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2017-09-05

「シンゴジラから1年…」

こんなのやったんですね!
行きたかった!

<本日、東京都港区虎ノ門にて開催された『研究者メディアカフェ』というシンポジウムにて観客として参加しました。
テーマは「シンゴジラから1年 日本の防災と危機管理」。
こういうイベントは復習すると知識が(自分比)2.5倍くらい根付くので、以下つらつら呟きます。
#研究者メディアカフェ
たられば‏ @tarareba722 2017年8月26日
https://twitter.com/tarareba722/status/901459383208493056

第一話者 後藤隆昭さん(内閣府防災担当)災害時に政府はどういう仕組みで対応するのかを解説。
相変わらずのわかりやすいスライドとトーク。
今回は特に「防災制度がどういう経緯で出来上がったか」を解説。
阪神淡路が東日本大震災に、東日本大震災が熊本に、それぞれ「制度」に生かされていると実感。

特にスライドが充実しており、えー、あとでください。
民主主義国家においては、「防災」においても
「国民が(他の諸々の社会制度と折衷しながら)作り上げていくものなのだ」というのがよくわかる発表でした。

第二話者 山口昇さん(東日本大震災時の内閣官房災害担当参与/元陸将)
自衛官としてバリバリ現場の叩き上げ(ヘリ乗り)から内閣官房での総理提言までやったガチな「現場の人」。
めっちゃ面白い話でしたが、特に感動したのは「政治家によって、状況によって、会議室はデザインされるべき」という話。

「ボードはどこにどういうものが必要で、コピー機は何台どこに必要で、何より会議室はどこのビルの何階で」と。
マジか。防災ってそこからか。
というより「軍人の考えるシステム」ってこういうこと(準備が大事ということですね)かと、
じーんとしました。政治家になってくんないかな。

中村宏治さん(編集者、演出家、モデラー)
シン・ゴジラの「ここがちょっと変だった」と言う係。
特に示唆深かったのは「蒲田くんと品川くんと鎌倉くんはどういう理屈で同一個体だと認定されたのか。
普通あれは親子だと認識するのでは」と
「なぜゴジラは東京を目指していると推定したのか」。なるほど。

「途中に入る柔らかい話」として最適だった。
順番を考えた人と、役目をきっちり自覚して果たした中村さんすごい。
懇親会二次会ではお世話になりました。あんまり話に乗れなくてすみません。次回ぜひ。

第四話者 坂本圭子さん(国立環境研究所)
諸君、我らが尾頭ヒロミは環境省ではなく環境研にいたぞ。
外来生物の専門家。
固有種の脅威であるアルゼンチンアリの根絶に成功した大功労者なるも、
そのメソッドを記した論文の発表日にヒアリ上陸報道。
なんて日だ。研究者として侵入種と戦う毎日に応援を。
「侵入する種をすなわち根絶すべきだとは考えていません」という話や、
「ヒアリ判定キットの頒布見通し(製作のメドはもうついていて、あとはどう頒布するかという状況だそうです)」の話、
面白かったです。あと最近はミツバチを研究しているとのこと。応援したい。

最終話者 宇野賀津子さん(放射性生物学者)
「さまざまな見方はあれど、福島の原発事故で、放射線が原因による死者はいないといえる」、
「逃げるリスクと動かすリスクを計れ。
少なくとも高齢者は、逃げる場所が定まるまで動くべきではないと考える」と、
あまりにも実践的であまりにも重い提言が連発。

恥ずかしながら初めて知った放射線生物学という学問分野に、
目から鱗がバシンバシン飛び出しました。
すごい。面白い。
特に「生物はしたたかだ、癒えるんだ、という要素を、放射線物理学はもっと勘案してほしい」という話、
悶絶するほど面白かったです。


まとめ/このイベントすばらしすぎる。
なぜ無料なのか理解できなかったら、笹川財団がスポンサードしているそうです。
すげえ。笹川財団の好感度まで上がりました。
議事録か動画があれば楽勝でお金出します。
ヤバ研マジヤバい。ありがとうございました。また行きたい! 事務局の皆様お疲れ様でした!!>
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