2023-09-10
『アフリカ探検物語』
資料編です~アフリカ探検本としては~

那須国男
『アフリカ探検物語』(現代教養文庫)1986
ポルトガルのエンリケ王子、ヴァスコ・ダ・ガマ、
ムンゴ・パーク、ニジェール川流域の究明、トンブクトゥの探求
東アフリカ探検、
「白ナイルの水源地究明に挑戦した人々」、「リヴィングストンの魅せられた活動」、
「スタンリーの探険と征服」
フロベニウス、アンリロートまで、盛り沢山
「「本格的アフリカ探検の祖でピンチには地元女性に助けられまくり(=もてもて)な英国人」とか
「イスラム教徒に変装し、幻の街トゥンブクトゥから生還した無学なフランス青年」
「中国での布教が夢だったのに、アヘン戦争でアフリカに回されちゃって、そのまま大探険家になり、しかも家族連れで探検してる男(=リヴィングストン)」ら、個性的でパワフル&ロマンティックな男たちの列伝となります。時系列に沿って記載されてるので、わかりやすい上に面白い~。
バートンはスピークとともに「第Ⅶ章白ナイルの水源究明に挑戦した人々」に登場。つーても「愛と野望~」を見てもわかるようにバートンは病気でほとんど寝てるので主人公はスピーク。彼のナイル水源探しにおける大きな業績が良くわかるのでお奨め 」
http://tanizoko2.hp.infoseek.co.jp/burton.html
那須 国男 1917-
「太平洋戦争時中ヴェトナムの日本大使館に勤務。
戦後、『個性』『人間』編集次長。1949年「還らざる旅路」で芥川賞候補。
フランス語の翻訳などしたのち、アフリカ評論家となる。 」
『アフリカの誘惑』(ダイヤモンド社) 1977.9.
『アフリカ探険物語』(社会思想社、現代教養文庫) 1986.4.
『アフリカを知るための10章』(第三書館) 1994.7.
『アフリカ全史』(第三文明社) 1995.2.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%A3%E9%A0%88%E5%9B%BD%E7%94%B7

R・A・スケルトン
『図説探検地図の歴史 大航海時代から極地探検まで』原書房 1991(1986)
→図説 探検地図の歴史 (ちくま学芸文庫) – 2019
Skelton, Raleigh Ashlin
Explorer's maps:chapters in the cartographic record of geographical discovery
第1部 東洋への道(マルコ・ポーロと地図製作者たち/ インド諸国へのポルトガル人の航路)/
第2部 西方への道(カタイか、新世界か?/16世紀の新世界)
第3部 北方への道(北東航路/ 北西航路)
第4部 香料諸島とカタイ(香料諸島をめぐるヨーロッパ諸国の争い/ 17世紀と18世紀の"極東")
第5部 南海(南海のスペイン/ オランダの南の大陸探求/ ジェイムズ・クックと太平洋地図の作図の作製)
第6部 大陸と極地(北米の海から海まで/ アフリカの河川/ 19世紀の極地方)
「世界はいかに“発見”され、認識されていったのか。マルコ・ポーロの『東方見聞録』から、コロンブスら探検家たちによる大航海時代、ジェームズ・クックによる太平洋の島々の発見、19世紀の極点制覇まで。
大英博物館地図室長をつとめた地理学史家が、貴重な歴史的地図約220点に沿って探検史・地図史を詳述した、世界全史と言うべきものが本書である。
幻の土地を求めて未知の海を進み、冒険を重ねた人類の知―それが徐々に全地球を覆っていく地理的発見の歴史を、多彩なエピソードと共に余すところなく描きだす。」
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480099600/
レイリー・アシュリン・スケルトン(Raleigh Ashlin Skelton、1906 - 1970)
「イギリスの地図学史研究者で、特にヴィンランド・マップ (Vinland map) の真正性を証明しようと努めたことによって知られている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3
https://en.wikipedia.org/wiki/Raleigh_Ashlin_Skelton
ちくま学芸文庫で出直したんだ!
