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2021-01-06

大戦国史「激動の日本と世界」

やっと観れました。
面白かった~!
初夏にやった『NHKスペシャル 戦国~激動の世界と日本~』の再編集という感じでした。
追加の映像もありました。

基本的には、最近読んだ
平川 新氏の『戦国日本と大航海時代』
- 秀吉・家康・政宗の外交戦略 (中公新書)
のラインだけど、色々と新資料で裏付けしてくれて、面白かったです。

大戦国史「激動の日本と世界」
BSプレミアム2020年11月29日(日)
<長篠の戦いから大坂の陣まで「戦国大合戦」を新たな視点で完全解剖!
世界を席巻するヨーロッパ勢と信長・秀吉・家康の駆け引きの行方は?
迫力のドラマと新資料で描く決定版

天下統一のターニングポイントとなった「戦国大合戦」を徹底解剖するスペシャル!
長篠の戦い・本能寺の変・関ケ原の戦い・大坂の陣など、迫力の合戦シーンが続々登場!
鉄砲・大砲の発射実験で驚きの威力が判明!
世界各地で新発見が相次ぎ、戦国日本が覇権のカギを握っていた事実が浮かび上がってきた。
アジアに迫るヨーロッパ勢力と信長・秀吉・家康の熾烈な駆け引きの行方は?>

NHKスペシャル 戦国~激動の世界と日本~
<世界各地で「日本の戦国時代」に関する発見が相次ぎ、
大航海時代のヨーロッパと日本が強く結びつき、地球規模で歴史を揺るがしていた事実が明らかになってきた。

第1集は、織田信長と豊臣秀吉の時代
秘められた征服計画 織田信長×宣教師
ヨーロッパの16世紀の文書が公開され、
信長・秀吉と、来日したキリスト教の宣教師、そして背後にいたポルトガルやスペインとの深い繋がりが見えてきた。
それぞれの思惑と、しれつな駆け引きを描く。

第2集は徳川家康の天下取りの時代。
新発見の文書に記されていたのは、オランダ商人と家康の深い繋がり。
オランダは、当時最重要の国際通貨だった「銀」を求めていた。
世界の産出量の3分の1を占めた日本銀をめぐり、オランダと超大国スペインの間に激しい攻防が始まる。
覇権をかけた両国の争いの最前線となった戦国日本、その実像に迫る。>


リスボン大学 ペドロコレイア氏
https://twitter.com/tonmanaangler/status/1279952893706039296
秀吉の朝鮮出兵のもう一つの思惑が
「キリシタン大名を最前線で戦わせることで消耗させ弱体化させようとしていた」と主張している。



フレデリック・クレインス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9

ケネス・ポメランツ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84

グローバル経済の誕生: 貿易が作り変えたこの世界
ケネス ポメランツ, スティーヴン トピック ,
: 筑摩書房 (2013/8/22


岡 美穂子氏
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000030361653/
https://mdesousa.exblog.jp/

大航海時代の日本人奴隷
増補新版 (中公選書 116) 2021/1/7
ルシオ・デ・ソウザ (著), 岡 美穂子 (著)





藪田貫
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%AA%E7%94%B0%E8%B2%AB

<宣教師たちは壮大な征服計画を胸に秘めていた。
宣教師には全世界をキリスト教の国にするという大きな使命があった。
宣教師が極秘の情報活動をしていたことが明らかになってきた。
1572年の記録にはひそかに進められていた将軍の暗殺計画をつかんだことを記している。
宣教師は各地の日本人キリシタンと協力して広大な情報網を築き戦国武将の動向を探っていた。
記録には情報網を取りしきっていた宣教師の名前が記されている。
日本布教長・フランシスコカブラル。
イエズス会ローマ文書館館長・ブライアンマッククアルタリスボン新大学主席研究員・ピントドスサントスのコメント・・

ピント・ドス・サントス
リスボン新大学海外発展史センター客員教授


2、3年前からローマやバチカンの古文書が日本人研究研究者に公開されるというニュースがあり、
今回の番組はその成果の一端か?

ザヴィエルの来日、カブラルによる全国的情報網展開と
長篠の戦に鉛弾丸提供、石山本願寺攻撃に際して秀吉軍援助、教会が高山右近へ何を指示?

ヴァリニャーノは、30万丁の改良された鉄砲有する軍事大国日本が、
ポルトガル・スペインによる明の布教・征服に役立つと報告>

NHKスペ「戦国日本と・・」(6/29)と平川新『戦国日本と大航海時代』
http://blog.livedoor.jp/kurekami/archives/56926197.html

<愛知県新城の長篠の戦いの合戦場から、信長軍の鉄砲玉が出土する。 
当時貴重だった鉛が使われていて、平尾良光帝京大教授は、その化学分析から
4000km離れたタイの鉱山の鉛と成分が一致すると言う。 
この鉛の鉄砲玉が、信長躍進の鍵となった。 
鉛は、カブラルの命令で、布教を後押しするため日本に運ばれた。 
カブラルは信長に、「天下統一したければ、キリスト教の布教を支援せよ」と伝えていた
(ペドロ・コレイア リスボン大学歴史センター教授)。
 日本への軍事物資は、ポルトガルの交易船で運ばれた。>

