2017-05-02

メモ


下西 風澄‏ @kazeto 3月29日
https://twitter.com/kazeto/status/847107790564802561/photo/1
「世界中どこの国の若者にも常に受ける物語の骨だけ取り出してみると、こんなものになる」をカート・ヴォネガットが語っていて、読んでみると完全に村上春樹だった。

要約すると、孤独な男が旅をして、金はないが知性はあって、精神の安らぎを求めている。女にモテてセックスをするが、情熱は持てずに結婚もしない。しかし世界は美しく、魔法にかけられている。それが世界で受ける物語のフォーマットだという。

なぜ、こうしたフォーマットが共感を呼ぶのか。村上春樹に限っていえば、都市的で匿名的な消費文化へと世界が以降しつつあることもある。しかしヴォネガットは、フォーマットの象徴をヘルマン・ヘッセに見ていて、ここにはドイツのホロコーストからの逃避があると見る。今僕たちはどこへ逃避するのか。

質問がたくさん来ていてお答えできないのですが、本書は『ヴォネガット、大いに語る』 (ハヤカワ文庫SF) です。ヴォネガットの講演、インタビューなども詰まったエッセイ集。興味のある方はぜひ。

『ヴォネガット、大いに語る』(飛田茂雄訳・ハヤカワ文庫NF)の162ページの「若者はなぜヘッセを読むのか」と題されたエッセイの冒頭

藤本萌々子@4/22新宿カールモール‏ @momoko_f 3月30日
藤本萌々子@4/22新宿カールモールさんが下西 風澄をリツイートしました
これ面白い指摘で10回読み返したけれど、サリンジャーでもあるよね

孤独で知的で冷めて(覚めて)いて、世俗から少し離れた位置にいる男性主人公はしばしば、全然知的じゃない女性の天真爛漫さに安らぎを見出したり、同じくらい(もしくは彼以上に)知的で孤独な女性と魂を通わせたりしている気がする。

女性たちだけでなく子供達であったり、貧しく無学な人たちや老人たちであったり、動物であったり。何かそういうものに男主人公が安らぎを得たり学んだりする描写あるよね。
https://twitter.com/momoko_f/status/847308947274964993
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