探検史の本はこちらにも
2018-06-02 アフリカ大陸探検史

アンヌ・ユゴン
『アフリカ大陸探検史』「知の再発見」双書29 創元社 1993
監修: 堀信行(地理学者)
Hugon, Anne
L'Afrique des explorateurs vers les sources du Nil
とにかく当時の図版がカラーで満載というのが素晴らしい
目次-未知の世界/ナイルの水源を求めて/リヴィングストンの伝道の旅/大森林のなかで/探検家という職業
さらに料編として堀信行先生の「アフリカ探検地図を読む-探検家の見た夢と現実」がページ数としても2/3を占めていて、
大変貴重なのです。
アンヌ・ユゴン(1965 - )
「アフリカ探検史を専門とするフランスの歴史家。博士号
パリ大学 1 パンテオン・ソルボンヌ大学で講師。Institut des mondes africains (アフリカモンス研究所)のメンバー
彼女は特に19 世紀と20 世紀のガーナの歴史の研究に専念
『L'Afrique des Explorers I: Vers lessource du Nile』
探検家のアフリカ [I]: ナイル川の源流を目指して
バートン、スピーク、グラント、ベイカー、スタンリー、リヴィングストンだけでなく、ブラザ、マーチャンド、メアリー・キングズレーなどの探検家の世界を考察しています。— 装備、同行した人々、旅行のロジスティクス、目的地を選択した理由について説明します。タイトルが示すように、この本の主な焦点はナイル川とコンゴ川の探検にあります。
L'Afrique des explorateurs [II] : Vers Tombouctou, Paris, Gallimard, coll. « Découvertes Gallimard » (no 216)
第 2 巻「探検家のアフリカ II :トンブクトゥに向けて」は 1994 年にリリースされました。
その中で著者はトンブクトゥと、ムンゴなど西アフリカの強力な王朝を発見した旅行者に焦点を当てています。
2003 年にLe mystère dessources du Nil (「ナイル川源の謎」)というタイトルのドキュメンタリー映画化されました。
1994年に公開された本書の続編『Vers Tombouctou : L'Afrique des explorateurs II』も、同名のドキュメンタリー映画化されている。」
https://fr.wikipedia.org/wiki/Anne_Hugon
https://en.wikipedia.org/wiki/Anne_Hugon#External_links
https://en.wikipedia.org/wiki/Institut_des_mondes_africains
“L'AVENTURE HUMAINE : Le mystère dessource du Nil” (PDF) . pro.arte.tv
http://download.pro.arte.tv/archives/fichiers/01783613.pdf
"Vers Tombouctou, l'Afrique des explorateurs". africultures.com
https://africultures.com/films/?no=4800
え? 2冊目も出ているの? 欲しい!
え? 映像もあるの? 観たい!
