2018-05-25
多彩なアフリカ本
こんな本も出ていたんだ。面白そう。

アフリカ社会を学ぶ人のために
松田 素二 (著, 編集)
世界思想社 (2014
<多様な民族・言語・生態環境をもつアフリカが体系的にわかる入門書。
アフリカの経験してきた過去・困難・絶望のなかから、
アフリカの潜在力を描きだし、人類社会の希望と可能性を展望する。
21世紀のアフリカを理解するための必携書。 >
<等身大のアフリカ。しかしながら、これを描くのがとても難しい。
まずは本書がいうところの「500年のひずみ、200年のゆがみ」がある。
それは15世紀以降のヨーロッパとの接触の結果、推し進められた奴隷貿易と、
19世紀以降の植民地支配とがアフリカにもたらし、
いまなお清算されていない暴力によるものだ。
独立後、このゆがみに強く規定され、
民族紛争や貧困、低開発に苦しめられたアフリカは絶望の大陸であった。
ところが近年のアフリカは打って変わって、希望の大陸として語られるようになった。
石油や天然ガス、鉄鉱石やボーキサイト、ウランといった豊富な天然資源を獲得するために、
欧米や中国、インドなどが大量の資本を投下した結果、
世界経済のなかでもっとも高い成長を遂げるようになったからだ。
かくしてアフリカは、「国際社会のお荷物」から「世界経済成長の牽引車」へと劇的に変化した。
だが、と本書はいう。
かつて絶望の時代にアフリカ社会を未開視していたまなざしと、
今日の希望の時代に豊富な資源に向けられているまなざしは、
いずれも植民地時代のそれと深層においては変わらないのではないか、と。
本書が目指すのは、「同情や救済の対象」でも「資源の供給減」でもない新しいアフリカ像だ。
そのために人類学、社会学、霊長類学、歴史学、言語学、文学、政治学、経済学、医学、農学などを
ベースに活躍するフィールドワーカーたちが大動員されている。
彼らが描き出す“いま”のアフリカの姿を読み、その潜在力がもたらす希望をぜひ感じてほしい。>
アマゾンレビューより
https://www.amazon.co.jp/dp/4790716163?_encoding=UTF8&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div
19人の執筆陣
中務 真人
伊谷 樹一
宮本 正興
小森 淳子
岡崎 彰
岩井 雪乃
峯 陽一
嶋田 雅曉
平野 美佐
曽我 亨
松村 圭一郎
松田 素二
椎野 若菜
津田 みわ
竹沢 尚一郎
近藤 英俊
遠藤 貢
重田 眞義
阿部 利洋
http://sekaishisosha.jp/book/b353741.html
『新書アフリカ史』 の著者編者のお一人ですね。
(講談社現代新書) (1997

<人類誕生から混沌の現代へ、壮大なスケールで描く民族と文明の興亡。
新たなアフリカ像を提示し、世界史の読み直しを迫る必読の歴史書。>
http://bookclub.kodansha.co.jp/title?code=1000012797
「新書アフリカ史」読了 しがない地方公務員のメモ帳/ウェブリブログ
http://bottom.at.webry.info/200703/article_10.html
新書アフリカ史 - 日々の読書を糧にして-備忘録と駄文感想
http://d.hatena.ne.jp/deku_dec/20150922/p1
だいぶ前に読んで、紹介したつもりになっていたのですが、
忘れていました。
サハラ以南のアフリカ史を主とした通史
新書としては破格の600ページ近いボリューム
空白の植民地支配以前のアフリカの文明を探っていく
アフリカを代表する五大河川の流域に着目して
ザイール川世界、ザンベジ・リンポポ川世界、ニジェール川世界、ナイル川世界
それから外世界交渉のダイナミズムとして
「トランス・サハラ交渉史」/「インド洋交渉史」/「大西洋交渉史」
とまとめているのがユニーク
16人の分担執筆
出口 顯
吉國 恒雄
宮本 正興
峯 陽一
嶋田 義仁
市川 光雄
戸田 真紀子
杉村 和彦
松田 素二
楠瀬 佳子
武内 進一
池野 旬
砂野 幸稔
福田 安志
諏訪 元
赤阪 賢

