2016-02-10

講座 「知られざる古代都市の秘宝」3-1

「知られざる古代都市の秘宝」
第2回目
平成28年1月31日(日) 午後2時〜3時30分
前半です。
「アイ・ハヌム-アレクサンドロス大王が造った都市」 
小泉惠英(当館学芸部長


アフガニスタンの話
ダリー語とパシュトーン語とウルドゥ語が話されている
ダリー語はペルシア語と似ていて、
パシュトーン語はパキスタンでも話されている
ウルドゥ語はヒンドゥ語に似ている

領土の7~8割がヒンドゥクシュ山脈に覆われている

今回の展示は古代バクトリアの地域に相当する
博物館は国王の宝物から始まった
戦乱の中、宝物を避難させて、14年間秘密にされていた。

テペ・フロール
ここからも金の杯が出土したが、何故、ここから出てきたか?
付近にはバダフシャンがあり、古来、ラピスラズリの産地
ラピスラズリで冨を得た者がいたと推測される
ラピスラズリの産地バダフシャンは
ラピスラズリの交易で
古来からメソポタミア文明圏とインダス文明圏と関係が深かった

最近、四大文明以外にも文化圏があったのではないか?という説が出てきている
その一つにここ、バクトリア・マルギアナ文化圏があった可能性がある。
それは四大文明を繋ぐものだったのではないか?

ラピスラズリの品は
遠くエジプトのツタンカーメンの黄金のマスクにも
メソポタミアのウルのスタンダードにも
そして日本にも、正倉院の〝紺玉帯″(こんぎょくのおび)

イランのベヒストゥン碑文(ビーソトゥーン)(世界遺産)
バクトリア・ガンダーラの言葉が出てくる
(紀元前521~519 ダレイオス1世)

バクトリアの興亡はめまぐるしい
  アケメネス朝ペルシアの属国
  アレクサンドロスの征服
  ギリシアの植民地
  シリア・セレウコス朝
  グレコ・バクトリア王国
  サカ・スキタイの侵入
  パルティア
  クシャーン朝
  サーサーン朝
という具合に、昔から政情不安定

アレクサンドロスの征服は
ヘレニズム文化の伝搬とギリシア人の移民をもたらし、
各地にアレクサンドリアの建設が行われた
アイハヌムもその一つではないかと言われている

<参考>
バダフシャーン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%80%E3%83%95%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%B3

正倉院御物にもあるラピスラズリ*紺玉の帯>写真でイスラーム
http://mphot.exblog.jp/22432511/

宮廷革帯中の最高級品:紺玉帯
アフガニスタン産青金石の装飾
http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/images/pdf/140pdf/03.pdf#search=%27%E6%AD%A3%E5%80%89%E9%99%A2+%E3%83%A9%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%AA%E3%81%AE%E5%B8%AF%27

<アフガニスタンのバダフシャン州の古代からのSar-i Sang鉱山があり、そこの古い呼び名がラズワルドといった。
ラピスラズリはラズワルド(アフガニスタン国バダフシャン州)の石という意味>だそうだ
< 一方、 和名ではラピスラズリを瑠璃と呼ぶ。
サンスクリット語のヴァイドゥーリャないしパーリ語のヴェルーリヤの音訳である>
ラピスラズリの話5・・・ラピスラズリの由来>写真でイスラーム
http://mphot.exblog.jp/22488784/

Sar-i Sang
https://en.wikipedia.org/wiki/Sar-i_Sang

ベヒストゥン碑文
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%B3%E7%A2%91%E6%96%87
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