藤原書店 (2000/11)
Asia and Western dominance
1498-1945
Kavalam Madhava Sardar Panikkar ,

< サイードも『オリエンタリズム』で称えた古典的名著、待望の完訳。
西洋・東洋関係五百年史の決定版。
「アジア」という歴史的概念をつとに提出し、
西洋植民地主義と帝国主義の歴史の大きなうねりを描き出すとともに
微細な史実で織り上げられた、世界史の基本文献。>

<インド人の著者が、
初めて「アジア」という歴史的概念を提出した古典的名著>
(藤原書店)

<主に1400年代以降の東西関係史について記述している。
原書が1959年の出版であるだけに
ヨーロッパ中心的な見方も残るものの、
著者はインドの外交官であり、
被侵略者の側(つまりアジア)の視点も随所に見られる。
この複眼的な視点に加え、膨大な時代、地域が
1冊の本にまとめこまれているという点が本書の価値を一層高めている。>
http://www.amazon.co.jp/review/R3IME0Y9H4BWP7/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=4894342057&nodeID=465392&store=books
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2012-05-28

トルキスタン文化史

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最後の遊牧帝国―ジューンガル部の興亡 (講談社選書メチエ)
宮脇 淳子 (1995/02)

<14世紀、元朝が中国から撤退した後、中央ユーラシア草原は歴史の舞台から消えてしまう。
しかし、モンゴル帝国の後裔たちは、
各地で強大な遊牧王権をつくり、独自の文化を形成していた。
そして17世紀、ジューンガル部は大遊牧帝国を築きあげる。
さまざまな言語の史料を駆使し、
誰も語れなかったオイラト民族の歴史を鮮明に描き出す意欲作。>


テュルク&モンゴル
http://ethnos.exblog.jp/7030314/

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大月氏 第2版 中央アジアに謎の民族を尋ねて 
東方選書 38  小谷 仲男 東方書店

<シルクロードの開拓者として名高い漢の張騫が目指したのは
大月氏と呼ばれる遊牧民族の国であった。
この民族は中央アジア史上の重要なカギを握っているが、
その実態は謎に包まれている。
本書では、中央アジアにおける最新の考古学資料を紹介し、
その成果を充分に活用して大月氏の実態解明を試み、
中央アジアにギリシア人が建てたバクトリア王国を滅ぼした
謎の民族の正体、中央アジアからインドにわたる帝国を築いた
クシャン王朝と大月氏の関連をも探る。
また、後半の著者自身による大月氏関連の遺跡訪問記からは、
旧ソ連邦中央アジアの現状を窺うことができ、
中央アジアの歴史、文化に関心を持つ向きには興味深い読み物となっている。>

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ソグド人の美術と言語 曽布川 寛
臨川書店

<シルクロード文化の担い手ソグド人とは何者だったのか。
交易の民として栄えたソグド人の実態を
中国で近年発見されたソグド人墓の屏風画、
サマルカンドの宮殿壁画、
唐代中国の人々が憧れたソグド銀器、
貴重なソグド語文献から明らかにする。>

<書き手は、世界でも数人しかいないソグド語文献学者・吉田豊氏と、
その弟子でソグド図像学の専門家である影山悦子氏、
そして唐代の金銀器研究で名を馳せる斉東方氏に
中国古代図像学の曽布川寛氏である。
ここ10年の「流行」前からそれぞれ研究を蓄積されてきた
一線級の研究者が最新の研究成果や新たな知見を盛り込んで書く概説書が、
面白くないはずがない。
しかも、この10年で濫発された成果から拾うべきものを拾っているので、
非常に助かる。あまりに内容が濃すぎて
ある意味「概説書」の範疇を超えている気がしないでもないが、
「シルクロードに興味を持つ人々に正確かつ最新の研究成果を提供する」
という本書の目的(使命)を考えればやむを得ないかもしれない。
いずれにせよ、今後のソグド人研究は、
本書の上に進められていくことになるのは間違いない。>
http://d.hatena.ne.jp/yashimaru/20110324

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トルキスタン文化史 1・2 V.V.バルトリド
平凡社 東洋文庫 805 806

<「トルキスタンのギボン」と呼ばれた
ロシアの東洋学の泰斗バルトリドが[
中央アジアの古代から近代までを語りとおした通史。
多様な民族、文化、言語、宗教が織り成す中央アジア史の基本書。 >

2012-05-25

オリエントの嵐

少し前ですが、気になった本。

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オリエントの嵐―中東現代史
Le Roi Saud,ou l′orient a l′heure des releves.
J. ブノアメシャン, 牟田口 義郎
筑摩書房; 〔改装版〕版 (1990/12)

<「砂漠の豹」イブン・サウドの息子サウド王を狂言回しにして、
1950年代の中東情勢を活写する。
東西冷戦のさなか、イランは石油の分け前をつり上げ、
エジプトはスエズ運河を国有化して、
四分の三世紀に及ぶイギリスの軍事支配を絶ち切るが、
建国後まもないイスラエルとの戦いには惨敗する。
ナセルは叫ぶ、「アラブの統一に通じない独立は無意味である」。
しかし、第一次大戦後、
英仏によって政略的に作られたアラブ諸国は、
国益と宗教、主導権をめぐって、対立抗争を繰り返すだろう。>
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/7826887.html

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アラビアの王ファイサル
Deux etes africainsFaycal, noi d'Arabie
ブノアメシャン, 牟田口 義郎 筑摩書房 (1976)

カストロのモンカダ襲撃・エジプト革命・わが祖国への自伝
(1978年)(Chikuma classics)
牟田口 義郎,

「エジプト革命」(1960年)は
<1952年、国王を追放して、スエズ運河国有を宣言した
ナセルの革命劇>
『オリエントの嵐』の一部でした。

「わが祖国への自伝」はクワメ・エンクルマ著 
邦訳:野間 寛二郎 訳、理論社、1960年
 原著:Kwame Nkrumah "Ghana, A Autobiography of Kwame Kkrumah" 1957.)