アフリカ社会を学ぶ人のために
松田 素二 (著, 編集)
世界思想社 (2014
<多様な民族・言語・生態環境をもつアフリカが体系的にわかる入門書。
アフリカの経験してきた過去・困難・絶望のなかから、
アフリカの潜在力を描きだし、人類社会の希望と可能性を展望する。
21世紀のアフリカを理解するための必携書。 >
<等身大のアフリカ。しかしながら、これを描くのがとても難しい。
まずは本書がいうところの「500年のひずみ、200年のゆがみ」がある。
それは15世紀以降のヨーロッパとの接触の結果、推し進められた奴隷貿易と、
19世紀以降の植民地支配とがアフリカにもたらし、
いまなお清算されていない暴力によるものだ。
独立後、このゆがみに強く規定され、
民族紛争や貧困、低開発に苦しめられたアフリカは絶望の大陸であった。
ところが近年のアフリカは打って変わって、希望の大陸として語られるようになった。
石油や天然ガス、鉄鉱石やボーキサイト、ウランといった豊富な天然資源を獲得するために、
欧米や中国、インドなどが大量の資本を投下した結果、
世界経済のなかでもっとも高い成長を遂げるようになったからだ。
かくしてアフリカは、「国際社会のお荷物」から「世界経済成長の牽引車」へと劇的に変化した。
だが、と本書はいう。
かつて絶望の時代にアフリカ社会を未開視していたまなざしと、
今日の希望の時代に豊富な資源に向けられているまなざしは、
いずれも植民地時代のそれと深層においては変わらないのではないか、と。
本書が目指すのは、「同情や救済の対象」でも「資源の供給減」でもない新しいアフリカ像だ。
そのために人類学、社会学、霊長類学、歴史学、言語学、文学、政治学、経済学、医学、農学などを
ベースに活躍するフィールドワーカーたちが大動員されている。
彼らが描き出す“いま”のアフリカの姿を読み、その潜在力がもたらす希望をぜひ感じてほしい。>
アマゾンレビューより
https://www.amazon.co.jp/dp/4790716163?_encoding=UTF8&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div
19人の執筆陣
中務 真人
伊谷 樹一
宮本 正興
小森 淳子
岡崎 彰
岩井 雪乃
峯 陽一
嶋田 雅曉
平野 美佐
曽我 亨
松村 圭一郎
松田 素二
椎野 若菜
津田 みわ
竹沢 尚一郎
近藤 英俊
遠藤 貢
重田 眞義
阿部 利洋
http://sekaishisosha.jp/book/b353741.html
『新書アフリカ史』 の著者編者のお一人ですね。
(講談社現代新書) (1997

<人類誕生から混沌の現代へ、壮大なスケールで描く民族と文明の興亡。
新たなアフリカ像を提示し、世界史の読み直しを迫る必読の歴史書。>
http://bookclub.kodansha.co.jp/title?code=1000012797
「新書アフリカ史」読了 しがない地方公務員のメモ帳/ウェブリブログ
http://bottom.at.webry.info/200703/article_10.html
新書アフリカ史 - 日々の読書を糧にして-備忘録と駄文感想
http://d.hatena.ne.jp/deku_dec/20150922/p1
だいぶ前に読んで、紹介したつもりになっていたのですが、
忘れていました。
サハラ以南のアフリカ史を主とした通史
新書としては破格の600ページ近いボリューム
空白の植民地支配以前のアフリカの文明を探っていく
アフリカを代表する五大河川の流域に着目して
ザイール川世界、ザンベジ・リンポポ川世界、ニジェール川世界、ナイル川世界
それから外世界交渉のダイナミズムとして
「トランス・サハラ交渉史」/「インド洋交渉史」/「大西洋交渉史」
とまとめているのがユニーク
16人の分担執筆
出口 顯
吉國 恒雄
宮本 正興
峯 陽一
嶋田 義仁
市川 光雄
戸田 真紀子
杉村 和彦
松田 素二
楠瀬 佳子
武内 進一
池野 旬
砂野 幸稔
福田 安志
諏訪 元
赤阪 賢
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