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2021-10-30

過去のスーパー台風の教訓

やっと観ました。
なかなか興味深かったです。
観測・予測の記録が残っていたシーボルト台風。
強風と豪雨 と高潮による被害の甚大さ
観測の重要性~観測と防災体制のはじまり?
鍋島藩の復興もすごかった。
室戸台風では、学校の迅速な避難が生死を分けた。
避難訓練のはじまり
ハザードマップの生みの親が伊勢湾台風だった。

<1828(文政11)年9月17日から19日にかけて、
日本の過去300年間で最強とされる最低気圧900hPa、最大風速50メートルの猛烈な台風が九州に上陸した。
たまたま、日本の科学の発展に大きな貢献をした
オランダ商館付のドイツ人学者・シーボルト(1796~1866)が長崎に滞在していて、
この時の気圧や気温を観測していた。
シーボルトが帰国しようと乗り込んでいた船は台風のために大破した。
船の積荷から外国へ持ち出すことが禁じられていた日本地図が発見され、
シーボルトは出島に禁固されて幕府の取調べを受け、翌年、国外追放・再来日禁止の処分を受けた。
世にいう「シーボルト事件」である。
後の気象史家は、この時の台風を「シーボルト台風」と名付けた。

鍋島直正(なべしま なおまさ)は、江戸時代末期の大名。
第10代肥前国佐賀藩主。
儒者(朱子学者)古賀穀堂(こが こくどう / 1778~1836)らを用い、
フェートン号事件(1808年)による警備費用の負担増や
シーボルト台風(子年の大風)(1828年)の被害などで財政破綻状態にあった
佐賀藩の財政を再建させ一躍佐賀藩を雄藩にした人物。「佐賀の七賢人」の一人。

役人削減とともに藩政機構を改革し、
出自に関わらず有能な家臣を積極的に登用させ、
西洋文化の積極的な移入をはかり、
磁器・茶・石炭などの殖産興業にも努め、
同時に藩校弘道館を拡充し優秀な人材を育成する教育改革を行い、
藩の近代化の先駆けとして、将来にわたる佐賀藩の財政再建と軍備の近代化を成功させた。>
防災意識を育てるWEBマガジン
https://shisokuyubi.com/bousai-kakugen/index-785

<・関西圏を中心に木造校舎倒壊が相次ぐ中、
登校時間帯での生徒管理の困難さや集団行動に不慣れな小学校低学年での死者多発の一方、
迅速な避難による無事確保の事例を残し、学校での安全性を高める契機になった昭和9年室戸台風

工業化での地下水汲み上げによる地盤沈下のある新興住宅地に
高潮が押し寄せて被害が甚大になった昭和34年伊勢湾台風>
https://ameblo.jp/kawas63/entry-12684969563.html

英雄たちの選択 0707
日本を襲った“スーパー台風”~今に活かす歴史の教訓~」


<毎年、台風の猛威にさらされる日本。
歴史に残るスーパー台風と先人たちはどう格闘してきたのか?
天災は繰り返す。
想定外の災害に備える叡智(えいち)を歴史から学ぶ。

江戸時代の佐賀藩を襲ったシーボルト台風。
雄藩への足掛かりを築いた復興の秘策とは?
昭和9年の室戸台風では学校校舎が次々に倒壊、大勢の児童・教員が死亡した。
災害避難のあり方を探る。
戦後最悪の高潮被害をもたらした伊勢湾台風。
浸水被害を予測した地図はなぜ活かされなかったのか?
想定外の災害に備える叡智を歴史から学ぶ。>
https://www4.nhk.or.jp/P5901/x/2021-07-07/44/25633/2371014/
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