2016-01-17

イブン・スィーナー

『千年医師物語 ペルシアの彼方へ』に登場する
イブン・スィーナー
なんか色々と本が出ていました。

ibn Sina ( Avicenna‎‎‎, アウィケンナ(英語圏では「アヴィセンナ」)
980年 - 1037年
<イスラム世界を代表する知識人で、哲学者・医者・科学者。
ヨーロッパの医学、哲学に多大な影響を与えた。

サーマーン朝下のブハラで生まれ、サーマーン朝に仕える。
君主の信任を得て、王室附属図書館を自由に利用することが許された。18歳までに蔵書の全てを読破した。
戦渦を逃れて、ブワイフ朝が統治するハマダーンに行き、君主シャムス・ウッダウラの侍医・宰相となる。
その後イスファハーンの君主アラー・ウッダウラが彼を宰相に登用
ハマダーン遠征に同行し、行軍中に病に倒れる。

イブン・スィーナーの著作の数は100を超え、
数学、物理学、化学、音楽、博物学、クルアーンの注釈、スーフィズム(神秘主義)など分野は多岐にわたり、
その著作は包括的な性質を持っていた。
医学における著作『医学典範(The Canon of Medicine)』(al-Qānūn fī al-Ṭibb)、
哲学における著作『治癒の書(The Book of Healing)』(Kitab Al-Shifa’)が有名。>
wikiより

Cantica medica Avicenna.jpg

アヴィセンナ「医学の歌」 草風館 1998
Avicenna
al-Urguza fi at-tibb
Avicenne poème de la médecine
Cantica medica Avicenna
 イスラム社会で崇められてきたユーナニ医学の聖医・アヴィセンナの「医学の歌」を本邦初訳。
 医学・医術の精髄であり、珠玉の詩でもある、中世から近世の医学教程書に、
 最新研究内容を反映させた詳細解説を付す。

<解説の中に、アヴィセンナの「自伝」全文と
高弟アブー・アビード・グーズガーニーによる「伝記」の一部が翻訳されて載せられている>

Qanun Avicenna.jpg

アヴィセンナ『医学典範』 第三書館 2010
Avicenna  
al-Qānūn fī al-Ṭibb、
Kitab al-Qanun
The Canon of Medicine
イスラーム医学の理論と臨床的知見を集大成した大著の日本語訳。
 1000年前の知の最先端かつ最高峰が現代に蘇る。

<『医学典範』自体は全五巻から成るが、本書は第一巻のみの翻訳
翻訳がアラビア語の原書から為されておらず、
C.Gruner訳、L.Bakhtiar編の英訳(The Canon of Medicine)からの重訳>

medicina yunani.jpg

サイード・パリッシュ・サーバッジュー編訳
『ユーナニ医学入門 イブン・シーナーの『医学規範』への誘い』(ベースボール・マガジン社, 1997年12月)
Sarvatjoo, Saeed Parrish
1980年に来日。日本少林寺武道専門学校師範科を卒業。日本武道医学の創始者・中山清師に師事。その研究と努力を認められて、日本武道医学会二代目会長となる。世界各国で行われている伝統医学、手技医学を調査・研究し、武道医学に加え、オステオパシーやカイロプラティックにも造詣が深い

十一世紀中央アジアで活躍した大科学者イブン・シーナーの著書『医学規範』は古代ギリシャ医学やインド、ペルシャの古典医学が結合し、一般にユーナニ医学といわれてきたものをイブン・シーナーがさらに深く研究・集成したもので、近代医学が興るまでヨーロッパで永く医学テキストとして使われてきた。本書は日本で初めてペルシャ語からの翻訳

五十嵐一
『東方の医と知 イブン・スィーナー研究』(講談社, 1989年11月)

『イブン・スィーナー』
(伊東俊太郎責任編集, 科学の名著8, 朝日出版社, 1981年11月)

上の本は専門的すぎるけど、
前嶋先生の本は素人でも面白いです。
解説によると
<さり気なく書かれていて気楽に面白く読めるが、
アラブ医学史の流れが実に的確に押さえられている>

これによると、
イブン・スィーナー は早熟の天才で、
それゆえ周囲から妬まれて、殺されかけたりして
逃げる羽目になること数回。
そして美女と酒が好きだったと。(笑)
なかなか素敵なおじさんだったみたいでずね。

medicina arabe maejima.jpg

前嶋信次
『アラビアの医術』
(平凡社ライブラリー, 平凡社, 1996年5月)

矢島祐利
アラビア科学の話 1965年 (岩波新書)

S.H.ナスル
『イスラームの哲学者たち』(黒田寿郎、柏木英彦訳,
岩波書店, 1975年4月)
Seyyed Hossein Nasr, Three Muslim Sages, 1964


ダニエル・ジャカール
『アラビア科学の歴史』(吉村作治監修, 遠藤ゆかり訳,
「知の再発見」双書, 創元社, 2006年12月)
Jacquart, Danielle L'epopee de la science arabe

ユーナニ医学って何?
< イスラム文化圏で行われている伝統医学。(ギリシア・アラブ医学)
ユナニーとは「ギリシアの(Ionian)」という意味のアラビア語に由来し、
その起源はギリシア医学(ヒポクラテス、テオフラテス、ディオスコリデス、ガレヌスなどが有名)にまで遡ることができる。
ギリシア医学はアラビアに伝わった後、アラビア人の支持者によって大きく発展した。
支持者の中でもアル・ラージ(Rhazes, 864-930年)、
イブン・シーナ(Avicenna, 980-1307年)、
イブン・アル・バイタール(Ibn Al-Baitar, -1248年)などが特に有名。>
ユナニー医学とは 小松かつ子
http://shiryokanhp.inm.u-toyama.ac.jp/wakan/mmmw/addition/Unani_medicine.html

アヴィセンナ>アラビカ>bibliotheca hermetica
http://www.geocities.jp/bhermes001/arabica01.html

2015-04-27 映画「千年医師物語」

2010-03-10 ペルシアの彼方へ
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