堀信行 1943年 -
「地理学者、理学博士。研究ではフィールドワークを積極的に行いアフリカなどを探検する。
世界的なサンゴ礁学者として知られるほか、アフリカの熱帯地域の環境変遷、人間と自然の関係論や風土論・景観論などを探求」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E4%BF%A1%E8%A1%8C
他にも
図説 航海と探検の世界史
マリアノ・クエスタ=ドミンゴ (著), 増田 義郎 (翻訳), 竹内 和世 (翻訳)
原書房 (1995
世界探検家列伝―海・河川・砂漠・極地、そして宇宙へ―
ロビン・ハンベリ=テニソン編著 (著), 植松靖夫 (翻訳)
悠書館 2011
リチャード・バートン:発見に取り憑かれた男
ジョン・ハニング・スピーク:ナイル川の水源発見
デイヴィッド・リヴィングストン:アフリカ沿岸を行く
ヘンリ・モートン・スタンリー: 大英帝国の下僕
ビジュアル版 世界の探検大百科
英国王立地理学協会 (編集), RGS= (編集), 荒俣 宏
東洋書林 2011

那須国男
『アフリカ探検物語』(現代教養文庫)1986
ポルトガルのエンリケ王子、ヴァスコ・ダ・ガマ、
ムンゴ・パーク、ニジェール川流域の究明、トンブクトゥの探求
東アフリカ探検、
「白ナイルの水源地究明に挑戦した人々」、「リヴィングストンの魅せられた活動」、
「スタンリーの探険と征服」
フロベニウス、アンリロートまで、盛り沢山
「「本格的アフリカ探検の祖でピンチには地元女性に助けられまくり(=もてもて)な英国人」とか
「イスラム教徒に変装し、幻の街トゥンブクトゥから生還した無学なフランス青年」
「中国での布教が夢だったのに、アヘン戦争でアフリカに回されちゃって、そのまま大探険家になり、しかも家族連れで探検してる男(=リヴィングストン)」ら、個性的でパワフル&ロマンティックな男たちの列伝となります。時系列に沿って記載されてるので、わかりやすい上に面白い~。
バートンはスピークとともに「第Ⅶ章白ナイルの水源究明に挑戦した人々」に登場。つーても「愛と野望~」を見てもわかるようにバートンは病気でほとんど寝てるので主人公はスピーク。彼のナイル水源探しにおける大きな業績が良くわかるのでお奨め 」
http://tanizoko2.hp.infoseek.co.jp/burton.html
那須 国男 1917-
「太平洋戦争時中ヴェトナムの日本大使館に勤務。
戦後、『個性』『人間』編集次長。1949年「還らざる旅路」で芥川賞候補。
フランス語の翻訳などしたのち、アフリカ評論家となる。 」
『アフリカの誘惑』(ダイヤモンド社) 1977.9.
『アフリカ探険物語』(社会思想社、現代教養文庫) 1986.4.
『アフリカを知るための10章』(第三書館) 1994.7.
『アフリカ全史』(第三文明社) 1995.2.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%A3%E9%A0%88%E5%9B%BD%E7%94%B7

R・A・スケルトン
『図説探検地図の歴史 大航海時代から極地探検まで』原書房 1991(1986)
→図説 探検地図の歴史 (ちくま学芸文庫) – 2019
Skelton, Raleigh Ashlin
Explorer's maps:chapters in the cartographic record of geographical discovery
第1部 東洋への道(マルコ・ポーロと地図製作者たち/ インド諸国へのポルトガル人の航路)/
第2部 西方への道(カタイか、新世界か?/16世紀の新世界)
第3部 北方への道(北東航路/ 北西航路)
第4部 香料諸島とカタイ(香料諸島をめぐるヨーロッパ諸国の争い/ 17世紀と18世紀の"極東")
第5部 南海(南海のスペイン/ オランダの南の大陸探求/ ジェイムズ・クックと太平洋地図の作図の作製)
第6部 大陸と極地(北米の海から海まで/ アフリカの河川/ 19世紀の極地方)
「世界はいかに“発見”され、認識されていったのか。マルコ・ポーロの『東方見聞録』から、コロンブスら探検家たちによる大航海時代、ジェームズ・クックによる太平洋の島々の発見、19世紀の極点制覇まで。
大英博物館地図室長をつとめた地理学史家が、貴重な歴史的地図約220点に沿って探検史・地図史を詳述した、世界全史と言うべきものが本書である。
幻の土地を求めて未知の海を進み、冒険を重ねた人類の知―それが徐々に全地球を覆っていく地理的発見の歴史を、多彩なエピソードと共に余すところなく描きだす。」
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480099600/
レイリー・アシュリン・スケルトン(Raleigh Ashlin Skelton、1906 - 1970)
「イギリスの地図学史研究者で、特にヴィンランド・マップ (Vinland map) の真正性を証明しようと努めたことによって知られている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3
https://en.wikipedia.org/wiki/Raleigh_Ashlin_Skelton
ちくま学芸文庫で出直したんだ!