ガーナ独立がどのようにして起こったか を指導者本人が克明に記したものの一部

〔クワメ・エンクルマ
(Kwame Nkrumah、本名:Francis Nwia Kofia Nkrumah、
1909年9月21日 - 1972年4月27日)は、政治家。ガーナ初代大統領。
ガーナの独立運動を指揮し、アフリカの独立運動の父といわれる。〕

アフリカの二つの夏―中東六日戦争とモロッコの未遂クーデター
Deux etes africains
J. ブノア・メシャン, 河野 鶴代 筑摩書房 (1991/09)

<第三次中東戦争、いわゆる「六日戦争」にて三たびエジプトは敗れる。
苦悩する時の指導者ナセルの姿とアラブ民衆の真実の声を伝える迫真の記録。>

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この人は
灰色の狼ムスタファ・ケマル―新生トルコの誕生
J. ブノアメシャン (著), 牟田口 義郎 (翻訳)
筑摩書房; 〔改装版〕版 (1990/12)
Mustapha Kemal,ou la mort d'un empire
を書いていて、かつて古本市で入手。

<オスマン帝国は、第一次大戦の際ドイツに荷担して敗れ、
領土の大部分をイギリスに奪われた。
中心部の小アジアも西部全域がギリシア軍に占領され、老帝国は死に瀕していた。
このときムスタファ・ケマルは、
ただ生きのびることだけを望む若いトルコ人民を糾合して、
ギリシア軍とスルタンを追い払い、トルコ共和国を樹立した。
そして、政教分離と改革を断行する一方、
隣国とも大国とも不可侵協定を結び、
彼の死後に起った第二次大戦にも参戦しなかった。>
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/7826928.html

この本の著者紹介で、
<新聞記者から政界に入り、第二次大戦中にドイツの捕虜となり、
ヴィシー政府に呼び戻され、国務大臣を務めた後、
アンカラ駐在大使として対トルコ工作に従事、
1944年パリ解放と同時に逮捕され、
戦犯裁判によって死刑の判決を受けるが、
後恩赦に善くし53年釈放。
獄中で執筆した『狼』と『豹』がベストセラーとなった>

という記述を読んで、『豹』を探した次第です。


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砂漠の豹イブン・サウド―サウジアラビア建国史
J. ブノアメシャン (著), 河野 鶴代 (翻訳), 牟田口 義郎 (翻訳)
筑摩書房; 〔改装版〕版 (1990/12)

<アラビアのロレンスには「鉄面皮の山師」と呼ばれ、
ルーズヴェルトには「鉄の意志をもった王」といわれた男。
第一次大戦後、オスマン・トルコの軛を脱し、
英仏の植民政策に抗しつつ、イスラムの宗教的理想と、
絶え間ない戦い、100回以上ともいわれる政略結婚とにより、
遊牧の民ベドウィンを統一して、
いち早く「サウドのアラビア」を打ち立てた男。
地下水とともに石油を掘り当て、
アメリカとの深い関係のもとに近代化を推し進め、
一代で王国の基礎を築きあげた男。沈
思黙考、疾風迅雷、「リアドの豹」イブン・サウドの波瀾万丈の生涯を描き尽くす。>
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/19078.html


で、この人はこんな本も書いてます。

庭園の世界史 : 地上の楽園の三千年
ジャック・ブノア=メシャン [著] ; 河野鶴代, 横山正訳
講談社学術文庫 1998.5
L'homme et ses jardins, ou, Les metamorphoses du paradis terrestre
L'homme et ses jardins.

<アルハンブラやヴェルサイユなど、世界の名園を歴史家として著名な筆者が歴訪。
庭の創造は、人間の自己表現への欲求の最高の段階であるとし、
ヨーロッパだけでなく、イスラム、日本、中国の庭の理想と精神をも明快に考察。
バラの咲き乱れるバビロンの架空園を追慕し、
トスカーナではメディチ家のロレンツォが構想した幻の大庭園を紙上に再現して、その魅力を語る。
地上の楽園=庭の3千年の歴史。>
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2012-05-22

「東インド会社とアジアの海賊」記念シンポジウム3

「貿易、戦争、移民:18 世紀マレー海域と東インド会社」
太田淳(広島大学大学院文学研究科准教授)
近代のネガ、または取り込まれた異者 植民地期マレー海域の海賊 / 太田淳
『現代思想』39-10(2011-7) 2011/07/01
 特集:海賊――洋上のユートピア
 青土社

マレー世界において,王は基本的に港の支配者で、貿易の推進者だった。
マレー語がインドネシア一退の商用語。
しかし王位継承問題でもめて、海賊行為に及ぶことがよくあった。
支配者による海賊行為は人々の生活手段
オランダ東インド会社は武力で威圧して、独占貿易を企んだが失敗に終わる。
帰って、海賊の跳梁を招く結果となった。
結局、オランダ東インド会社は有力海賊を見方に取り込んだりしなくてはならなくなった。

