2012-06-30

正倉院の楽器

気になって、図書館で見つけました。

musico_silkroad_kishibe1982.jpg

古代シルクロードの音楽 
-正倉院・敦煌・高麗をたどっ て
岸辺成雄  講談社 1982
 
<東大寺大仏開眼式に奏された楽舞には、
西域の音がしのびこんでいる。
正倉院に眠る楽器の検討から、
古代シルクロードの音楽へと遡り、
敦煌、高句麗の壁画にある楽器や、
流砂に消えた音の謎を、
豊富な資料で比較解明した
著者の半生に及ぶ研究の集大成>
(帯より)

(追記)
表紙-敦煌莫高窟壁画 薬師浄土変相図 伎楽部分
図版124
巻頭に著者撮影の
唐周文矩合楽図(しゅうぶんくごうがくず)
(宋代模写)(シカゴ美術館研究所蔵)
カラー写真
玄宗皇帝と楊貴妃の前で宮妓が演奏している図?

<唐代音楽史の研究を一生の仕事とする著者。
唐代音楽を研究するには、西域音楽を知らねばならない。
西域中道の亀茲を中心にイラン、インドに唐代音楽の淵源を求め、
一方、唐代音楽の東流した日本、朝鮮の雅楽にも資料を探った
古代シルクロードの音楽の東アジアの三つの終着点とその交流について述べた。
日本、中国、朝鮮のそれぞれの古代音楽を大観しながら、
その中の西域的要素を取り上げた>
あとがきより

中国の音楽がこれほど西域の音楽の影響を
受けていたとは思わなかったです。


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正倉院の楽器  日本の美術No.117  
阿部弘/編  至文堂 1976

<正倉院に現存する楽器の代表的なものについて、
美術工芸品としての側面に注目して解説>

(追記)
図版73+6 うちカラー16 
装飾、図像部分のアップの写真がうれしい。
巻末に、正倉院の他種の宝物に楽器演奏を表した図像例として、
墨絵弾弓に描かれた散楽図と
香印坐の花弁に見られる琵琶を奏する迦陵頻迦(かりょうびんが)


instruments_shosoin_report_nikkei1967.jpg

正倉院の楽器
正倉院事務所編集  日本経済新聞社
S43年(1967)

正倉院の楽器の
昭和23~27年の詳しい調査の報告書
200枚の図版、詳細な測量データ、実測図表付き
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2012-06-29

天平のひびき

『天平のひびき』 見つけました。
古本屋で。

instruments_shosoin_kishibe1985.jpg

天平のひびき ― 正倉院の楽器 Music gallery (1)
岸辺成雄 / 音楽之友社 1984

正倉院の楽器は18種75点あるという。
明治のはじめに修復、復元楽器が作られたりした。
詳しい調査が二度(大正9年、昭和23~27年)行なわれ、
その報告書が 『正倉院の楽器』
(正倉院事務所 (編集) 日本経済新聞社)(S43年1967)なのだという。
200枚の図版、詳細な測量データ、実測図表付き

<この報告書に基づき、各楽器の解説をより理解しやすく、
音楽的背景を、日本,中国、西域、朝鮮について述べた
手頃なものを提供したもの>とのこと。

岸辺 成雄(きしべ しげお、1912年6月16日 - 2005年1月4日)
<中国唐代音楽史の研究にすぐれた。
東洋の音楽を研究、日本における民族音楽学、比較音楽学を確立した。>

音楽の西流 サラセンよりヨーロッパへ 音楽之友社 1952 (音楽文庫
古代シルクロードの音楽 正倉院・敦煌・高麗をたどって 講談社 1982.12
天平のひびき 正倉院の楽器 音楽之友社 1984.6
江戸時代の琴士物語 有隣堂 2000.9
東洋の楽器とその歴史 弘文堂書房 1948
東洋の楽器とその歴史 アジア学叢書 大空社 2007
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E8%BE%BA%E6%88%90%E9%9B%84
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/1564849.html

色々と、気になる本を書いていたのですね。

<東大名誉教授、東洋音楽学会名誉会長
非欧米地域の音楽研究で国際的に知られ、
民族音楽学者の故小泉文夫氏ら多くの研究者を育てた。
主著に「古代シルクロードの音楽」など。>
http://www.47news.jp/CN/200501/CN2005011001002745.html

という記事も見つけ。
小泉文夫さんのお師匠さんだった人なんですね。 

<田辺尚雄が東洋音楽を論じたのは、
昭和初期にまでさかのぼる。
東洋音楽学会というものも1936年に設立されている。

その後も岸辺成雄の
シルクロードを歴史的にたどった音楽史や楽器史や
林謙三の東洋楽器論があったが、
小泉文夫が世界の民族音楽の研究を一般化するまでは、
ほとんどアジア音楽を語る者はいなかった。>

(参考¶いまは音楽之社の「東洋音楽選書」があって助かる。
古くは、田辺尚雄『東洋音楽論』1929(春秋社)、
田辺尚雄『東洋音楽史』1940(雄山閣)、
岸辺成雄『東洋の楽器とその歴史』1948(弘文堂)、
林謙三『東アジア楽器考』1973(カワイ楽譜)、
吉川英史『日本音楽の歴史』1965(創元社)など。
やはり小泉文夫の本から入られるのがいいと思う。)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0041.html
松岡正剛の千夜千冊
第四十一夜【0041】2000年4月27日『アジア音楽史』柘植元一・植村幸生編

というのも見つけ。
こういう流れの初期にいた人なんだなあと。

2012-06-28

アラベスク模様の世界 

これも最近、見つけた本です。

arabesque2000shotom.jpg

アラベスク模様の世界 
中近東・イスラムの祈りと幻想  
渋谷区立松濤美術館 展覧会図録no.93、
2000年

A4版198頁
カラー図版120頁 モノクロ図版16頁
アラベスク模様の世界(福井泰民)
イスラムの美術工芸-生活とデザイン(杉村棟)
中近東のイスラム陶器とタイル-アラベスク文様とイスラム陶器(岡野智彦)
アラビア書道概説(本田孝一)
並河萬里の世界(吉川奈津子)ラスター彩と私(加藤卓男)
吉田左源二の仕事とアラベスク模様(福井泰民)
アラビア文字の美(吉田左源二)
アラビア書道芸術と私(本田孝一)
作品リスト・地図・年表・文献

2000/08/01~2000/09/24
<本展ではアラベスクをイスラムの装飾美術と広く捉えて、
さまざまなジャンルの工芸美術作品の中から
人間描写をも含んだ装飾デザイン作品を多数紹介します

