2023-11-12
シタール演奏会
シタール演奏会があると聞いて、行ってみたら、
「インド細密画と古典音楽を楽しむトーク&コンサート」でした。
民族音楽大好き!
インド音楽大好き!
シタールもタンプーラ もヴィーナも サロッドもサーランギも大好き!
シタールの生演奏、初めて!わーい!
インド細密画展の関連イベントなので、
インド細密画の説明も面白く、
黄色の絵の具がヨーロッパでも珍重という話が印象的でした。
(まだ行っていない、というか、いつ行こうかと調べていたら、今回の演奏会の告知を見つけた)
インド伝統音楽の解説もあって興味深く、時間や季節によってラーガ(伝統的な旋律定型)や音階まで変わるなんて、
本当に奥が深いんですね。
シタールの楽器の説明も面白かったです。
(弦は普通19弦で、上には演奏弦の7本の弦が、下には共鳴のための11~16本の弦)
半分以上が共鳴弦なんですね! しかもフレットの下に共鳴弦があって、二重構造
共鳴胴はヒョウタンを乾燥させたもの
ビートルズのメンバーとラヴィ・シャンカールの知られざる逸話も興味深く
シタールの演奏もタブラのリズムも素晴らしかったです。
音色が本当に艶やかで、複雑なリズムと音階とメロディーがやっぱり癖になりますね。
シタール奏者が日本語ペラペラなのがびっくり。日本に滞在している人なんですね。

(民音HPより)
黄色の絵の具について調べてみました。
「絵具の鮮やかな黄色は「ペオリ」と呼ばれ、19世紀になるまで世界でインドでのみ製造されていたとか。なんと雌牛の尿で作られていたそうです。」『インド宮廷絵画 : 小宇宙の精華 畠中光享コレクション』 畠中 光享 (日本経済新聞社 2020年)
こういうのもあるようです。
「海を越えてやってきた黄色染料:藤黄
日本絵画では岩絵具をはじめとする顔料だけでなく、植物由来の染料も色材として用いられます。
この藤黄(とうおう)も、その染料のひとつです。
藤黄はオトギリソウ科フクギ属の高木の樹脂で、水に溶かすと透明感のある黄色系の発色をします。
英名でガンボージ(Gamboge)と呼ばれ、インド、ミャンマー、タイなどで採ることができ、木に螺旋状の傷をつけて、そこから取れる黄色いゴム状の樹脂を凝固させることで作られます。その歴史は長く、日本においては奈良は正倉院に収蔵されている800年代に制作された《漆金薄絵盤(香印坐)》にて藤黄が用いられています。その他は、日本美術作品の箔下にも用いられたそうです。
欧州においては1600年代時点で色材として用いられており、透明水彩、細密画、金のバーニッシュ、さらにはリキュールの色付けなど、幅広く利用されておりました。」
https://pigment.tokyo/blogs/article/gamboge
サワン・ジョシ氏(シタール奏者)、逆瀬川健治氏(タブラ奏者)
「1977年ネパール、カトマンズに生まれる。14歳の時インド・ネパール古典音楽の声楽家であった祖父の影響で古典音楽を学び始める。インド・ネパール古典音楽を習得。98年ネパール全国古典楽器コンクールにて第1位。
2000年に来日後、Fuji Rock Festivalなど に出演し聴衆を魅了。
2004年東京藝術大学音楽研究科に入学し、南アジア音楽文化の専門的な研究を始め、2010年に博士号取得。2013年より東京芸術大学で楽理科非常勤講師としてシタール奏法の指導に携わっている。
ソロアルバムとして2003年に「Swotantra」、2014年に[Hot Spice]を発表。」
https://sawanjoshi.wixsite.com/sitar
「インド細密画と古典音楽を楽しむトーク&コンサート」でした。
民族音楽大好き!
インド音楽大好き!
シタールもタンプーラ もヴィーナも サロッドもサーランギも大好き!
シタールの生演奏、初めて!わーい!
インド細密画展の関連イベントなので、
インド細密画の説明も面白く、
黄色の絵の具がヨーロッパでも珍重という話が印象的でした。
(まだ行っていない、というか、いつ行こうかと調べていたら、今回の演奏会の告知を見つけた)
インド伝統音楽の解説もあって興味深く、時間や季節によってラーガ(伝統的な旋律定型)や音階まで変わるなんて、
本当に奥が深いんですね。
シタールの楽器の説明も面白かったです。
(弦は普通19弦で、上には演奏弦の7本の弦が、下には共鳴のための11~16本の弦)
半分以上が共鳴弦なんですね! しかもフレットの下に共鳴弦があって、二重構造
共鳴胴はヒョウタンを乾燥させたもの
ビートルズのメンバーとラヴィ・シャンカールの知られざる逸話も興味深く
シタールの演奏もタブラのリズムも素晴らしかったです。
音色が本当に艶やかで、複雑なリズムと音階とメロディーがやっぱり癖になりますね。
シタール奏者が日本語ペラペラなのがびっくり。日本に滞在している人なんですね。

(民音HPより)
黄色の絵の具について調べてみました。
「絵具の鮮やかな黄色は「ペオリ」と呼ばれ、19世紀になるまで世界でインドでのみ製造されていたとか。なんと雌牛の尿で作られていたそうです。」『インド宮廷絵画 : 小宇宙の精華 畠中光享コレクション』 畠中 光享 (日本経済新聞社 2020年)
こういうのもあるようです。
「海を越えてやってきた黄色染料:藤黄
日本絵画では岩絵具をはじめとする顔料だけでなく、植物由来の染料も色材として用いられます。
この藤黄(とうおう)も、その染料のひとつです。
藤黄はオトギリソウ科フクギ属の高木の樹脂で、水に溶かすと透明感のある黄色系の発色をします。
英名でガンボージ(Gamboge)と呼ばれ、インド、ミャンマー、タイなどで採ることができ、木に螺旋状の傷をつけて、そこから取れる黄色いゴム状の樹脂を凝固させることで作られます。その歴史は長く、日本においては奈良は正倉院に収蔵されている800年代に制作された《漆金薄絵盤(香印坐)》にて藤黄が用いられています。その他は、日本美術作品の箔下にも用いられたそうです。
欧州においては1600年代時点で色材として用いられており、透明水彩、細密画、金のバーニッシュ、さらにはリキュールの色付けなど、幅広く利用されておりました。」
https://pigment.tokyo/blogs/article/gamboge
サワン・ジョシ氏(シタール奏者)、逆瀬川健治氏(タブラ奏者)
「1977年ネパール、カトマンズに生まれる。14歳の時インド・ネパール古典音楽の声楽家であった祖父の影響で古典音楽を学び始める。インド・ネパール古典音楽を習得。98年ネパール全国古典楽器コンクールにて第1位。
2000年に来日後、Fuji Rock Festivalなど に出演し聴衆を魅了。
2004年東京藝術大学音楽研究科に入学し、南アジア音楽文化の専門的な研究を始め、2010年に博士号取得。2013年より東京芸術大学で楽理科非常勤講師としてシタール奏法の指導に携わっている。
ソロアルバムとして2003年に「Swotantra」、2014年に[Hot Spice]を発表。」
https://sawanjoshi.wixsite.com/sitar
スポンサーサイト