2012-05-20

東インド会社

東インド会社の本って、あるんですね。
とりあえず、羽田先生の本の参考文献から。

東インド会社―巨大商業資本の盛衰 (講談社現代新書)
浅田 実 (著)
<東方の夢、胡椒がシナモンが茶が、ロンドン庶民の食卓に到達した。
「楽園」の物資を運ぶ東インド会社は、世界をヨーロッパに収斂させる。
貿易を牛耳り、インドの支配者となった一大海商企業の盛衰とその時代を読む。 >

<イギリス東インド会社の成立から解散まで
書名から想像する通りイギリスの東インド会社の歴史を扱っている。
しかし、冒頭で、欧州各国の東インド会社の成立ち、
特に、オランダの東インド会社の発展を紹介する。
その後、イギリスとオランダの覇権争いを経て、
英国の東インド会社の話が中心となっていく。
東インド会社がアジアから英国に輸入したアジアの産物の変遷を追いながら、
東インド会社の影響力が増大して行く様子が描かれている。
そして、組織は徐々に変質していく。
歴史上、英国の本格的なインド支配を途端となったプラッシーの戦い。
東インド会社は、インド人傭兵であるセポイを多数雇用して、戦いに勝利する。
その結果、東インド会社は、商事会社の性格を大きく変貌させ、英の植民地支配請負会社となっていった。
プラッシーの戦いの後、一世紀の間、
東インド会社は、インド人傭兵セポイの力を借りて、
インドで征服戦争を繰り返し、領土を拡大した。
しかし、セポイの反乱(1857~59年)により、東インド会社は解散させられる。
本書は、イギリスのインドへの領土的拡張に、
東インド会社が担った役割を概観することができる書物である。>

オランダ東インド会社 (講談社学術文庫)
永積 昭
<17世紀前半、オランダは
葡・西・英と東インド香料貿易の覇を競い、これを制した。
その核となったのがオランダ東インド会社である。
同社はジャワ土着君主の王位継承戦争に暗躍して図版を広げ、
コーヒー等の栽培により栄華の時代を築き上げた。
しかしそれも束の間、やがて衰退へと向かい18世紀末には消滅する。
インドネシア史を背景に描くオランダ東インド会社200年の興亡。>


フランス東インド会社とポンディシェリ (YAMAKAWA LECTURES)
フィリップ オドレール (著), 羽田 正 (編集), Philippe Haudr`ere (原著) 山川出版社 (2006/05)
<18世紀、アジアの海域を舞台に大いに発展したフランス東インド会社。
その急成長の秘密、貿易商人や宣教師の活躍など、
多方面にわたる活動の全容を明らかにする歴史学講義。
東インド会社史研究とオドレールの業績/
フランスの東インド会社
/ポンディシェリの貿易商人とその活動
/フランス人とアジア域内貿易
/ポンディシェリにおける宗教問題>

世界最強の商社―イギリス東インド会社のコーポレートガバナンス
浜渦 哲雄 (著) 日本経済評論社 (2001/07)
< 17世紀初頭から250余年インドの統治・貿易を担った会社の秘訣。
本国との関係、オランダとの戦いと併せ、
会社組織(総督・官僚の選抜・軍)と運営を、豊富な資料で描く。>

イギリス東インド会社とインド成り金 (MINERVA西洋史ライブラリー)
浅田 実 (著) ミネルヴァ書房 (2001/04)
<イギリス東インド会社の全盛時代とでもいうべき
18世紀を中心に、その歴史を概観したものである。
会社そのものよりも、
むしろインドで活躍した自由商人など個々の人たちの姿を全面に出し、
従来この種の経済史、商業史にはみられない手法で、
なるべく具体的な人物像を描出した。>

大英帝国インド総督列伝―イギリスはいかにインドを統治したか
浜渦 哲雄 (著)中央公論新社 (1999/10)
<インド帝国の最高責任者インド総督。
インド文化を尊重した人、戦争・領土拡大政策をとった人、
カネのために総督になった人…。
歴代総督ひとりひとりの業績をたどり、
独立運動史と対極の立場からイギリスのインド支配を捉える。
イギリスがインドをいかに統治したか、
ということは分かったようで分かり難い。
たとえば、フランスを駆逐したという「プラッシーの戦い」一つをとってみても、
その詳細にまで触れる史書は少ない。
そうした史実は、なかば記号と化しているかのようだ。
一方の主役である「クライブ」という名のイギリス人は、
どのような人物だったのだろう、などという疑問はなかなか解消できなかった。
本書は、まず東インド会社の詳細について語り、
総督とインド省、国王、首相などとの関係を、時代を追って解説する。
そうしておいて、個々の総督の事蹟を、
出身階級や経歴などと絡めながら語っていく。

争いを好まない本国政府、
利益第一で負け戦を許さない会社株主、
などなどインド現地でのいろいろな勢力の角逐なども複雑に絡まって、
やがてイギリスの支配機構が固まって行く。
そうしたプロセスでも、総督各人の個性が時には微妙に、
ときにはあからさまに影響を与えている。
そうしたドラマが、この上もなく、面白い。
おすすめしたい本である。 >