並河高里氏のイスファハン、トプカプ官殿、アルハンブラ官殿の写真作品
約30余点でイスラムの建築装飾を紹介=
イランのラスター彩やトルコのイズニーク陶器など
各種のイスラム陶器約80点のほか様々なタイル作品70点を中心に
カーペット約20点などの染織品を加えて構成します

今回は、幾何学模様、動村1物模様などの他に、
これまで本格的に紹介されることのなかった文字模様にも焦点をあてます
コーランを著したアラビア語は神の言葉として神聖視されました、
アラベスク模様の中で、初期の力強いクーヒー体や、優美なナスヒー体などと
呼ばれる様々な美しい書体で描かれた文字模様やイスラム書道は
独自の美的世界を形成しています.
アラビア文字やベルシャ文字でデザインされた陶器、タイルなどを紹介します=

本展はイスラムの建築写真、陶磁器、タイル、
カーペット、写本、現代書道作品など
200点余の関連作品を陳列して、
アラベスク模様によるイスラム美術の華麗で幻想的な
様式美の世界を鑑賞していただきます>

2012-06-27

ハリリコレクション2

日本のコレクションについて、
面白い記事を見つけたので。

2011年11月7日
NHKの番組にイギリスのハリリコレクションが紹介

<ハリリさんという方は、本当にすごい方で、
明治時代の工芸品の一級品といえるような作品だけを収集されています。

真葛焼に関しても、
海外の博覧会に出品されたり、皇室などに献上されたりしたような作品と
同等クラスの真葛焼ばかり80点以上を収集しており、
この本ではそれらがカラーで掲載されています。

作品も全て大型の花瓶が中心で、
この本で初めてみるような作品ばかりでした。

またこの本はとても大きく、その大きさにも驚かされます。>

http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2008-09-01
「目指せ!眞葛博士」 眞葛香山 横浜眞葛焼 2008-09-01
真葛焼 文献紹介 
「ナセル・D・ハリリコレクション―海を渡った日本の美術 (第5巻 〔上〕) 」
同朋舎出版 (1995/10)

その番組は

『極上美の饗宴:世界が驚嘆したニッポン(3回シリーズ)』
 NHK-BSプレミアム、
 イギリスの実業家:ナセル・D・ハリリ氏のコレクション。

 ~2011年11月07日:謎の巨大香炉/ 鋳金家・鈴木長吉
 ~2011年11月14日:幻の赤を追う/ 七宝家・安藤重兵衛
 ~2011年11月28日:絵画を超えろ/ 漆芸家・柴田是新
  

~以下NHKホーム・ページより記事転載。

< 世界を驚嘆させた知られざる日本の美がある。
 19世紀後半の明治の美術工芸品。
 現代では再現不可能とされる超絶技巧と細密美は世界最高峰といわれる。
 しかし多くが外国向けに作られたため国内では忘れられた存在だった。
 その幻の作品群をなんと1000点以上集めた世界最大級のコレクションがある。
 所蔵するのはイギリスの実業家:ハリリ氏。
 今回初めてハリリ・コレクションの撮影許可を得て、
 日本のテレビ初公開の傑作の数々を紹介。
 私たちがまだ知らない工芸ニッポンの姿を探る。

 【第1回は鋳金】
 小さな物が多いコレクションの中で一際眼を引く巨大な銅の香炉がある。
 高さ2.8メートル。
 3体の恐ろしい鬼が鷹が舞い降りた大きな香炉を捧げ持つ。
 作ったのは鋳金家・鈴木長吉。
 鬼気迫る鬼たちの表情、迫真の筋肉表現、
 そして過剰とも言える装飾性。
 当時欧米の人々はこのリアルな作品が鋳金によるものとは信じられなかったという。
 一体どうやって作ったのか?
 天才鋳金家・鈴木長吉の職人魂。
 そして明治期の工芸家が世界に挑んだ作品の裏側を探る。

 【第2回は七宝】
 明治10年頃からの30年間。
 日本では美しい色彩と宝石のような輝きを持つ精緻で華麗な作品が次々に生み出された。
 多くが欧米の市場をターゲットに作られ最高峰の美として世界を驚嘆させた。
 ヨーロッパの研究者はこの磁器を“七宝のゴールデンエイジ”と呼ぶ。
 それをリードしたのが尾張(愛知県)の七宝家たち。
 気の遠くなるような試行錯誤を繰り返して七宝の色を出す釉薬を開発。
 中でも尾張で生まれた赤透(あかすけ)というまるでルビーのような透き通る赤は、
 現代の技術でも作り出すのが極めて困難な「奇跡の赤」である。
 ハリリ・コレクションに所蔵された赤透作品と、
 それを手がけた七宝家・安藤重兵衛の生涯を通して、
 七宝のゴールデンエイジを花開かせた色彩への執念と、
 そこから生まれた技の秘密を探る。

 【第3回は漆芸】
 漆芸家の柴田是真にスポットを当てる。
 日本画家としても活躍した是真はその作品の大半が海外にあるため、
 日本の美術史上からは忘れられた存在になっている。
 しかし欧米では、
 一、二を争う人気作家。
 その作風は外国人受けをねらったものではなく江戸っ子らしい粋(いき)な図柄に、
 よく見ると超絶技巧が隠れているというものだ。
 同時代の職人たちとは違い下絵から実際の漆芸品の制作まで一人ですべてを行った。
 その存在は現代のアーティストとも通じる。
 19世紀初めに生まれた是真が明治維新を迎えたのは61歳のとき。
 江戸の町職人だった是真はどのように新時代に向き合ったのか?
 その葛藤の姿を漆を使って描いた「漆絵」など、
 ハリリ・コレクションの名品を見ながらひも解く。
 時代が変わっても決して変わることがなかった、
 是真の普遍的な美とその職人魂に迫る。>
 
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/397c8b8ed1d920c59bf02a90e1b3831f
mimi-fuku通信
『極上美の饗宴:世界が驚嘆したニッポン』(ハリリ・コレクションの工芸)
2011-11-08

だったそうです。 
で、日本語版の本は、

『ナセル・D・ハリリ・コレクション(全5巻:8冊)』
 ~海を渡った日本の美術(同朋舎出版:1995年)~
 第1巻:論文篇
 第2巻:金工篇(上)、(下)
 第3巻:七宝篇
 第4巻:漆芸篇(上)、(下)
 第5巻:陶芸篇(上)、(下)

ところが、原本だと、全6巻7冊

MEIJI NO TAKARA - Treasures of Imperial Japan;
Vol I Selected Essays, 1995
Vol II Metalwork Parts One & Two, 1995
Vol III Enamel, 1995
Vol IV Lacquer Parts One & Two, 1995
Vol V Ceramics Part One: Porcelain, 1995
Vol V Ceramics Part Two: Earthenware,1995
Vol VI Masterpieces by Shibata Zeshin, 1995

