2020-05-21
ダイヤモンドプリンセス号
メモメモ…
ダイヤモンドプリンセス号環境検査に関する報告(要旨)
国立感染症研究所
(掲載日 2020/5/3)(修正 2020/5/20)
<2020年2月に3711人の乗員乗客を乗せたダイヤモンドプリンセス号内で
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団発生が発生し、合計712人の患者が確認された。
患者周囲の環境汚染の程度を確認し、感染伝播について推測するため、船内の環境調査を実施した。
船内の共有部分97か所と乗員乗客の49部屋490か所について、
環境表面をスワブで拭い、検体を採取し、国立感染症研究所でRT-PCRにてSARS-CoV-2 RNAを検出した。
乗員乗客の部屋は、患者が入っていた33部屋、患者が入っていなかった16部屋から
各10か所(ライトスウィッチ、ドアノブ、トイレボタン、トイレ便座、トイレ床、椅子手すり、TVリモコン、電話機、机、枕)採取した。
更に空気検体を7部屋14か所から採取した。
RNAが検出された検体では、一度凍結した検体でウイルス分離を実施した。
更にSARS-CoV-2 RNAが検出された7部屋の環境18か所について、凍結させない検体を採取しウイルス分離を実施した。
合計601か所(共有部分97か所、部屋490か所、空気14か所)から検体採取が行われ、
58検体でSARS-CoV-2 RNAが検出された。
共有部分では廊下排気口から1か所のみから検出された。
患者の部屋は21部屋(64%)からの57検体(17%)で検出された。
有症状患者が使用していた19部屋では10部屋(53%)から28検体(15%)、
無症状患者しか使用していなかった13部屋では10部屋(77%)から28検体(21%)で検出されたが、
これらに有意な差は認められなかった。
各部屋での検出頻度は、浴室内トイレ床13か所(39%)、枕11か所(34%)、
電話機8か所(24%)、机(24%)、TVリモコン7か所(21%)などであった。>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9597-covid19-19.html
ダイヤモンドプリンセス号環境検査に関する報告(要旨)
国立感染症研究所
(掲載日 2020/5/3)(修正 2020/5/20)
<2020年2月に3711人の乗員乗客を乗せたダイヤモンドプリンセス号内で
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団発生が発生し、合計712人の患者が確認された。
患者周囲の環境汚染の程度を確認し、感染伝播について推測するため、船内の環境調査を実施した。
船内の共有部分97か所と乗員乗客の49部屋490か所について、
環境表面をスワブで拭い、検体を採取し、国立感染症研究所でRT-PCRにてSARS-CoV-2 RNAを検出した。
乗員乗客の部屋は、患者が入っていた33部屋、患者が入っていなかった16部屋から
各10か所(ライトスウィッチ、ドアノブ、トイレボタン、トイレ便座、トイレ床、椅子手すり、TVリモコン、電話機、机、枕)採取した。
更に空気検体を7部屋14か所から採取した。
RNAが検出された検体では、一度凍結した検体でウイルス分離を実施した。
更にSARS-CoV-2 RNAが検出された7部屋の環境18か所について、凍結させない検体を採取しウイルス分離を実施した。
合計601か所(共有部分97か所、部屋490か所、空気14か所)から検体採取が行われ、
58検体でSARS-CoV-2 RNAが検出された。
共有部分では廊下排気口から1か所のみから検出された。
患者の部屋は21部屋(64%)からの57検体(17%)で検出された。
有症状患者が使用していた19部屋では10部屋(53%)から28検体(15%)、
無症状患者しか使用していなかった13部屋では10部屋(77%)から28検体(21%)で検出されたが、
これらに有意な差は認められなかった。
各部屋での検出頻度は、浴室内トイレ床13か所(39%)、枕11か所(34%)、
電話機8か所(24%)、机(24%)、TVリモコン7か所(21%)などであった。>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9597-covid19-19.html
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