パクス・ブリタニカと植民地インド―イギリス・インド経済史の《相関把握》
今田 秀作 (京都大学学術出版会 (2000/03)
<世界史上の2大地域が、
植民-被植民関係におかれた200年が近代の形成に果たした役割を
英印間の相関関係から解き明かす。
永い経済史上の論争を越えて、植民地支配のダイナミズムを示す。

イギリス支配とインド社会 (世界史リブレット)
粟屋 利江 山川出版社 (1998/04)
<今日のインドが抱える諸問題は、
イギリス植民地支配の歴史を抜きにしては理解できない。
イギリスの支配の思想と政策、
それらに対するインド側からの抵抗の思想と運動を考察する。>

ムガル帝国時代のインド社会 (世界史リブレット)
小名 康之 山川出版社 (2008/08)
< ムスリム、ヒンドゥーの支配層が
ムスリムやヒンドゥーの民衆を治め、
矛盾せず共存していたムガル時代の歴史をたどる。>

イギリスのインド統治―イギリス東インド会社と「国富流出」 松本 睦樹 阿吽社 (1996/04)
< 広大な土地と軍隊を背景に
植民地統治機関となった東インド会社の
最大の業務、本国送金の実態と、
インド独立の理論的支柱「国富流出」論を究明。>

イギリス東インド会社 ブライアン ガードナー , 浜本 正夫 (翻訳) リブロポート (1989/07)
<徴税し戦争する「会社」の頂点に立ち、
或者はインドを西欧化する奇妙な情熱に燃え、
或者は莫大な富を私して訴えられ、
銃弾や病に倒れ、本国で極貧の中に死ぬ。
―「総督」と呼ばれた男達の紳士録。>

商業革命と東インド貿易
浅田 実 (著) 法律文化社 (1984/10)
<なぜヨーロッパの中でイギリスが最初に産業革命を迎えられたのか?
プロテスタンティズムの精神が大きく関わっているなど
様々な意見があろますが、貿易の発展も大きく関わっているのです。>

2012-05-19

東インド会社とアジアの海(追記あり)

以前、シャルダンのところだけ、拾い読みをしたまま、
放置してあったのですが、
先日の講演を聴いて、気になって
読み出したら、一気に読んでしまいました。
すごく面白かったです!

東インド会社とアジアの海 (興亡の世界史15)
羽田 正 講談社 (2007/12/18)

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ん~…、やはり色々と、目からウロコの本でした。
ポルトガルをはじめ、アジアに乗り出してきた
欧州の国家や商人たちは、
まさに傍若無人で野蛮で残酷な海賊の輩だったのは、知っていましたが、

東インド会社って、イギリスとオランダだけだと思っていたら、
フランス、デンマーク、スウエーデン、オステンド(オーストリー)もあった。
(これは先日の講演でも話がありました)

インド洋の国々と東アジアの国では、認識と対応が違う。
日本の鎖国は、国家の貿易支配体系だった。
オランダが、日本とそれ以外のアジアの国とでは、全く態度が違う。
当時の世界の中心は、実は東南アジアだった。
イギリスがインドに関わっていく過程とか。
東インド会社 が破綻しても、個人は巨万の冨を築いていくとか。
アダムスミスの国富論やフランス革命が、東インド会社を終わらせたとか。
東インド会社が運んだものが、結局はヨーロッパを近代にしていくとか。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2807157
http://blog.goo.ne.jp/jchz/e/028bba7c47cbec95c99d9aa96b96f6f4

(追記)
17世紀はじめの北西ヨーロッパの人々の世界認識
西インド~ヨーロッパから船に乗って、西に向かうと出会う
     島や大陸、新大陸の南端マゼラン海峡に至るまですべて。
     カリブ海の島々、南北アメリカ大陸
東インド~アフリカ南端の喜望峰からマゼラン海峡に至る海岸沿いの諸地域すべて
     アラビア半島、ペルシア、インド亜大陸、東南アジア、中国、日本

17~18世紀、アジアの海が世界の中心だった。

ポルトガルの香辛料貿易独占の野望は、幻のままで終わった。

1637年のオランダ東インド会社全体の利益総額のうち、
平戸商館での利益が占める割合は7割以上!

中国や日本では、表面的にはおとなしく善良な商人の顔
アジアの他の地域での高圧的で不遜な態度とは大違いの低姿勢
同じ頃、同じ会社が東南アジアでは、
激しい暴力によって、香辛料の取引を独占しようとしていた。

最初、飲まれていたのは、緑茶だった。

インドの綿織物が北西ヨーロッパの人々の暮らしを変えた。

東インド会社の終焉
何故、膨大な負債、財政危機に陥ったか?
大量に輸入したため、珍しいものが珍しくなくなっていった。
値段が下がった。
株式配当比率の高さ
領土支配のための巨額の軍事費の支出

南アジアにおいて、イギリス東インド会社は
基本的な姿勢は商業的な利益を守ることで、
決して広大なインド亜大陸全体を征服し、
直接統治することを目指したわけではないが、
好むと好まざるとにかかわらず、
有力な政治・軍事勢力となり、
権力や領土の争いに関わらざるをえなくなっていく。

キリスト教は東アジアでは、
世界観と社会の秩序を根底から覆す
危険な存在と認識された。

東インド会社の多面性
南アジアや東南アジアでは、
植民地化の先兵であり、残虐な征服者。
中国では、アヘンを持ち込み、
アヘン戦争のきっかけを作った悪辣な商社。
しかし日本では、
ヨーロッパの進んだ文化をもたらした従順で親切な商人。
いずれも貿易によって利益を上げるために,
地域によって様々な手段を採用した。

