2021-08-22
五輪 ピクトグラム
ついみてしまった開会式で、すごいと思ったのが、五輪 ピクトグラムでした。
個人的に開会式随一のパフォーマンスだと思った人力ピクトグラム、アナログでライブだからこその笑いと感動は、プロがそれだけのクオリティに仕上げたからこそなんだね。会場で全体を観たらもっと凄かったんだろうな。
https://twitter.com/lazyrose_1999/status/1423842357946982401
ピクトグラム “中の人” が語ったこと 五輪 開会式
8月4日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013180291000.html
演出を務めながら自身もパフォーマンスにあたった35か国以上で活躍する世界的なパントマイムパフォーマー「が~まるちょば」のHIRO-PONさんと、一緒に舞台に立った“弟子”の「GABEZ」
いつ頃オファーが入ったのか聞くと、ことし2月ごろだったと答えたHIRO-PONさん。
「オファーをいただいた時は、ただピクトグラムを表現してほしいという話で、じゃあ『どう楽しいコーナーにするか』と考えるところからスタートしました。一番最初に『50種目全部やる』と決めました。ただ、与えられた時間はわずか4分。50種目をやると、1種目あたり4秒ぐらいで表現しなければならず、かなり難しかったですね。どうにかお願いして5分に増やしてもらいましたが、それでも時間はすごく短いので、本当に苦労したところではあります。かなり無謀な企画なんですよ。普通だったら許してくれないかもしれない」
「最初は笑ってしまうくらい時間内にできなかったんですよ。え、本当にやるの?できませんよって」
A.(HIRO-PONさん)
「やろうと思えば全部収録して見せる方法もあるんです。でも、ライブの方が絶対面白いという僕の提案を面白いと言ってくれた関係者にはすごく感謝していますし、ライブでやるべきだよという心意気を持って完成したものだったりします」
「選手たちにとってはその競技が1つじゃないですか。だから責任を持たなきゃいけない。選手たちにどう見られるかというのは、すごくありました」
A.(HIRO-PONさん)
「会場でアスリートが見るのに、やらない種目があるなんて選択はなかったですね。選手の立場になれば『表現するのが難しい』という理由で競技が省かれるのはありえないと思いました」
どのような順番でどう動けば時間内に収まり、競技の躍動感とともにおもしろく表現できるか、試行錯誤を続けました。
「50のピクトグラムをよく見てみると、カテゴリーに分けることができました。例えば、上半身だけで表現できるもの、自転車とか道具を使うもの、ボールを持っているだけのもの、とか。このピクトグラムは重力に沿ってないから難しい。じゃあ寝てみるか。カメラ傾ければできるね、みたいに考えていきました」
小道具の位置、脱ぎ着しやすい衣装の改良に至るまで、まるでアスリートのようにコンマ数秒単位の時間を削る作業を繰り返し、構成を固めるまで3か月ほどかかったといいます。
「僕はアナログこそが人の心を動かすんだろうなと思っています。パントマイムは、ことばを使わないですから、僕らの仕事は自分が心を動かすことで、見ている人の心を動かしてもらう。人の肉体を駆使したパフォーマンスを目の前で見てもらうアナログ感が、人の心を動かすには必要で、最高のものなんだろうと思っています」
個人的に開会式随一のパフォーマンスだと思った人力ピクトグラム、アナログでライブだからこその笑いと感動は、プロがそれだけのクオリティに仕上げたからこそなんだね。会場で全体を観たらもっと凄かったんだろうな。
https://twitter.com/lazyrose_1999/status/1423842357946982401
ピクトグラム “中の人” が語ったこと 五輪 開会式
8月4日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013180291000.html
演出を務めながら自身もパフォーマンスにあたった35か国以上で活躍する世界的なパントマイムパフォーマー「が~まるちょば」のHIRO-PONさんと、一緒に舞台に立った“弟子”の「GABEZ」
いつ頃オファーが入ったのか聞くと、ことし2月ごろだったと答えたHIRO-PONさん。
「オファーをいただいた時は、ただピクトグラムを表現してほしいという話で、じゃあ『どう楽しいコーナーにするか』と考えるところからスタートしました。一番最初に『50種目全部やる』と決めました。ただ、与えられた時間はわずか4分。50種目をやると、1種目あたり4秒ぐらいで表現しなければならず、かなり難しかったですね。どうにかお願いして5分に増やしてもらいましたが、それでも時間はすごく短いので、本当に苦労したところではあります。かなり無謀な企画なんですよ。普通だったら許してくれないかもしれない」
「最初は笑ってしまうくらい時間内にできなかったんですよ。え、本当にやるの?できませんよって」
A.(HIRO-PONさん)
「やろうと思えば全部収録して見せる方法もあるんです。でも、ライブの方が絶対面白いという僕の提案を面白いと言ってくれた関係者にはすごく感謝していますし、ライブでやるべきだよという心意気を持って完成したものだったりします」
「選手たちにとってはその競技が1つじゃないですか。だから責任を持たなきゃいけない。選手たちにどう見られるかというのは、すごくありました」
A.(HIRO-PONさん)
「会場でアスリートが見るのに、やらない種目があるなんて選択はなかったですね。選手の立場になれば『表現するのが難しい』という理由で競技が省かれるのはありえないと思いました」
どのような順番でどう動けば時間内に収まり、競技の躍動感とともにおもしろく表現できるか、試行錯誤を続けました。
「50のピクトグラムをよく見てみると、カテゴリーに分けることができました。例えば、上半身だけで表現できるもの、自転車とか道具を使うもの、ボールを持っているだけのもの、とか。このピクトグラムは重力に沿ってないから難しい。じゃあ寝てみるか。カメラ傾ければできるね、みたいに考えていきました」
小道具の位置、脱ぎ着しやすい衣装の改良に至るまで、まるでアスリートのようにコンマ数秒単位の時間を削る作業を繰り返し、構成を固めるまで3か月ほどかかったといいます。
「僕はアナログこそが人の心を動かすんだろうなと思っています。パントマイムは、ことばを使わないですから、僕らの仕事は自分が心を動かすことで、見ている人の心を動かしてもらう。人の肉体を駆使したパフォーマンスを目の前で見てもらうアナログ感が、人の心を動かすには必要で、最高のものなんだろうと思っています」
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