いえ、ちょっと気になっただけです。

ちなみに日本語版は
東京では、国立国会図書館と都立中央図書館、東京都立多摩図書館、
23区では足立区と練馬区の図書館に全巻揃っているようです。

それから、各地の県立図書館でも、
埼玉県立久喜図書館、栃木県立図書館、
宮城県図書館、札幌市中央図書館、
新潟県立図書館、石川県立図書館、
愛知芸術文化センター愛知県図書館、三重県立図書館、
大阪府立中央図書館、神戸市立中央図書館
広島市立中央図書館、広島県立図書館
香川県立図書館
福岡市総合図書館 、福岡県立図書館
大分県立図書館
に全巻あり、

山形県立図書館 (5件)、鳥取県立図書館 (4件)
横浜市中央図書館 (6件)、川崎市立中原図書館 (1件)
大阪市立中央図書館 (6件)
に数巻あるようです。

2012-06-25 ハリリコレクション

2012-06-26

オリエント の美術

古代オリエントの方も、気合、入りまくりです。

asia occidental_arte_s_toyo16_tanabe.JPG

西アジア 世界美術大全集 東洋編16
田辺 勝美 (編集), 松島 英子 (編集)
小学館 (2000/01)466ページ
カラー口絵299点、挿図349点

asia central_arte_s_toyo15tanabe.JPG

中央アジア 世界美術大全集 東洋編15
田辺 勝美 (編集), 前田 耕作 (編集)
小学館 (1999/02)450ページ
『先史時代から8世紀ごろまでの
中央アジアの美術をおもに年代順に扱っている。
扱うおもな地域は、カザフスタン、キルギスタン、
タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、
アフガニスタン、およびパキスタン北部、
中華人民共和国の新疆ウイグル自治区、南ロシアと南シベリア。

ロシア、ウズベキスタン、トルクメニスタン、
タジキスタン、パキスタン、インド、
中国、新彊(しんきょう)ウイグル自治区と、
地球の三分の一に渡る地域に 7年、10次に及ぶ
取材、撮影を敢行、鮮明カラーと最新の研究成果で
編集された中央アジア美術の決定版!!』

『東西文明交流の道、シルクロード。
中央アジアの美術はこの大道沿いに花開いた。
仏像発祥の地ガンダーラの美術、スキタイの黄金美術、
交易の民ソグドが遺した壁画など、
さまざまな民族が遺した多様な美術を紹介。』

india02_arte_s_toyo14_.JPG

インド(2) 世界美術大全集 東洋編14
肥塚 隆 (編集), 宮治 昭 (編集)

<インド中世(9~19世紀9のヒンドゥ、イスラーム美術の粋を収録。

インド古典文化の黄金文化・グプタ朝の滅亡をもって古代は終焉した。
インド中世美術を扱う本巻は、
仏教美術の最後を飾るパーラ時代の多様な図像表現、
エレファンタやエローラの石窟芸術、
天空にそびえるカジュラーホのヒンドゥー教寺院の高塔と官能的な彫刻の輪舞、
デリーをはじめ、南インドやデカン高原に遺るヒンドゥーとイスラーム建築の諸相、
ムガル時代を中心とする細密画と工芸美術の華麗な色彩世界を再現。
 このほか、スリランカ、チベット、ネパールなどの美術もあわせて紹介。
昨年、建国50周年を迎えたインド政府の全面的協力のもとに、
累計6次、約250日間の撮影、現地取材を敢行。
鮮明な新撮カラー480点余による、これまでに例をみないボリュームの一巻。>

2012-06-25

ハリリコレクション

ハリリコレクションというシロモノがあります。

islam_arte_khalili_expo2010.jpg

The Arts of Islam:
Treasures from the Khalili Collection
Rogers, J. M.  
Overlook Press 2010. 400 pages

カラー図版650点以上
2万点のうち500点を厳選
メッカの絵だ!と見つけたもの。
ハリリコレクションの特別展のカタログでした。

Arts War_Khalili Collection21.JPG

以前、武器の本を見つけました。
確か何処かから、シリーズのパンフレットが送られてきて、その中にあったのです。
随分、すごいコレクションだな~と思った記憶があります。

The Arts of War:
Arms and Armour of the 7th to 19th Centuries
(The Nasser D. Khalili Collection of Islamic Art, Vol 21)
David Alexander ,
Oxford Univ Pr (Sd) 1993

今回ちょっと調べたら、立派なサイトもあって、
英語のウィキのページも立っていました。

去年、日本のコレクションのTV番組もNHKでやっていたらしいです。
アブダビの特別展に行った人のブログもありました。

エスファハーン生まれのイラン人だったとは!
コレクションの総数は約25,000に及び、中でも
イスラームのコレクションは20,000点!
日本美術コレクションは、1500
エナメルが1,200
スペインの象嵌細工(ダマスキナード)もあるそう。

<アブダビのエミレーツ・パレス(Emirates Palace)では、
1月23日から4月22日まで、
世界最大規模で非常に稀少なイスラムアートの展示会
「The Arts of Islam: Treasures of the Khalili Collection」
(イスラムのアート―ハリリ・コレクションの至宝)が開催されている。
7世紀の初期イスラム時代から20世紀初めまでの
イスラム世界の広範なアート作品500点以上が展示されている。

ハリリ・コレクション(Khalili Collection)は、
イランの学者、コレクターで篤志家のナセル・D・ハリリ(Nasser D Khalili)氏が、
東は中国から、インド、イラン、中東、北アフリカ、スペインにおよぶ
広範囲の芸術品を40年間にわたって収集したもの。
今回の展示会では、約50ものムスリム国の作品が紹介される。
テーマも宗教から科学、詩、文学、カリグラフィー、
絵画、建築、装飾芸術など幅広い。
これまで公にされたことがなく、今回初めて展示される作品も多い。>
http://dubai.cafe.coocan.jp/topics/archives/2008/02/post_1008.html
ドバイ日和 2008年2月 7日イスラムアートの展示会

http://www.khalili.org/
http://en.wikipedia.org/wiki/Nasser_Khalili

2012-06-24

イスラーム美術4

最近の大型本。
とにかくこれは凄いです!
気合入りまくり!
写真も解説も!
大きくて重いのが難点…。

islam_arte_s_toyo17sugimura1999.jpg

イスラーム, 世界美術大全集 東洋編, 第17巻,
杉村 棟 編. (1999), 小学館,
<466ページの大型美術書。
主要な王朝・帝国別に章立てし、
潤沢な図版と共にイスラーム美術全体を解説。
代表的な作品の大部分を申し分のない品質で
見ることができる。
ムガル帝国は対象外(第14巻)。>