興味深いことに
世界全体が貿易によって、一体性を強めていた17~18世紀に、
日本は対外貿易を縮小し、一種の自給自足社会を形成していた。
金銀銅の金属の輸出を押さえようとしていた。


<自由貿易や産業革命もまた、
東インド会社が生み出した子供だった。>


<現代の日本人が慣れ親しんでいる「洋風」の生活様式が
北西ヨーロッパにおいて形成されたのはかなり最近のことだが、
それらのほとんどは、本来アジア起源の物産をもとに成立したものである。
豊饒なアジアとは対照的に、魅力的な商品に欠けていたヨーロッパが
それらの物産を手に入れるには、アメリカで収奪した銀を支払うしかなく、
17~18世紀においては、インド洋(アラビア海・ベンガル湾)から
南・東シナ海にかけて広がる「アジアの海」こそが、世界の中心であった。

<西欧が貧しく、売るものが無かった。
アジアにやってきた西欧人はインドの綿織物や東南アジアの香辛料、
中国の茶、日本の銅・銀など欲しいものが山ほどあった。
にもかかわらず西欧人がアジアに売れるものは何もなかった。
西欧の特産品といえば毛織物や宝飾品くらいで、
どれもこれもアジアでは欲しくも無い代物だ。

それでも何故西欧人がやがてアジアに大規模な進出を果たし、
ごっそりアジアの品々を本国に持ち帰ることが出来たかというと、
それは南米を軍事的に侵略し虐殺を繰り返した上で彼の地の貴金属を強奪し、
それを以てアジア産品の買い付け資金に充てたから。


「東インド会社の行動は、例えて言えば、
ほとんど元手をかけずに、
他人の家から持ち出したお金を使って、
本来足を踏み入れることの出来ないはずの高級店で一流品を買い、
それを自分の家に持ち帰って利用したり、
売却して利益を得たりしていたということである。
このような行動を200年も続ければ、
北西ヨーロッパが全体として豊かになり、
世界をリードする経済力を身につけるのは当然だろう」

「近代ヨーロッパは、
決して地理的な意味でのヨーロッパと、
そこに住む人々が独力で生み出したものではない。

東インド会社が運んだ、アジアの産物と、アメリカの銀が
ヨーロッパに豊かさをもたらした。

優れたアジアの製品を目標として
技術革新が進んだ。

進出したアジア、アフリカ、アメリカ、アセアニアで、
はかり知れないほど多くの新しい知識を獲得し、活用し、
自らの政治機構や社会制度を見直し、刷新し、
新しい世界観と自己認識を見いだし、
科学技術や学術を飛躍的に発展させた。

ヨーロッパ以外の地域が存在しなければ
近代ヨーロッパは生まれなかった。

近代ヨーロッパは、
世界の人々の様々な活動が
総体として生み出した
世界全体の子供なのである」


2012-05-17

コペンハーゲンの地下鉄で…

コペンハーゲンの鉄道がクラシックコンサート会場に
2012年5月8日火曜日
http://www.heartbeatube.com/2012/05/blog-post_6351.html

Flash mob in the Copenhagen Metro. Copenhagen Phil playing Peer Gynt.
http://www.youtube.com/watch?v=gww9_S4PNV0&feature=player_embedded

In April 2012
コペンハーゲンの地下鉄内で行われた
プロのオーケストラによる演奏会のフラッシュモブ
<構内で電車を待っていると電光案内掲示板に
「Classical special train-enjoy the muzic
(クラシック特別電車、音楽をお楽しみください)」
という文字が流れ、乗客たちは困惑します。

その後、電車に乗り込んだ乗客ですが、
突然、乗客の1人が演奏を開始します。>

グリーグ ペールギュント の朝

<彼らは、以前にもコペンハーゲン中央駅の前で、
「ボレロ」を演奏する同じようなフラッシュモブを行っていました。>
http://commonpost.boo.jp/?p=34823

Undercover Orchestra 'Bolero' classical flash mob 'kinda'
2010/02/24
http://www.youtube.com/watch?v=vR5UwyK3a7Y&feature=related

他にもこんなものが。
クリスマスのフードコートでハレルヤコーラス
カナダ、観光名所ナイアガラの滝があるオンタリオ州
Christmas Food Court Flash Mob, Hallelujah Chorus - Must See!
On Nov.13 2010
http://www.youtube.com/watch?v=SXh7JR9oKVE&feature=related


オズの魔法使い-ジョルジオ・マディア振り付け、演出
ベルリン国立バレエ団
Flashmob Hauptbahnhof Berlin Staatsballett Berlin |
Flashmob Mainstation Berlin Staatsballett Berlin

On March, 3rd 2011
The event allowed Vladimir Malakhov and his company,
the staff of the Staatsballett Berlin
and the ballet and dancing schools
to promote the new dance piece
"OZ - The Wonderful Wizard" by Giorgio Madia.
http://www.youtube.com/watch?feature=fvwp&NR=1&v=amLsXY4-zP0

ドレミ
Sound of Music | Central Station Antwerp (Belgium) 2009/03/23
http://www.youtube.com/watch?v=7EYAUazLI9k&feature=related

