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2017-08-16

シリアの寄木細工

marquetería_syria01.jpg

夏コミに持っていくのを忘れたダマスカスの寄木細工

日本の寄木細工 『美の壺』によると
「古代のシリアでうまれ、シルクロードを経て、日本に伝わり。
それが江戸時代に東海道の静岡や箱根で贅(ぜい)を尽くしたものになった」という。
https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file222.html

ええっ?ホント?
まあそっくりだよなあとは思っていましたが。

「寄せ木細工は、いわゆる象嵌細工の一種。
金属の代わりに、硬質の木片を使う技法」

象嵌(ぞうがん
象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味がある。
象嵌本来の意味は、一つの素材に異質の素材を嵌め込むと言う意味で
金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌等がある。

その中の金工象嵌は、シリアのダマスカスで生まれ、
シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされる。
江戸時代には京都などに優れた職人が多数生まれ、
日本刀の拵えや甲冑、鏡や根付、文箱、重箱などに腕を振るった。
素材としては金属だけではなく、彩色した木材や骨片、貝殻、陶磁器なども用いられる。
日本国内に現存する最古の象嵌製品は石上神宮の神宝「七支刀」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%A1%E5%B5%8C

なるほど~!

確かに象嵌はDamasceningという
スペイン語でDamasquinado

グラナダ(スペイン)の寄木細工は
「タラセア(( Taracea)といい、イスラム文化から伝わったとされる。

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