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2015-03-01

イランの小説

かと思うと、イランのこんな小説も。

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サフラン・キッチン
(新潮クレスト・ブックス)
/ヤスミン・クラウザー
新潮社 (2006/8/30)

< マリアムには娘も知らない過去があった。
イランの都市マシャドの邸宅に要人の娘として生まれ、
ある出来事をきっかけに、父によってイギリスへと送られたのだ。

英国人青年を夫とし、平穏な家庭を築いてきたマリアム。
だが40年を経て、かたく封印してきた懐かしくも忌まわしい過去を辿る旅に出る。
遥かなる故郷と引き裂かれた恋人への思い。
長い年月をともに過ごしながら残された夫の哀しみ。
そして、揺れる母をみつめる娘のまなざし。
イラン系英国人作家によるデビュー長篇。

クラウザー,ヤスミン
イラン人の母とイギリス人の父のもと英国に生まれる。
オックスフォード大学、ケント大学に学び、
シンクタンク、サステイナビリティー社に勤務。
企業コンサルタントのかたわら、35歳で『サフラン・キッチン』を執筆。
2005年、ロンドン・ブックフェアにおいて、各国の出版社の注目を集め、
ドイツ、イタリア、オランダなどでの出版が早々に決まり話題となる

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柘榴のスープ
マーシャ メヘラーン Marsha Mehran
白水社 (2006/06)

流血のテヘランから逃れた美しき三姉妹、
アイルランドの田舎町で開いた、ペルシア料理店のお味は?
官能と癒しの郷土料理、運命の出会いと恋、そして感動の結末へ…。
イラン系女流作家による、世界的ベストセラー小説。

出版社からのコメント
~ 主人公は両親を亡くした、テヘラン生まれの美しき三姉妹。
1970年代の終わり、イラン・イスラーム革命に揺れる祖国を脱し、
ロンドンに渡り、やがてアイルランドの田舎町でペルシア料理店バビロン・カフェを開く。

しかし、差別や偏見、恋愛や憎悪、複雑な人間関係に巻きこまれ、
三姉妹は思いもかけない運命に翻弄されてゆく……。

 若き三姉妹はそれぞれ~~性格が異なり、生き方も違うが、
共通しているのは、明るさと智慧と勇気で困難を乗り越えてゆく、快活さと軽みだろう。
そうした三姉妹の成長物語を、作家はユーモアと生彩あふれる筆致で描いている。

 また、官能的で香気高いペルシア料理のイメージ、
ペルシアの装飾品・日用品に特有の美しい輝きが、
随所に宝石のようにちりばめられている。
鼻をくすぐるス~~パイスの匂い、ローズウォーターのロマンチックな香り、
新鮮なハーブの爽やかな芳香、
キッチンに充満する湯気と料理する娘たちの熱気、
調理器具がたてる音……臨場感たっぷりの描写が五官を刺激する。

 また、各章冒頭にペルシア料理のレシピが掲載されていて、
それが物語の展開と深く関わっているのも楽しい。
もちろん、自分でその料理を作って、味わって~~みるのも一興だろう。
 
世界13か国で出版されているベストセラー小説。
作家も三姉妹同様、数奇な運命をたどったテヘラン生まれのイラン人で、本書がデビュー作。~

メヘラーン,マーシャ
イラン革命直前、テヘランに生まれる。
80年代、家族とともに動乱から逃れて、アルゼンチンに渡る。
両親がブエノスアイレスで中東風カフェを営み、
メヘラーンは同地のスコットランド系の学校で教育を受ける。
アメリカ、オーストラリア、アイルランドで暮らし、
現在はアイルランド人の夫とともにニューヨーク在住。
『柘榴のスープ』で小説デビュー
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