探検史の本はこちらにも
2018-06-02 アフリカ大陸探検史

アンヌ・ユゴン
『アフリカ大陸探検史』「知の再発見」双書29 創元社 1993
監修: 堀信行(地理学者)
Hugon, Anne
L'Afrique des explorateurs vers les sources du Nil
とにかく当時の図版がカラーで満載というのが素晴らしい
目次-未知の世界/ナイルの水源を求めて/リヴィングストンの伝道の旅/大森林のなかで/探検家という職業
さらに料編として堀信行先生の「アフリカ探検地図を読む-探検家の見た夢と現実」がページ数としても2/3を占めていて、
大変貴重なのです。
アンヌ・ユゴン(1965 - )
「アフリカ探検史を専門とするフランスの歴史家。博士号
パリ大学 1 パンテオン・ソルボンヌ大学で講師。Institut des mondes africains (アフリカモンス研究所)のメンバー
彼女は特に19 世紀と20 世紀のガーナの歴史の研究に専念
『L'Afrique des Explorers I: Vers lessource du Nile』
探検家のアフリカ [I]: ナイル川の源流を目指して
バートン、スピーク、グラント、ベイカー、スタンリー、リヴィングストンだけでなく、ブラザ、マーチャンド、メアリー・キングズレーなどの探検家の世界を考察しています。— 装備、同行した人々、旅行のロジスティクス、目的地を選択した理由について説明します。タイトルが示すように、この本の主な焦点はナイル川とコンゴ川の探検にあります。
L'Afrique des explorateurs [II] : Vers Tombouctou, Paris, Gallimard, coll. « Découvertes Gallimard » (no 216)
第 2 巻「探検家のアフリカ II :トンブクトゥに向けて」は 1994 年にリリースされました。
その中で著者はトンブクトゥと、ムンゴなど西アフリカの強力な王朝を発見した旅行者に焦点を当てています。
2003 年にLe mystère dessources du Nil (「ナイル川源の謎」)というタイトルのドキュメンタリー映画化されました。
1994年に公開された本書の続編『Vers Tombouctou : L'Afrique des explorateurs II』も、同名のドキュメンタリー映画化されている。」
https://fr.wikipedia.org/wiki/Anne_Hugon
https://en.wikipedia.org/wiki/Anne_Hugon#External_links
https://en.wikipedia.org/wiki/Institut_des_mondes_africains
“L'AVENTURE HUMAINE : Le mystère dessource du Nil” (PDF) . pro.arte.tv
http://download.pro.arte.tv/archives/fichiers/01783613.pdf
"Vers Tombouctou, l'Afrique des explorateurs". africultures.com
https://africultures.com/films/?no=4800
え? 2冊目も出ているの? 欲しい!
え? 映像もあるの? 観たい!
堀信行 1943年 -
「地理学者、理学博士。研究ではフィールドワークを積極的に行いアフリカなどを探検する。
世界的なサンゴ礁学者として知られるほか、アフリカの熱帯地域の環境変遷、人間と自然の関係論や風土論・景観論などを探求」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E4%BF%A1%E8%A1%8C
他にも
図説 航海と探検の世界史
マリアノ・クエスタ=ドミンゴ (著), 増田 義郎 (翻訳), 竹内 和世 (翻訳)
原書房 (1995
世界探検家列伝―海・河川・砂漠・極地、そして宇宙へ―
ロビン・ハンベリ=テニソン編著 (著), 植松靖夫 (翻訳)
悠書館 2011
リチャード・バートン:発見に取り憑かれた男
ジョン・ハニング・スピーク:ナイル川の水源発見
デイヴィッド・リヴィングストン:アフリカ沿岸を行く
ヘンリ・モートン・スタンリー: 大英帝国の下僕
ビジュアル版 世界の探検大百科
英国王立地理学協会 (編集), RGS= (編集), 荒俣 宏
東洋書林 2011
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