<本巻では、シンプルで複雑なイスラームの世界が生み出した
美術の全貌を網羅するため、
中近東・北アフリカ諸国を中心に幾多の現地取材を敢行。
メトロポリタン美術館(米国)、ベルリン国立博物館、大英博物館、
エルミタージュ博物館(ロシア)等の欧米諸国の博物館のみならず、
トプカプ宮殿博物館(トルコ)、イラン・バスタン博物館、
シリア国立博物館、クウェート国立博物館等が所蔵する
工芸品、細密画などの名品の数々の貴重な影像や、
スペイン、イラク、イラン、モロッコ、チュニジア、
シリア、エジプト、トルコ等の各地に散在する
華麗で荘厳なイスラーム建築の最新映像を含む
豊富なカラー図版を収録。
近年、進境の著しいイスラーム美術研究の成果を
ふんだんに取り入れた解説で、体系的かる平易に紹介する。』>

こちらはアメリカの美術館の全集。
けっこういいコレクションです。

islam_arte_metropolitan10.jpg

メトロポリタン美術全集 第10巻 イスラム,
メトロポリタン美術館
日本語版監修:杉村 棟
東京: 福武書店, 180ページ、(1987),

7‐13世紀、アラブ帝国とイスラム帝国
13‐16世紀、地中海沿岸のイスラム諸国
14‐17世紀、イラン世界
15‐18世紀、オスマン・トルコ帝国
14‐17世紀、インド

<フルカラーの大型美術書。
 同美術館の所蔵品の写真とその解説
(従って建築にはほとんど触れていない)。
ステュアート・キャリー・ウェルチによる
序文「イスラムの美術」(pp.7-19)あり。>

2012-06-23

イスラーム美術3

最近、ようやく手頃な本が出るようになりましたね。
(昔は美術全集でしかなかった…)

islam_arte_masuya2009.jpg

すぐわかるイスラームの美術 建築・写本芸術・工芸
桝屋友子 (2009),
東京: 東京美術, 151ページ、フルカラー。

<ブルーム & ブレア 2001の訳者による入門用の小著。
重要な概念と作品を多数の図版つきでコンパクトに押さえている。>

islam_arte_kobayashi2004.jpg

『アラビアン・ナイト』の国の美術史——イスラーム美術入門,
小林, 一枝 (2004),
東京: 八坂書房, 169ページ。
<『千夜一夜物語』の引用を解説する形で
分野別に章立てしイスラーム世界の文化と美術を解説。>

islam_arte_Blair Bloom masuya2001.jpg

世界の美術 イスラーム美術,
ブルーム, ジョナサン; ブレア, シーラ; 桝屋友子(翻訳)
東京: 岩波書店, (2001), 447ページ、フルカラー。
<ファイドン出版社(英語版)による美術書シリーズの訳書。
イスラームの歴史を3つの時代に大別し、
それぞれの時代の建築・写本・織物・装飾美術を章立てして解説。>
Blair, Sheila; Jonathan, Bloom (1994) ,
The art and architecture of Islam 1250-1800,
Yale University Press

イスラム美術wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E7%BE%
8E%E8%A1%93#CITEREF.E5.B0.8F.E6.9E.972004

2012-06-22

ペルシア美術2

ペルシアの細密画本を探してひっかかったもの。

persia_golden age_canby2003.JPG

The Golden Age of Persian Art: 1501-1722
Sheila R. Canby
The British Museum
British Museum Press (2003)
147カラー 33モノクロ図版
1998年に催されたサファヴィー朝時代の
美術と建築の国際学会の成果をまとめたもの?

Shah Abbas_remarking_canby2009.JPG

Shah Abbas: The Remaking of Iran
Sheila R. Canby
The British Museum 2009
2009年の特別展のカタログ
240 図版

islam_art_detail_canby2005.jpg

Islamic Art in Detail
Sheila R. Canby
The British Museum, 2005
Harvard University Press,Massachusetts,

Shah 'Abbas isfahan_welch_1973.JPG

Shah 'Abbas and the Arts of Isfahan - Anthony Welch
An Asia Society 1973
1973-74年ニューヨークのアジア・ハウス画廊と
マサチューセッツのフォッグ美術館での特別展
(アメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学に付属する美術館。)

2012-06-21

コーラン 写本の美

細密画と密接な写本の世界。
ここでもようやく手頃な本が出ました。

kuran_ookawa.jpg

図説 コーランの世界 写本の歴史と美のすべて
大川 玲子
河出書房新社 (2005)

本物はため息が出るくらい綺麗です!

2012-06-18

細密画の世界5

細密画といえば、この小説?
まだ読んでないんですが…。

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わたしの名は「紅」 Benim Adım Kırmızı
オルハン パムク , Orhan Pamuk ,
和久井 路子 (翻訳)
藤原書店 (2004/11)

最近、新訳が出て、好評のようです。

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わたしの名は赤〔新訳版〕 (上)(下)
オルハン パムク , 宮下 遼 (翻訳)
(ハヤカワepi文庫)早川書房; 新訳版 (2012/1/25)
<1591年冬。オスマン帝国の首都イスタンブルで、
細密画師が殺された。
その死をもたらしたのは、
皇帝の命により秘密裡に製作されている装飾写本なのか…?
同じころ、カラは12年ぶりにイスタンブルへ帰ってきた。
彼は件の装飾写本の作業を監督する叔父の手助けをするうちに、
寡婦である美貌の従妹シェキュレへの恋心を募らせていく
―東西の文明が交錯する大都市を舞台にくりひろげられる、
ノーベル文学賞作家の代表作。
国際IMPACダブリン文学賞(アイルランド)、
最優秀海外文学賞(フランス)、
グリンザーネ・カヴール賞(イタリア)受賞。

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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
パムク,オルハン
1952年、イスタンブル生まれ。
イスタンブル理工大学で建築を学んだ後、
イスタンブル大学でジャーナリズムの学位を修得。
その後、コロンビア大学客員研究員としてアメリカに滞在した。
1982年発表のデビュー作『ジェヴデット氏と息子たち』(未訳)が
トルコで最も権威のあるオルハン・ケマル小説賞を受賞。
その後に発表した作品もトルコ、ヨーロッパの主要文学賞に輝き、
世界的な名声を確立する。
1998年発表の『わたしの名は赤』は世界の有力紙誌で激賞され、
国際IMPACダブリン文学賞を受賞>

インドの細密画についての本で、
面白そうなのがありました。

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インド ミニアチュール幻想 (文春文庫)
山田 和 文藝春秋 (2009/11/10)

