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『執権』

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細川重男『執権-北条氏と鎌倉幕府』
(講談社学術文庫)2019年
原本は、2011年3月『北条氏と鎌倉幕府』講談社選書メチエ

もうちょっと詳しく
読みました~!
面白かったです~!
出た時に興味があって、買って、一度は読み始めたのだけど、
ちょっと自分の予備知識がなさすぎて、途中で挫折してました。
でも今回、改めて読んだら、面白くてするするっと。

「承久の乱で仲恭天皇を廃位し後鳥羽・土御門・順徳の三上皇を配流(流刑)した「究極の朝敵」、第二代執権北条義時と、
蒙古帝国の侵略を撃退した「救国の英雄」第八代執権、北条時宗」

義時の描写と伝説が生まれた過程と時代の要求が大変面白い

「クソ親父!オレたちを騙して、ダチを殺させたな!」

「義時は追討宣旨を蒙りながら承久の乱に勝利した。
これは当時の王朝貴族にとってはあってはならない驚天動地の事態。
貴族たちは眼前の現実を受け入れるため、必死で先例を探したのではないだろうか。
追討宣旨を蒙って助かった先例
やっと見つけた先例が武内宿禰」

「天皇を倒した人物」は特別でなければならなかった
だから武内宿禰(義時)と神功皇后(政子)の化身、生まれ変わりである必要があった
しかも八幡神(源氏の氏神・関東の守護神)の神命によって(『古今著聞集』)
そして子孫の得宗家は「関東の武内宿禰」の直系で、
鎌倉将軍の後見の正統の家であるという鎌倉幕府支配の論理的根拠となるという

そして蒙古襲来を受けて立ち向かわなければならなかった時宗と周囲の壮絶な覚悟と戦い

なかなか感動的でした。

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アシーン

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