2012-05-15

盲目の犬

盲目の犬を支える捨て犬 
2012年5月2日19時27分 ストレートプレス
http://straightpress.jp/20120502/18441

<アメリカ・オクラホマ州の保護施設で生活する
2匹の犬の友情を記録した動画が、今人々に感動を与えている。

ゴールデンレトリバーのタナーは、
盲目なうえに発作を抱えており、
飼い主が亡くなった後、
オクラホマ州にある犬の保護施設で寂しく生活していた。
しかし、ストレスからか発作は悪化するばかりで、
動物病院のジョーンズ医師は、安楽死も考えていたという。

ところがある日、
銃で撃たれ施設に保護されたブレアという犬と一緒に遊ばせると、
状況は一変。ブレアはタナーの目が見えないことに気付き、
口でタナーのリード操って囲いや建物にぶつからないよう導くようになった。

この厚い友情は、
2匹の犬にとって大いに癒しとなったようで、
以前は臆病だったブレアは強く自信に満ちた様子になり、
タナーもほとんど発作を起こさなくなった。
今やタナーとブレアは、お互いなくてはならない存在になっているという。

この施設では現在、2匹の友情を理解し、
一緒に飼ってくれる里親を探しているそう。
タナーとブレアが、いつまでもともに幸せに暮らしてくれることを祈りたい。>

http://thefw.com/blind-dog-gets-guide-dog/
Blind Pooch Gets Guide Dog in Heartwarming Tale
By: Jeremy Taylor | 2 weeks ago

Stray labrador rescues blind pooch by becoming first canine-to-canine guide dog
By Hannah Rand  Mail Online
PUBLISHED: 16:10 GMT, 29 April 2012 | UPDATED: 16:23 GMT, 29 April 2012
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2136936/Stray-labrador-rescues-blind-pooch-canine-canine-guide-dog.html

Okla. Blind Dog Gets New Life with Canine Pal
By Katie Kindelan | ABC News Blogs ? Fri, Apr 27, 2012

http://dailynewsagency.com/2012/05/04/blind-pooch-gets-guide-dog-in-heartwarming-tale/

2012-05-13

ウィーンにも「猫カフェ」

ウィーンに「猫カフェ」
2012年05月08日 16:06 発信地:ウィーン/オーストリア AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2876768/8907622

[ウィーン 7日 ロイター] 
<オーストリアの首都ウィーンで、
同国初となる猫カフェが今月4日にオープンし、賑わいを見せている。

店主はウィーン在住の日本人、石光貴子さん(47)。
店の名前はシンプルに「NEKO」とした。
衛生面の問題をめぐってウィーン市と3年にわたって交渉を重ね、
ようやくオープンまでこぎつけたという。

店内にいる5匹の猫は、
いずれも動物保護施設から譲り受けたものだが、
今ではこのカフェで来店した客とじゃれ合ったり、
気持ちよさそうに昼寝をしたり、と思い思いに過ごしている。>
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE84704020120508

2012-05-10

高円寺のボルボル4

先月、ボルボルに行きました。

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ベリーダンスがあって、とても素敵でした!
kotobuki
http://yaplog.jp/belly_kotobuki/

2012-05-09

ウイグルの民族音楽と民族衣装

初台のウイグル料理屋さんで売っていた
ウイグルの楽器本とか、民族衣装本とか、
民族音楽のDVDとかです。

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新疆民族衣飾図集?
新疆民族衣装研究所? 新疆人民出版社 2009
伝統衣装から、図案、帽子や装飾品、文化、現代のファッションまで、
オールカラーの写真が一杯!
各地のイスラーム建築の写真も!
あいにく、文字は中国語とウイグル語(アラビアごかと思ったら)のみですが、
素晴らしい本です!

Uighur Musical Instruments
Tursunjan Litip, Ilshat Tursun
Kashgar Uighur Press 2006

やはりオールカラーで
各楽器の写真を詳細に!
細密画やキジル千仏洞石窟寺院の図版も!
素晴らしいです!
英語と中国語とウイグル語

DVD
阿瓦提 多浪 木○○
新疆音像出版社

DVDも中国語とウイグル語で、
訳がわかんなかったのですが、
伝統音楽らしいとしか。
お店の人に聞いたら、しばらく考え込んで、
「ムカーム」だとだけ。

以前、民族音楽のCDを借りまくった時に、
「ムカーム」という言葉は聞いたことがあり、
ウイグルの伝統音楽の様式だということは知っていたのですが、
それ以外は不明。

とにかく見てみたら、
結婚式や宴会、お祭での演奏風景が延々と続いてました。

Uighur Musical Instruments
を眺めていて、 ふと、
木○○(字が出ない…上下が一字になったものと、女ヘンに母)
が「ムカーム」だと判明。

阿瓦提の文字を調べてみたら、
阿瓦提はアーバード県だと判明!
中華人民共和国新疆ウイグル自治区アクス地区に位置する県。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%E7%9C%8C

そこに多浪郷という村があることも判明!
地名だったのですね!