<『知られざる魯山人』(2007年文藝春秋)で
「大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞した山田和。
その彼が、1974年から四半世紀にわたって
インドのミニアチュールの美を求め続けた旅を綴った。
猛然たる勢いで進む近代化、商業化の波のなかで、
失われていく伝統と人びとの心を書き残した傑作。ついに文庫化。

*8世紀からの系図をもつバラモンの一族。
画家に転職したのは1194年。彼らになにがあったのか?
*絶滅したと思われていた伝統的細密画家。最後のひとりが著者に語ったこととは?
*個人美術館を建てる狂おしい夢にとりつかれ、破滅した美術館館長
*打打発止の末に自信をもってつかんだ贋作。胡散臭い商人たちとの虚々実々。
*総点数100点を超える現地写真・ミニアチュール図版で説きあかされる。
*単行本上梓から13年。彼らのその後を報告する新章書き下ろし! >

2012-06-17

細密画の世界4

そう言えば、以前紹介した中にもありましたね。

miniatur_grube.jpg

トプカプ・サライ・コレクション「イスラムの絵画」
解説エルンスト・J・グルーベ/フィリズ・チャアマン/ゼレン・アカライ
杉村棟∥訳
写真-並河萬里/オットー・E・ネルソン/トプカプ・サライ博物館
平凡社1978 
Islamic painting : Topkapi Sarayi collection
Grube, Ernst J.

初期~薬物誌
セルジューク~ワルカとグルシャー
イルハン~集史、饗宴図、風景、王書、
ムザッファルとシャラーイル~王書、狩猟図、昇天の書、
14~15世紀中央アジア~シヤーカラム派? 動物、天使、悪魔、デルヴィシュなど
ティームール~歴史集成、カリーラとディムナ、ハムザ
オスマン~肖像画、ハムザ、セリーム・ナーマ、
     スルタン・バヤズィード年代記、スレイマン・ナーマ、
     偉業の書、勝利の書、諸王の王の書
     フマーイユーン・ナーマ、占いの書、集成、系譜の書など

09/01/18 『バビロン展』のカタログとミニアチュール本

persianpaintingwelch1976.jpg

Persian painting
: five royal Safavid manuscripts of the sixteenth century
Stuart Cary Welch
王書
ミール・アリー・シール・ナヴァーイ選書
ハーフェーズのディワーン(選書)?
ニザーミーのハムサ(五部集)
ジャーミーのハフト・アウラング(七王座)

11/11/16 ペルシアの細密画

2012-06-16

細密画の世界3

なので、インド細密画にはあまり興味はなくて。
でもまあ、インド細密画もペルシア細密画の影響のもと、発展したと聞き、
参考になるかなと、思っているこの頃。
何の参考になるかというと、風俗です。
服装とか、色々。

でも最初に見つけたのは、インド細密画の本でした。
でもよく見ると、かなり貴重な本だったようです。

miniatur_agakhan_canby_.jpg

Princes, Poets and Paladins:
Islamic and Indian Paintings from the Collection
of Prince and Princess Sadruddin Aga Khan
Sheila R. Canby
British Museum Press (1998)
150カラー、7モノクロ図版
アガ・ハーン・コレクション特別展のカタログ

モンゴル、ティームール、トルクメン
サファヴィー、アフシャール、ザンド、カージャール
オスマン、
ムガール・インド、デカン・インド、
他のインド学派とネパール
Sikh シーク教徒

それからトルコの。
これはデパートの古本市で呼ばれた本。
これもかなり貴重な本!
やはり図版がすべて、手作業で貼ってあって、
すごく手がかかって、大変丁寧に作ってあって、
とても素敵な本です♪

miniatur_topkapi_Ipsiroglu1980.JPG

Masterpieces of the Topkapi Museum:
Paintings and Miniatures
Mazhar Ipsiroglu (著)
Thames & Hudson Ltd (1980)
50カラー図版

初期のバグダッド派 8
 キターブ・アル・バイタラ(蹄鉄術の書)、デ・マテリア・メディカ(薬物誌)
 ワルカとグルシャー、ギリシア派、カリーラとデムナ、
イルハーン時代のペルシア 5
 ラシード・アッディーンの集史、ミーラージュ・ナーマ(昇天の書)、王書、
ジャラーイル朝 7 王書、風景画
ティームール時代のペルシア、10
 カリーラとデムナ、ハムゼ、群像画、ポロの絵
ティームール時代のトルキスタン 8 : siyah qalem
オスマン時代 12
 ヒュネル・ナーマ(偉業の書)、王の王書、スール・ナーマ(祭の書)、
 スィヤール・アンナビー(預言者の生涯)、肖像画

その後、ドイツはベルリンのペルガモン美術館で、
本物を見た時には、感嘆しました!
本当に綺麗なんですもの~♪

2012-06-15

細密画の世界2

昔は細密画にはさして興味はなかったのですが、
イランの歴史を調べているうちに、
モンゴル時代のラシードウッディーンの『集史』
という本があると知り、古い細密画の書物だと聞いて、
でももちろん日本語は出ていなくて、
集史の挿絵が見たくて、細密画を探すようになり…。

miniatur_tresure_skira.jpg

Persian Painting (Treasures of Asia S.)
Ed;Arbert Skira, text;Basil Gray 1961

イルハーン時代のモンゴル様式
14世紀シーラーズとイラン伝統
ティームール時代1400-1450
1415-1503 シーラーズ派
1452-1510 ヘラート派
シャー・タフマースプのサファヴィー派
ブハラ派と他の地方派
後期サファヴィー派

Arbert Skira が企画、編集したTreasures of Asia シリーズ
大英博物館の東洋骨董の学芸員Basil Grayが解説
イラン、テヘラーンのグリスタン宮殿図書館の館長、
トルコ・イスタンブルのトプカピ宮殿図書館の館長、
トルコ・イスラーム美術館の館長の協力のもと。
80点のカラー図版が手作業で貼り付けられている。
当時としては、相当高そうな本。

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Persian Painting (Eastern Art S.)
Sheila R. Canby
Interlink Books,Massachusetts, 1993
40カラー、50モノクロ図版

ペルシアの画家の材料と道具
実験の時代 14世紀
古典主義と活性 15世紀
壮麗な統合 1500-1576
強調の変化 1576-1629
長い衰退 1629-1722
ヨーロッパ風の趣向 1722-1924

という感じで、解説本のようです。

2012-06-14

細密画の世界1

ペルシア細密画の日本語の本がある?
偶然見つけて、
芋づる式に、インド細密画の本へ。

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ペルシャ細密画の世界を歩く
浅原昌明 幻冬舎ルネッサンス(2011/4/20)

