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2020-09-29

気になる本のメモ

帝国航路(エンパイアルート)を往く――イギリス植民地と近代日本
(シリーズ 日本の中の世界史)
木畑 洋一 岩波書店 (2018/12/19)

<「開国」後の1860年代から1950年代に至るまで,
多くの日本人がイギリス帝国の支配下の航路を辿り,ヨーロッパへと渡った.
シンガポールやインド,エジプトなど様々な地域の状況にふれ,
帝国支配の様相を自らの視線でとらえた彼らの経験や思索を通して,
帝国主義世界体制の中での位置を模索する近代日本の姿に迫る. >
https://www.iwanami.co.jp/book/b427311.html

海の上の世界地図―欧州航路紀行史
和田 博文 (著)
岩波書店 (2016/1/23)

<アジア・中近東・地中海の異なる風土や文化に触れながら、
差異や落差の意味を反芻していくのが、かつての欧州航路の旅であった。
寄港地では、列強によって分割された世界地図を意識し、自らのアイデンティティを確認する。
使節や船員、文学者、美術家たちの紀行から浮かび上がってくるのは、近代日本の一世紀の歩みである。>
https://www.iwanami.co.jp/book/b261358.html

シリーズ 日本の中の世界史 3
中島敦の朝鮮と南洋--二つの植民地体験
小谷 汪之 岩波書店 2019/01/17

<「李陵」「光と風と夢」などで知られる作家・中島敦は,
少年期を日本統治下の朝鮮で過ごし,
のちに南洋庁編修書記としてパラオ諸島に赴任した経験を持つ.
これらの体験は,中島の表現,作品世界にどう反映され,どのような意味を持ったのか.
中島の二つの植民地経験を追体験することを通じて,戦争と植民地支配をめぐる諸問題を問い直す. >
https://www.iwanami.co.jp/book/b431793.html

〈海賊〉の大英帝国 掠奪と交易の四百年史
(講談社選書メチエ)
薩摩 真介 講談社 (2018/11/11)
<イギリスは貿易と戦争、そして「掠奪」で世界の海を制したのだった! 
最強の海洋帝国と荒くれ者たちが動かした歴史を描く驚異的論考! 
注目の若手研究者が、大きな歴史のうねりと、海の男たちの苦闘とを多層的に、鮮やかに描き出す。
大海原の波濤の向こうに、誰も知らない世界史があった!

暴れまわる掠奪者たちを、法という鎖で縛り猟犬として飼い慣らしたイギリス政府は、新大陸・大西洋世界への進出競争や重商主義による貿易抗争を、「管理統制された掠奪」によって有利に進めんとした。
海が世界史を転回させる舞台となった16世紀から、自由貿易が重商主義にとってかわる19世紀まで、軍人、海賊、政治家、商人たちの野望うずまく歴史のダイナミズムを活写する。
スペインの船や植民地を荒らしまわる「掠奪世界周航」をやってのけナイトの称号を得たフランシス・ドレイク、ジャマイカを根城にカリブ海で掠奪をくりひろげる「バッカニア」、インド洋や紅海への掠奪行を敢行する「紅海者」、北米の植民地と深く結びつく海賊たち……
彼らはいかに「活躍」したか? 海軍や政府は彼らの力をどう利用したか? >
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000317537


地中海の十字路=シチリアの歴史
講談社選書メチエ
藤澤 房俊【著 講談社(2019/06発売)

<長靴の形をしたイタリア半島に蹴り上げられるように、地中海に浮かぶ最大の島、シチリア島。
マフィアの故郷として知られ、人気の観光地でもあるこの島は、現在はイタリア共和国の一部となっているが、
しかし、古くからここは「イタリア」だったわけではない。
文明の先進地域・地中海とヨーロッパの歴史を常に色濃く映し出し、多様な文化と宗教に彩られてきたシチリア島。
その3000年に及ぶ歴史を描き出し、シチリア島から世界史を照射する。
シチリアの覇権をめぐって最初に争ったのは、古代ギリシア人とフェニキア人だった。
その後、ローマの「最初の属州」となり、ローマ帝国の穀倉となった。
中世にはイスラーム勢力が柑橘類の栽培や灌漑技術を導入し、当時の先端文明と通商ネットワークをもたらしたが、
北フランス出身のノルマン人たちがこれを屈服させて「シチリア王国」を建て、栄光の時代が訪れる。
さらにドイツのホーエンシュタウフェン家、
フランスのアンジュー家の支配が続き、
ヴェルディのオペラで知られる「シチリアの晩祷事件」を境に、アラゴン・スペインによる「長く、暗い時代」に入る。
フランス革命期にはイギリスの保護下に置かれるが、
19世紀にはイタリアの統一運動、すなわちリソルジメントに巻き込まれ、イタリアに併合されていく。
絶え間なく侵入した「よそ者」と、宗教・文化の交錯の過程で、シチリア人の誇り高いアイデンティティは形成された。
そして今、北アフリカから小さなボートで「新たなよそ者」が押し寄せているシチリアは、まさにグローバル化した世界の台風の目となっている。>
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000323091

シルクロード世界史
講談社選書メチエ
森安 孝夫
2020年09月11日

<近代世界の覇権を握った西洋文明を相対化し、西洋中心史観と中華主義からの脱却を訴える、白熱の世界史講座。
近代以前の世界では、中央ユーラシア諸民族の動向が、歴史を動かしていた。
騎馬遊牧民はどのように登場し、その機動力と経済力は、いかに周辺諸国家に浸透していったのか。
シルクロードのネットワークを媒介とした「前近代世界システム論」とは。
ソグド人やウイグル人のキャラバン交易や、キリスト教の最大のライバルだったマニ教の動向などを、
ユーラシア各地に残る古文書、石碑の読解から得たオリジナルな研究成果をもとに解明していく。
そこから見えてくるのは、あらゆるモノは歴史的所産であり、文化・言語・思想から、政治・経済活動まで、すべては変化し混ざり合って生み出され、純粋な民族文化や普遍的な国家など存在しない、という真実である。
さらに、近年日本で発見されて世界的な注目を浴びるマニ教絵画から、日本伝来の史料で明らかになるシルクロードの実像まで。「興亡の世界史」シリーズ最大の話題作『シルクロードと唐帝国』の著者による、待望の書下ろし。>
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000344839


都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る
講談社選書メチエ
小泉 龍人
2016年03月11日

<「都市の起源」を探究することは、文明の起源を知ることである。
従来、「世界最古の都市」とされてきたエリコ遺跡は、近年、その「都市説」が見直されている。
本書では、イラクのウルク遺跡と、シリアのハブーバ・カビーラ南遺跡を「世界最古」の有力候補とし、
さらに、メソポタミア各地の遺跡を検討。
「都市はどのように誕生したのか」「なぜ、西アジアに最初の都市が生まれたのか」を探っていく。
人の移動、すなわち「よそ者」の流入を契機に快適な生活空間への工夫がなされ、同時に人々の「格差」が生まれるまでを解明する。>
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000195582
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