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タリム川
<ホータン川とアクス川があり、
アーバード県附近で合流、アーバード県より下流をタリム川と呼ぶ。
語源は古代テュルク語で、“沙の中の水”の意。>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%A0%E5%B7%9D

mapa_uigur_awadjpg.jpg


字の出ない「木○○」がムカームのこと。
<「ムカーム」という言葉は、
古代・ウイグル・クチャートハル語の「maka-yame」(マカヤーム。
別名チュンナグマ)という意味になります。
アラビア語の程度や場所を表す「meqam(ムカーム)」と同音で、
ウイグル語で「muqam」または「偉大なる歌舞音楽」と表現されています。>
<そのウイグル人が誇る民族の伝統芸術の中に、
「ウイグル十二ムカーム」があります。
これはウイグル古典文学、民俗音楽そして舞踊を組み合せた
一種の総合的な舞台芸術ともいえるもの。>
http://blog.silkroad-j.lomo.jp/?eid=1318540
シルクロード日誌-日本シルクロード文化センターのブログ

で、何とか、「ムカーム」の文字、見つけました。
「木卡姆」

2012-05-08

タクラマカン砂漠のお酒

カンカのお酒 天然砂漠人参
というのが何だろうと気になったので、
ちょっとだけ調べてみました。

<カン力はハマウツボ科ニクジュヨウ属の寄生植物です。
タクラマカン砂漠に生育する紅柳という植物の根に寄生して
水や養分を吸い取り成長します。

カンカの産地は、シルクロードで有名な中国・新疆ウィグル自治区の
タクラマカ砂漠南部ホータン地区です。
現地では、「砂漠人参」呼ばれ健康長寿の砂の宝として
古来から常用されてきました。>
http://muratshop.cart.fc2.com/userpage?id=36270
さいたま市桜区の本格ウイグル料理店シルクロードムラト
http://www.silkroad-murat.com/
JR埼京線南与野駅より
埼玉大学行バスにて北町バス停で下車して5分程、
国道463号線をくだる。

もう一軒、あったんですね。
2008年開業だそうです。

シルクロード・タリムは2010年開店なので、
埼玉の方が古いんですね。

kanka.jpg

「管花ニクジュヨウ」と言うそうです。
http://www.yomeishuhonpo.jp/item/item02_004.html
(養命酒本舗)

養命酒本舗で今、人気の商品なんだそうです。

<カンカは、古来より「健康長寿の源」として愛されており、
スライスして羊肉と煮込むカンカ鍋や
お酒に漬け込んだカンカ酒、カンカ茶など 様々な形で食されてきたとか。

ホータンは過酷な環境の砂漠と共存しているにもかかわらず、
100歳を越えるお年寄りが多く暮らしており、
寝たきりのご老人がほとんど皆無と言われている。
健康長寿のこの様子は、シルクロードの奇跡と呼ばれている。>
http://www.eishin-corp.com/business/health/kanka/
(栄進商事-砂漠人参「カンカ」を取扱うパイオニア企業)

<原料栽培・抽出・加工の量産を一手に行う
産地ホータンの現地企業との独占販売契約に基づいて、
日本国内にカンカ100%原料エキス粉末を提供。>

す、素早い!日本企業!

2012-05-07

初台のウイグル料理屋 2

ここは内装も、なかなか素敵でした。
透かし彫りが素晴らしい!

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2012-05-06

初台のウイグル料理屋1

以前から気になっていた初台のウイグル料理屋さんに
ようやく行ってきました。

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えらく美味しかったです♪
ウズベク料理によく似ていて、懐かしかったです。
5人で行ったので、けっこう色々と食べられました。
金曜だったので予約して行ったのですが、満席でした。

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ダイコン サラダ(トゥルップ ハミセイ)

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ゆば(湯葉) サラダ(プルチャック ウユツミス ハミセイ)

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ポロ-ウイグル風ピラフ

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トゥギレ-水餃子(手作り)

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シシ カワプ-羊肉の串焼き

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トホ コルミス-鶏肉辛口炒め(大皿鶏)

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小松ゴマ油炒め(マイリク イエスベレク コルミス)

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タリム ラグメン-タリム特上あんかけ麺(手打ち麺)

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チュチュレ-ウイグル ワンタンスープ

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タリム カワ ナン-ウイグル風カボチャパイ

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トホ カワプ-ウイグル風焼鳥

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ベレンゲ カワプ-ポテト カワプ

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カザン カワプ-鍋カワプ

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タリム コルマ チョップ-ウイグル風焼きうどん

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オグズ チャイ(薬草茶)

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キズル グリチャイ-バラの紅茶

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ミワ.グリ チャイ-花果茶、
大変、美味しかったです。
お茶が10種類もあって、お酒より高い。でも美味しい。
とはいえ、ポット1杯で、皆で2~3杯は飲みましたので。

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カンカのお酒 天然砂漠人参 
これはあまり味がしなくて、不思議な飲み物でした。

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デザート(MAROZHNA)、ヨーグルト(QETIQ)

ウイグルの楽器本とか、民族衣装本とか、民族音楽のDVDとか、売ってました。

シルクロード・タリムウイグルレストラン
http://www.oasis-tarim.com/foods/index.html

ウイグル料理は、
クミン、コリアンダー、唐辛子、花椒、フェンネル、カルダモンなどが
使用されるそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB
各種薬茶もあり、
シナモン、クローブ、クミン、胡椒、ショウガなどの植物を加工して作るもので、
健胃、消化促進、血行促進、保温、覚醒などの効果があると信じられているそう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E6%96%99%E7%90%86

ウイグルの食文化についてはこんなサイトもありました。
ウイグルの暮らしと文化~マレビトの目から見たウイグル~
新疆瓦版-ウルムチまでは何マイル?
http://home.m01.itscom.net/shimizu/yultuz/uighur/culture/index.htm

2012-05-03

ジョン・カーター

「ジョン・カーター」見てきました!
IMAX 3Dで!
いやあ、面白かったです!