第1章で、イラン世界の歴史
第2章、著者がイラン世界の都市を訪ねての印象
第3章、細密画に描かれたテーマ。古典文学や歴史書の挿絵
第4章、ペルシャ細密画の発展の歴史

<サーサーン朝ペルシャの美術を継承し、
9世紀にギリシャの科学文献の挿絵として始まったペルシャ細密画。
13世紀にはモンゴル人の侵略により中国美術の影響も受けるなど、
数多くの民族の侵入と文化交流により発展した。
ゾロアスター教からイスラム教へと続く
独特の文化が凝縮された作品、厳選75点を掲載 >

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インド細密画への招待 (PHP新書) [新書]
浅原 昌明 PHP研究所 (2008/8/19)

<十六~十九世紀、インドの宮廷で栄えた細密画。
そこには、神話や歴史、文学、音楽、
折々の季節や自然が、色とりどりに描かれている。
経典の写本にルーツを持つ細密画は、
ヒンドゥー教やイスラム、ペルシャの影響を受け、
王朝の興亡とともに多様な展開を経て、今もなお人々に愛されている>

miniatur_india_asahara01.jpg

インドの細密画を訪ねて〈上〉
―細密画が描かれた王国の宮殿・遺跡と美術館探訪

<15世紀頃から19世紀にかけての中世インドで盛んに描かれた細密画(ミニアチュール)。
上巻では、細密画の描かれた地域別流派ごとにゆかりの地を調査>

miniatur_india_asahara02.jpg

インドの細密画を訪ねて〈下〉
―細密画が描かれた王国と細密画の発展の歴史
浅原 昌明 新風舎 (2006/09)

<ヒンドゥー教のインドにイスラム教徒が侵入し、
相互に影響し合って発展し、花開いたインド・ミニアチュールの世界。
下巻では、各王国の盛衰の歴史を紐解き、
当時の政治・文化の情勢を浮き彫りにしながら、
そこで描かれた細密画の特徴と発展の経緯を詳細に解説する>

miniatur_india_hatanaka.jpg

印度細密画 (京都書院文庫・アーツコレクション NO.52)
畠中 光享 1997年

<畠中 光享(はたなか こうきょう、1947年 - )
奈良県出身の日本画家。
インドから日本にいたる仏教の展開に造詣が深く、
作品もインドの風俗や仏伝(ブッダ釈尊の伝記および思想)をはじめ、
仏教を題材にしたものが多い。
また、インドの細密画や染織品のコレクターとしても知られる。wiki
インドの美術、特に絵画・染織・彫刻などの研究者でもある。>

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インドの細密画 上野照夫、
中央公論美術出版、1975(S50)
四六判 158頁 
最初にイランの細密画の解説が25ページある。

<上野照夫 うえの-てるお
1907-1976 昭和時代の美術史学者。
明治40年10月22日生まれ。昭和26-46年京大教授。
インド美術,とくにヒンズー教美術の研究で知られた。
徳島県出身。京都帝大卒。
著作に「インドの美術」「インド美術論考」「法隆寺」など>

2012-06-11

シルクロードの楽器

このシリーズ、最初に見つけたのはこれ。
その後、あんなに出ていたとは、知りませんでした。

MUSAEA JAPONICA 4
シルクロードの響き ――ペルシア・敦煌・正倉院
柘植元一 遠藤徹 薦田治子 尾高暁子 
堀 晄 宮下佐江子 勝木言一郎 芳賀 満
2002年 山川出版社

<西アジアで生まれた音楽文化は、
シルクロードを通り、はるばる海を越えて奈良の都まで伝えられ、
日本の音楽の原点となった。
西アジア・インド・東アジアの異なった文化が交錯したシルクロードは
まさしく音の交流の道であった。
音楽にまつわる美術品や復元楽器、諸民族の伝統楽器を通じて,
古代シルクロードに鳴り響いたであろう音の交流に思いを馳せる。
同名の展覧会カタログの書籍化>

(2002年10月26日(土)から12月8日(日)
岡山市立オリエント美術館)
http://www006.upp.so-net.ne.jp/china/daiary8.html
http://www.city.okayama.jp/orientmuseum/exhibits/silkroad/silk_frame.htm
(2003年2月22日(土)~2003年4月20日(日)
古代オリエント博物館 )
http://www.museum.or.jp/modules/im_event/?controller=event_dtl&input[id]=12144
2003年4月26日(土)~6月1日(日)
新潟県立歴史博物館
http://www.nbz.or.jp/jp/kikakuten/kikakuten2003.html

instruments_silkroad.jpg

他にも民族楽器の図録としては、こんな本が。

シルクロード楽器の旅 (music gallery 34)
柘植元一 音楽之友社 (1992)

柘植元一/写真 
東京芸術大学小泉文夫記念資料室/写真

<西アジアと中央アジアおよびその隣接地域の
主要な楽器を紹介しつつ、
その構造と生成と伝播について綴る。
弦鳴楽器のカーヌーン、気鳴楽器のネイ等、
24の楽器を豊富な写真で紹介。 >

<東京藝術大学の音楽学部の教授であり、
イランのテヘラン大学へ留学し、
イランの伝統音楽の研究をした経験を持つ。
シルクロードの各地で、
楽器を演奏する地元の人の様子を撮影し紹介>
http://www.geocities.jp/silkroad_tanken/katsudou_tp16/sankou_tp24/sankou_mottotanoshiiku.html

民族楽器大博物館 [文庫]
若林 忠宏
アートダイジェスト (1999)

<著者が長年かけて蒐集してきた、
世界各国の民族楽器の中から、
楽器学的に見て重要なものを中心に400点を収載>


gakki-marr.JPG

楽器―歴史、形、奏法、構造
ダイヤグラムグループ (編集
マール社 (1992)

<世界各地に分布するさまざまな楽器を体系的に分類。
古代から現代までの歴史と変遷を豊富な図版で解説。
機能・構造・特性・奏法・合奏形態が
すべてわかる最高水準の楽器事典>


instruments_parsia.jpg

「ペルシアの楽器」図錄
浜松市楽器博物館 1997

絶版ですが、こんなものも。

浜松市楽器博物館
〒430-7790
静岡県浜松市中区中央3-9-1
Tel:053-451-1128
wakuwaku@gakkihaku.jp

ここはすごいです。時間を忘れます。

民族楽器コイズミ
〒604-8091
京都市中京区寺町御池下がる 518番地
TEL.075-231-3052
『京都市市役所駅』、5番出口より寺町商店街に
入ってすぐ本能寺門前。
http://koizumigakki.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=911355&csid=23