信長の鉄砲玉にタイ鉱山の鉛
http://kbaba.asablo.jp/blog/2020/07/13/9267623

久間 英樹
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200901052083763890
松江工業高等専門学校,電子制御工学科,教授,
研究分野:文化財科学・博物館学,電力工学・電気機器工学,文化財科学
2019 - 2022 鉱山遺跡の3次元点群データに基づいた鉱山坑道開発の歴史的変遷の解明
2016 - 2019 3次元レーザスキャナを用いた鉱山遺跡の採掘状況を再現する新たな手法の研究
2013 - 2016 鉱山の坑道形状から採掘年代を推論する方法の研究

<宣教師の報告書にある、秀吉の信長への報告、「宣教師は征服計画を持っている」。 
信長は、それを知りながら、仏教勢力を倒すための、軍事物資を得るため、
リスクに目をつむって、宣教師と手を握った。>

信長、宣教師と手を握って、仏教勢力を倒す
http://kbaba.asablo.jp/blog/2020/07/14/9267916

<戦国日本は、絶え間なく軍事力を究め、軍事革命ともいうべき変化を起こしていた。 
鉄砲国産化による独自の技術革新がみられる。 
田中眞奈子昭和女子大学准教授は、国産のスタンダード国友の鉄砲(火縄銃)と、
海外産の鉄砲の銃身の材質を比較し、
国友の方が均等で、銃身の強度が安定しており、それは鍛造の技法に秘密があるとした。

信長の直轄地、堺に、鉄砲製造に関する2万点の古文書がある。 
大量生産のために、独自のイノベーションがあり、銃身、銃床、火蓋と、パーツごとの職人がいて、
分業で生産が進められていた。 30万丁、日本は世界一の銃大国になっていた。

田中 眞奈子
https://gyouseki.swu.ac.jp/swuhp/KgApp?kyoinId=ymdeyogkggy
昭和女子大学,人間文化学部,准教授,
研究分野:文化財科学,文化財科学・博物館学,
火縄銃に関する研究内容について取材を受け、VTR出演
https://univ.swu.ac.jp/topics/2020/06/24/38394/

アレッサンドロ・バリヤーノ宣教師は、この日本の軍事力を、スペインの世界戦略に組み込もうとしていた。

スペイン、セビリアのインディアヌス文書館の史料は、
最大の目標はアジア最大の国土と人口を持つ中国(明)の征服であり、
その鍵は日本の軍事力で中国征服が可能になると分析していた。(セビリア大学フアン・ヒル名誉教授

セビリア大学 ファンヒル氏
https://twitter.com/rukiakagoshima/status/1277217670224465920?s=01

長崎をキリシタン大名から譲り受けて、支配下にし、
1580(天正8)年、大砲を九州に持ち込み、中国征服のプラットホームにする。 
九州中には10万人のキリシタンがいて、大きな勢力となっており、信長の脅威であった。>

スペインの世界制覇に日本軍事力を利用する意図
http://kbaba.asablo.jp/blog/2020/07/15/9268259

<信長の野望は砕け散ったが、宣教師の計画は止まらない。
秀吉の時代、日本のキリシタンは、30万人を突破する。 
スペインのアジア征服計画は、加速する。 
中国(明)は、金・銀、陶磁器、絹織物にあふれた世界一豊かな国だった。

1587(天正15)年、宣教師ガスパル・コエリヨは秀吉に、
目標は宣教師と一致しているので、明国への出兵、遠征を働きかける。 
軍艦をお貸しする、キリシタンも意のままに働く、と。
1592(文禄元)年、秀吉は朝鮮へ出兵(中国征服の足掛かり)する。 
明は大規模な援軍を朝鮮に派遣し、総兵力74万人の大戦争になる。 
最前線で戦わされたキリシタン大名に犠牲が続出したが、
キリシタン大名の弱体化は、秀吉のもう一つの思惑だった。 
バテレン追放令も出され、布教は禁止される。

 宣教師にとっては、想定外の事態が判明する。 
スペインの植民地、フィリピンに秀吉の密偵が現れ、
秀吉の野心はフィリピンにまで及んでいたのだ。 
スペイン王に送られる大量の金を狙い、スペインの宝である植民地も奪い、
朝鮮出兵の資金を得て、明国を打ち滅ぼすためだった。

アジアを発火点に、「最初の世界戦争」が起きようとしていた。 ヨーロッパ対アジアの戦争だ。

 1598(慶長3)年、事態は一転する。 
フェリペ2世が急死、その5日後、豊臣秀吉が死去する。 
日本軍は朝鮮半島から撤退し、中国征服計画は幕を閉じた。 
スペインの国力は急速に衰退、オランダ、イギリスという新興国が台頭し、覇権を争うことになる。>

アジアを発火点に「最初の世界戦争」の危機 ―
http://kbaba.asablo.jp/blog/2020/07/16/9268586


<オランダ人の真の狙いは「銀」。
当時世界の銀の大部分はスペインが握っていた。
それはメキシコや南アメリカ大陸の鉱山開発で得られたもの。
そこでオランダは日本の銀に目を付けた。
佐渡や石見など有力な銀山があることを知っていたのだ。

 またオランダ人はこうも言った。
日本の侍を貸してくださいと。
東南アジアでスペインに勝つためには、強い日本の武士を利用するしかないと考えたのだ。
関が原や大坂の陣以降、国内には主を失った浪人がたくさんいた。
彼らを野放しにしておくのは危険。
それに異国と貿易すれば富も得られる。
そこで家康は外国との貿易を許可する朱印状を希望する藩に発行した。>
~「激動の日本と世界」~
https://plaza.rakuten.co.jp/maxg3/diary/202010090000/

その後、侍は傭兵として植民地で活躍 オランダがスペインから次々と奪う

家康の時代
オランダが協力 銀を確保 東インド会社の資金へ

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