実は色々と噂を聞いて、かなり不安があったのですが、
見に行った友人が、別モノとして見る分には、すごく面白い!
(バローズと武部さんは期待するな。別物のSFとして見ろと)
とにかく見ろ!は絶賛するので。はい。

IMAX 3Dで見るのがお薦めですね。
本当によく出来ていました。
背景も、飛行機も。

背景はイランのヤズト郊外の砂漠に雰囲気が似ていて、
でもロケは
<アメリカのユタ州
青い水をたたえた全長298Kmもの人造湖レイクパウエルが
幻想的なイス河のロケ地
ユタ州の壮麗な自然や、その中に築かれた視界の限りまで続く広大なセット。
そこで撮影したものにポストプロダクションでデジタル技術が加えられ、
バルスームの壮大な景観が生み出されていった。>
http://www.disney.co.jp/johncarter/production-notes.html
なのだそうで。

デジャーソリスの衣装は、
最初に出てきたロングドレスの方が好みです。
デジャーソリスは確かに
武部さんのデジャーソリスでもなければ、
バローズのデジャーソリスでもない。
(それはジョンカーターもそう)
でもこれでもいいわあ。
戦うデジャーソリスも素敵です。

ジョンカーターは情けなさ過ぎ。
真面目すぎ。

飛行船がすっごく気に入りました!

話もよく出来ています。
出来すぎなくらい。
でも面白かったです。

こんなに面白いのに、
なんでそんなに当たらなかったんだろう?
と思うくらい。

タイトルがよくなかったのではと、思ったり。
地味すぎですよね。
誰も知らないし。
ジョンカーター?誰?それ?
食べられるの?(笑)

別の友人も言ってましたが、
やはり日本では、せめて
「火星のプリンセス」にすべきだったと。
内容はともかく、とにかく、コンセプトとしても。

http://www.disney.co.jp/johncarter/

<「ターザン」でも知られる小説家エドガー・ライス・バローズが
1912年に発表したSFヒロイックファンタジーの古典的名作
「火星のプリンセス」(創元SF文庫刊)を、
「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」のアンドリュー・スタントン監督が
自身初の実写作品として映画化したアクションスペクタクル。>
http://eiga.com/movie/53180/

加筆
まあ、我々が面白いと思うんだから、古いんじゃない?
とは一緒に見に行った友人のコメント。
作り方が中途半端?
傑作なのは、薦めてくれた友人のお言葉。

「パローズの火星シリーズの世界とは、
ゆかりはあっても縁は無い世界。
あれは、バローズの「火星シリーズ」の物語ではない。
なにしろ、SFなんだもん。
バローズの「火星シリーズ」の本質は、
SFじゃなくて、古典的なヒロイックファンタジーなんだ
という部分はあまりに違っていて。

ほんとによく出来てる。
バローズじゃない、ということ以外には(笑)
何ひとつ欠点はないと思う映画。

大体さぁ……「どうして火星に行っちゃったか」
なんてまともに考えてはダメなのよ、パローズは。
そういう意味では、すご~くまじめに考えてしまったんだなぁ、
と思うし、よく作ってあるし。
でも、それって必要ないからっ!、みたいな。(笑)

考えてみたら、ピクサーの「ファインディング・ニモ」とか「ウィリー」とかの監督さんだから、
文明批判・ヒューマニズム・ストーリーの完成度はお約束だったので、
そういう意味で「良い出来た映画」は当然だったのだけれど、
問題は、その三つは「火星のプリンセス」にはどれも必要ないもので、
混ぜるな・危険、だったのに、
できあがってくるまで誰も気がついてなかった、ということでは」(笑)

まあでも、武部さんの呪縛はなかなか強力で、
逃れるのは、難しいというのも、ありますよねぇ。

バローズの「火星シリーズ」は、
武部さんの絵の魅力があまりにも強くて、
もうそれ以外には考えられないほどですから。

2011/11/07 『火星のプリンセス』3 [美術展]
http://hisuirou.blog87.fc2.com/blog-entry-838.html
2011-11-06 『火星のプリンセス』2 [本]
2011-11-05 『火星のプリンセス』1 [映画]

2012-05-02

しゃべる猫?

こちらも友人に教えてもらった猫の動画。

しゃべるぬこ、しおちゃんのおむかえ集大百科
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9897227

しおちゃんとしんコロの記念日
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11377007

http://theoshio.blog63.fc2.com/
http://www.okyn.jp/

2012-05-01

けしからん猫の跳躍力

友人が教えてくれた、凄いジャンプ力の猫♪

けしからん猫の跳躍力は歪みない。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17690623?via=thumb_watch

けしからん猫の跳躍力はあなどれない。はじめての垂直ジャンプ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17430346

高速シュートを止める天才子猫ゴールキーパー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16525274

天才子猫ゴールキーパーはフェイントにも強い
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16702386

天才子猫ゴールキーパー(スーパースローモーション編
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16939624

マルチアングルで垂直ジャンプを楽しむ→sm17494918

けしからん猫の他の動画→mylist/28018791
ブログ→http://nekononyasuke.blog.fc2.com
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