ここも、いいですね。
また寄りたいです。

未確認ですが、こんな本もあるようです。

instruments_shosoin_kishibe1985.jpg

天平のひびき―正倉院の楽器 (Music gallery (1))
岸辺 成雄
音楽之友社 (1984/01)

「天平の響」:
シルクロードに楽器のルーツを探る : 特別展
S60,1会期
熱田神宮宝物館編集, 中日新聞社
監修・指導岸辺成雄
熱田神宮, 1985

<雅楽楽器の源流を探って解説>

○熱田神宮宝物館『雅楽への誘いー和楽器の世界ー』
熱田神宮宝物館 H10,10会期
<こちらも、楽器の起源。
楽書の紹介を展示を交えつつ>

2012-06-10

古代ガラスと文様

このシリーズ、
以前、楽器の本を一冊見つけて、
その後、古代オリエント博物館で1、2冊見つけただけでしたが、
先日、久しぶりに大きな本屋に行ったら、
いつの間にか、いろいろ出ていました。

museajaponica0507monyou.jpg

MUSAEA JAPONICA 5 
シルクロード華麗なる植物文様の世界
古代オリエント博物館 編
山川出版社 2006年10月


古代オリエント博物館 秋の特別展のカタログ
2006年9月30日~11月26日


museajaponica0810orient.jpg

MUSAEA JAPONICA 8
古代オリエントの世界  
古代オリエント博物館 編  
山川出版社 2009年
古代オリエント博物館常設展示解説

museajaponica0306glass.jpg

MUSAEA JAPONICA 3 
古代ガラスの技と美 現代作家による挑戦 
古代オリエント博物館 編  
岡山市立オリエント美術館 編  
山川出版社 2001年

特別展「古代ガラスの技と美:現代作家による挑戦」
2001年7月14日(土)~9月2日(日)

(MUSAEA JAPONICA) 7
ユーラシアの風 新羅へ
山本 孝文 (監修), MIHO MUSEUM (編集),
山川出版社 (2009/03)

日韓共同企画展『ユーラシアの風 新羅へ』
2009年8月1日(土)~9月6日(日)
●慶州の新羅の墓から出土する資料を国立慶州博物館からお借りし、
国内のMIHO MUSEUM、岡山市立オリエント美術館からは
西アジアの金銀器やガラス器などを借用して、
新羅の黄金文化を紹介。
http://www.sa.il24.net/~aom/ten0908sinla.html

MUSAEA JAPONICA 6
シルクロードのガラス ――時空を超えた魅惑の輝き
財団法人平山郁夫シルクロード美術館=編
2007年

「平山郁夫とシルクロードのガラス展」
2008年3月15日(土)~2008年5月11日(日)
 開館30周年記念特別展第一弾として、
平山郁夫シルクロード美術館蔵のガラス器によって、
シルクロードの華ともいうべきガラスの魅力を紹介。

【平山郁夫シルクロード美術館蔵品 約250点】
古代メソポタミアのガラス首飾り、コアガラス瓶、
イランの花文装飾碗、カットガラス碗、 ローマ時代の鋳造ガラス碗、
モザイクガラス杯、吹きガラス瓶、ガラスの首飾り、
装身具、中国のガラス玉 他
http://www.sa.il24.net/~aom/moyoglass.html

MUSAEA JAPONICA 10
栄光のペルシア
平山郁夫シルクロード美術館 古代オリエント美術館=編
山川出版社 (2010)

春の特別展「平山郁夫シルクロード美術館の名品 栄光のペルシア」
2011年4月2日(土)~5月22日(日)
●平山郁夫シルクロード美術館所蔵のペルシア美術の名品を通して、
大いなるペルシアの歴史と輝かしい文明を紹介

museajaponica11_mesopotamia_.JPG
http://www.sa.il24.net/~aom/ten1104persia.html

MUSAEA JAPONICA 11
メソポタミア文明の光芒 ――楔形文字が語る王と神々の世界
平山郁夫シルクロード美術館 古代オリエント博物館=編 
月本昭男=監修 2011年

古代オリエント博物館 特別展
「古代メソポタミア文明展
 ー 平山郁夫シルクロード美術館・知の宝ー」のカタログ
     2012年3月31日(土)~5月20日(日)
平山郁夫シルクロード美術館に所蔵されている
貴重なメソポタミア関係資料を選りすぐり、
人類文明の礎を築いたメソポタミア文明を紹介。
主な出品物
イラクまたはシリア出土、紀元前3000年~紀元後5世紀
神像・護符約10点、粘土板文書約30点、印章約70点、
土製偶像約50点、青銅碗約8点、装身具約40点
http://www.sa.il24.net/~aom/ten1204meso.html

2012-06-09

古代ガラス

以前、谷一 尚先生のお話を聞いた時に、
気になって探してみた本です。
すごく綺麗でした。

tani_h_collection_.JPG

古代ガラス―H氏の場合 (京都書院アーツコレクション―ガラス (73))
谷一 尚 (著) 京都書院 (1998/05)

tani-ancientglass.jpg

古代ガラス―銀化と彩り - 谷一 尚; 里文出版 (2001/11)

ガラスの考古学 (ものが語る歴史) - 谷一 尚; 同成社 (1999/10)

世界のとんぼ玉 - 谷一 尚 里文出版; 改訂新版版 (1999/05)

正倉院への道―天平の至宝 - 米田 雄介 雄山閣出版 (1999/10)

ローマン・グラス 京都書院アーツコレクション 23 ガラス 1 
松永 伍一 著   二重作 曄 写真   出版社 京都書院 1997年05月

参考
2011-01-24
サーサーン朝のガラスとシルクロード

2012-06-06

モンゴルの歴史2

それに、モンゴルといえば、自分にとってはこの人。

sugiyama_mogolurus_.jpg

大モンゴルの世界―陸と海の巨大帝国 (角川選書)
杉山正明 角川書店 (1992)

この方もいつの間にか、新刊を出されていて…。

sugiyama_mogol_ granurus_.jpg

『モンゴル帝国と大元ウルス』
杉山正明(京都大学出版会 2004)

<モンゴル国家の基本構造、
大元ウルスの出現による帝国の変容、
世界帝国のかなめとなる首都と首都圏の問題、
さらにモンゴル時代史をめぐる文献学研究にとって
不可欠というべき碑刻・系譜・刊本・写本などについてのアプローチ。 >

sugiyama_historia_china08.jpg


中国の歴史(8) 疾駆する草原の征服者
遼西夏金元
杉山正明 講談社 (2005)

