2016-08-19
アルハンブラ宮殿を描いた絵画

実は私が最初に出会ったアルハンブラ宮殿の銅版画は
デヴィッド ・ロバーツでした。
エジプトや中東の方が有名らしいですが。
私が最初に出会ったのはスペインでした。
彼については、すでに色々と書いているのでそちらをご覧ください。(下記)

David Roberts (1796-1864)
Picturesque sketches in Spain taken during ye years 1832 & 1833
London
1837

LA IMAGEN ROMANTICA DE LA ALHAMBRA
Pedro Galera Andreu
Ediciones El Viso, S.a. 1992
そして。もう一冊、とんでもない本。
アルハンブラ宮殿を描いた絵を集めた画集!
最高です!

扉絵に使われているのはこちらから。
Baron Isidore Justin Séverin Taylor
1789-1879
the Alhambra
1853

バロン・イシ・ジャスティン・セヴェリン・テイラー
<ブリュッセルで生まれ 1789 1879年パリで死亡
父親はイギリス人で、フランスの国籍を取った。
母親はベルギー人。
フランスの劇作家、旅行の本の作家
ヨーロッパと中東を旅行し、その成果は一連のフランス地方の本、
Voyages pittoresques et romantiques dans l'ancienne France (1820–63)
7000ものリトグラフを掲載した最初のフランスの芸術的遺産のカタログ)となった。
別の本、La Syrie, l'Égypte, la Palestine et la Judée (Paris, 1839)は、水彩画
両方ともヴィクトリア・アルバート美術館に所蔵
1828年、エジプトでルクソールのオベリスクをパリのコンコルド広場に輸送する任務を委託されたが、
1830年の革命の政権交代で頓挫?
一方で、1838年に美術の検査官に任命され、ルーヴル美術館のコレクションのために、
スペインの巨匠の400以上の傑作のコレクションを購入するため、スペインへの重要な使命を実行。>
Picturesque Tour in Spain, Portugal, and the Coast of Africa' (3 vols., 1826–32);
https://en.wikipedia.org/wiki/Baron_Isidore_Justin_S%C3%A9verin_Taylor
https://fr.wikipedia.org/wiki/Isidore_Taylor
http://www.bartleby.com/library/bios/5945.html
こちらも素敵なんです。
これも 迷った作品です。


Voyage historique et pittoresque en Espagne(4 volumes, 1807)
Alexandre de Laborde 1773 – 1842)
Alexandre Louis Joseph, marquis de Laborde
ルイ・ジョゼフ・アレクサンドル・ド・ラボルド
(1773年9月17日- 1842年10月20日)
フランスの古物商、リベラルな政治家で、作家
パリで生まれ、ラボルドはスペイン系の有名な銀行家ジャン=ジョゼフ・ド・ラボルドの4男だった。
父親は恐怖政治の最中、ギロチンで処刑された。
フランス革命が起きた時、息子はウィーンに派遣されていた。
17歳の時だった。皇帝ヨーゼフ2世の個人的な介入のオーストリア軍に参加。
1800年に彼はマドリードの大使リュシアン・ボナパルトの随行員となり、
1801年3月アランフェスの条約を締結させた。
ラボルドは、2つのスペインの大作のために芸術家と作家のチームを編成した。
the Itinéraire descriptif de l'Espagne (1809, five volumes and an atlas) and
the Voyage pittoresque et historique en Espagne (1807–1818, four volumes in-folio);
https://en.wikipedia.org/wiki/Alexandre_de_Laborde
<参考>
2008-12-22 ロンドンでのオリエンタリズム探し
2009-01-21 オリエンタリズムについて
2009-01-30 デヴィッド・ロバーツ
2014-05-11 デヴィッド・ロバーツの美術館
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