<通説をくつがえす新「中国史」
キタイからモンゴルへ 中華を凌ぐ帝国の興亡
耶律阿保機、チンギス・カン、クビライ 
遊牧民がユーラシア世界を席巻した

唐王朝を揺るがした「安史の乱」は、
600年におよぶ大変動の序奏だった。
耶律阿保機のキタイ、李存勗ひきいる沙陀、
李元昊の西夏、完顔阿骨打の金。
多極化と流動化のはてに、歴史の統合者たる大モンゴル国が浮上する。>


sugiyama_mogol_y despues.jpg

モンゴル帝国と長いその後 (興亡の世界史)
杉山正明 講談社 (2008)

<アフロ・ユーラシア視点からの歴史の再構成に挑戦。
ペルシャ語の『集史』原典の読み込み(世界史のアプローチ)、
『カタルーニャ地図』(Catalan Atlas、仏国立図書館蔵)の分析(世界図のアプローチ)、
ネストリウス派キリスト教僧侶のラッバン・サウマーによる大旅行記
(現在の地名で北京から仏ボルドーまで、一九三二年に日本語訳も)
の引用などの知見に、前諸作からの深化を見ます。>


2012-06-05

モンゴルの歴史

これは先日、たまたま本屋で見かけて。
で、調べたら、ちょっと見ぬ間に、色々出ていて…。

miyawaki_mongol.jpg

モンゴルの歴史―遊牧民の誕生からモンゴル国まで
(刀水歴史全書)
宮脇 淳子 刀水書房 (2002/10)

<中央ユーラシア草原に遊牧騎馬民が誕生(BC1000年前後)して以来、
2001年の現代モンゴル国までを通観する世界初の通史。 >

モンゴル帝国の興亡 (ちくま新書)
岡田 英弘 筑摩書房 (2001/10)
<チンギス・ハーンの誕生・ユーラシア大陸のほぼ全体の制覇から、
モンゴル人民革命党の一党独裁の放棄までを描く大叙事詩>
「インドを創ったのが、モンゴル人のムガル帝国であり、
トルコのもとになったオスマン帝国が、アナトリアのモンゴル駐屯軍が発展したものであり、
ロシアが(チンギス・ハーンの息子ジョチを始祖とする)ジョチ家の白いオルドの後継者である・・・
中央アジアのトルコ語を話すイスラム教の国々が、やはりジョチ家の後裔である・・・
モンゴル帝国は、東は韓半島・中国から、西は地中海に至るまでの、
ほとんどすべての国々を生み出した」
http://d.hatena.ne.jp/dokushonikki/20051110

モンゴル年代記 アジア史選書 009
森川哲雄 著 白帝社 2007.5

<モンゴル人の手により書かれたという年代記を紹介している。
元朝秘史以降の年代記をおよそ網羅的に紹介している。>
http://samayoi-bito.cocolog-nifty.com/mutous/2007/12/post_7cd4.html

ティームール朝成立史の研究  
加藤 和秀
北海道大学図書刊行会 1999 02

<従来ほとんど利用されなかった
ペルシャ語史書と旧ソ連邦に保存されてきた
ワクフ文書等の社会経済文書史料の全面的な利用に基づき,
チャガタイ・カン国の成立と中央集権化,
中央アジア農耕定住社会の変貌,
そしてティームール朝の形成とそれに続く
帝国への発展の過程を解明する. >

okada_historiamundo.JPG

世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統
岡田 英弘 (著) (ちくま文庫)
筑摩書房 (1999/08)

<世界史はモンゴル帝国とともに始まった!
地中海文明と中国文明の運命を変え、
東洋史と西洋史の垣根を超えた世界史を可能にした、
中央ユーラシアの草原の民の活動。
モンゴルの発展と伝統から世界の歴史を読み直す。 >

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チンギス・ハーン (朝日文庫)
岡田 英弘 朝日新聞 (1993/12)

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パックス・モンゴリカ―チンギス・ハンがつくった新世界
ジャック ウェザーフォード
Jack Weatherford ,
星川 淳 (翻訳), 横堀 冨佐子 (翻訳)
日本放送出版協会 (2006/09)

<西洋人の目からモンゴル帝国を再評価した一冊
モンゴル帝国が西洋とどのように関わり、
影響を与えたかに重点をおかれて描かれている。
西洋の騎士軍団を打ち破ったモンゴル軍の戦略や、
その後のモンゴル帝国が世界史に与えた影響など >
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4140811439/ref=cm_cr_dp_see_all_btm?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=bySubmissionDateDescending

haishhhi_mongol.JPG

モンゴルの歴史と文化 (岩波文庫)
ハイシッヒ (著), Walther Heissig ,
田中 克彦 (翻訳)
岩波書店 (2000/12/15)

<本著の価値は、モンゴル人による
モンゴル語の過去の古写本や古文書等を発掘・解析して
「モンゴル文献学」を初めて確立、
またそうしながら“「モンゴル人の歴史認識」復元”の作業過程を
そのまま開示した点、と訳者が解説

近代までの全史を貫いて民族の統一モンゴル
(今日で言えば特にモンゴルと中国内の内蒙古の統一)
待望の文脈が浮彫りになっていることが印象的>
http://www.amazon.co.jp/review/R2TAOTWNY7OBX6

2012-06-03

絵で見る十字軍物語

dore_cursider.jpg


絵で見る十字軍物語 
塩野七生 著 ギュスターヴ・ドレ 画  
新潮社 2010

これもこれで、日本で入手不可能らしい
ドレの十字軍の銅版画が~!
モト本欲しい~!!

2012-06-02

建物カット集〈1〉

maar_tatemonocut.JPG

建物カット集〈1〉ヨーロッパ・アジア
ジム ハーター (編集), Jim Harter (原著)
マール社 (1997/03)

<19世紀末に描かれた世界各地の
教会、寺院、庁舎、家屋など歴史的建物の図版が豊富に収録>
<19世紀末の本や雑誌に掲載された、
古代から近代にかけての歴史的建物の版画>

これの何がすごいって、
私が苦労して集めた、
19世紀の中東の銅版画が一杯、載っているんです~♪ 
もう、何これ!って感じですよ!

2012-06-01

アフリカ大陸歴史地図

チュニジアの歴史地図を探している時に、借りた本

アフリカ大陸歴史地図 サムエル・カスール
大陸別世界歴史地図 5 
東洋書林  2002年

atlasafrica.jpg

やはりチュニジアの隣国として、
というか、かつては一緒だったこともあり。
歴史的には切り離せない。

libia60_Area studies.JPG

リビアを知るための60章 塩尻和子
エリア・スタディーズ59 明石書店 2006

algeria62_Area studies.jpg


アルジェリアを知るための62章  
エリア・スタディーズ 73 
私市 正年 編著   明石書店 2009年

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