2023-09-20
『戦争プロフェッショナル』1968
観ました~。
これもコンゴ動乱を舞台にした映画だというので。
こちらの方がもっと刹那的というか、戦争やお宝に狂う人の描写が残酷なまでに生々しいですね。
「この銃は中国製で、金を払ったのはソ連、材料は西独の製鉄所製でその資本はフランス、輸送はアフリカ航空で資本援助はアメリカ。これはただの犬死だ」
なかなか本質をついたセリフもありました。
その中で、唯一理想主義の黒人の愛国者ルーホー軍曹(ジム・ブラウン)が好きです。
ただの狂人のような敵のシンバ反乱軍が出てきますが、じつは…かれらも犠牲者なんですよね。
シンバの反乱 Simba Rebellion
「1963 年から 1965 年にかけてコンゴ民主共和国で起こった地域反乱。
国の東部に位置するこの反乱は、 1960年にジョセフ・カサ=ヴブとジョセフ=デジレ・モブツによって権力の座から追放され、その後1961年1月にカタンガ州で殺害されたパトリス・ルムンバの支持者によって主導された。」
「シンバの反乱軍は当初は成功を収め、コンゴ東部の大部分を占領し、スタンレービルで「人民共和国」の樹立を宣言した。しかし、反乱は組織性と一貫性の欠如に加え、反乱軍指導部と東側諸国の国際同盟国との間の緊張に悩まされた。 1964年後半、コンゴ政府が百戦錬磨の傭兵を率い、西側諸国の支援を受けて何度も大規模な反撃を開始したとき、反乱軍はいくつかの大敗を喫して崩壊した。 1965年11月までにシンバの反乱は事実上敗北したが、反乱軍の抵抗は1990年代に入っても反乱を続けた。 」
https://en.wikipedia.org/wiki/Simba_rebellion
https://academic-accelerator.com/encyclopedia/jp/simba-rebellion

戦争プロフェッショナル (1968)
The Mercenaries (Dark of the Sun)(傭兵たち)
監督:ジャック・カーディフ
原作者:ウィルバー・A・スミス
「1960年代、中央アフリカのコンゴ。反政府勢力に業を煮やしたユビ大統領(カルヴィン・ロックハート )は、ポート・リプリーブと云う町から住民救出と5000万ドルにも昇るダイヤの原石を運び出す為、アメリカ人傭兵のブルース・カリー大尉(ロッド・テイラー)とその右腕、ルーフォー軍曹(ジム・ブラウン)に5万ドルで依頼した。
またカリーとルーフォーは元ナチ将校のヘンライン(ピーター・カーステン)、ベルギー人の若者、シュリエ(オリヴィエ・デスパ)を含め、40名の兵士からなる救出チームを結成し、武装を施した列車にて直ちに出発する。
一方、道中では反乱軍の空襲、またフランス人女性のクレア(イヴェット・ミミュー)を救出し、激しい銃撃戦の結果、列車は何とか町に到着するのだったが・・・
本作はアフリカ出身の白人作家、日本では「虎の眼」で知られるウィルバー・A・スミスによる冒険小説、「カタンガから来た列車」を原作とし、アカデミー撮影賞を受賞した『黒水仙』(1946年)他、『赤い靴」(1948年)、『戦争と平和』(1956年)、『戦争の犬たち』のカメラマンとしても著名なジャック・カーディフが映画監督として演出を務め、脚本はアンドリアン・スパイと風間健出演の『ドラゴンを消せ!』(1973年)のクエンティン・ワーティで映画化されている。」
http://d.hatena.ne.jp/hoghug/20120821/p2
「この映画は、シンバの反乱とレッドドラゴン作戦(およびオムガン柱)の出来事とカタンガの分離の出来事が混合された、ベルギー領コンゴの植民地化解除という実際の出来事に部分的に基づいている。」
https://fr.wikipedia.org/wiki/Le_Dernier_Train_du_Katanga_(film)
「小説は1960 年のバルバの反乱を舞台としているが、映画の脚本は 1964 年から 65 年のシンバの反乱を舞台にしている。当時、コンゴ政府は左翼反乱と戦うために傭兵を募集していた。」
https://en.wikipedia.org/wiki/Dark_of_the_Sun
「撮影は「特攻大作戦」のエドワード・スケイフのもと、中米カリブ海のジャマイカ島で行われ、ジャマイカ防衛軍の兵士が多数出演している。」
http://matome.naver.jp/odai/2138616747749979201/2138621693881042203
<映画通が選んだ本当に面白い映画【24】>
http://www2.ttcn.ne.jp/tvsantora/norimono/tetudou_11.htm
<映画で見る鉄道・船舶・飛行機・自動車>
http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/day-20121201.html
<日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~>
ジム・ブラウン James "Jim" Nathaniel Brown 1936 - 2023
ジョージア州セントサイモンズ出身の元アメリカンフットボール選手、俳優。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3
https://en.wikipedia.org/wiki/Jim_Brown
ウィルバー・スミスの原作のアフリカ映画としてはこんなのもあるようです。
ゴールド 1975年
Gold 製作年 1974年
南アフリカの大金鉱を舞台に、国際シンジケートの陰謀と戦う男の活躍を描く。製作はマイケル・クリンガー、監督は「女王陛下の007」のピーター・ハント、ウィルバー・スミスの原作をスミス自身とスタンリー・プライスが脚色、撮影はオーサマ・ラウィ、音楽はエルマー・バーンスタイン、編集はジョン・グレン、特殊効果はビル・ウォリントンとクリフ・リチャードソンが各々担当。出演はロジャー・ムーア、スザンナ・ヨーク、レイ・ミランド、ブラッドフォード・ディルマン、ジョン・ギールグッド、トニー・バックレイ、サイモン・サベラ、マーク・スミス、ジョン・ハッセー、バーナード・ホースフォール、ノーマン・コームベスなど。
http://eiga.com/movie/44439/
これもコンゴ動乱を舞台にした映画だというので。
こちらの方がもっと刹那的というか、戦争やお宝に狂う人の描写が残酷なまでに生々しいですね。
「この銃は中国製で、金を払ったのはソ連、材料は西独の製鉄所製でその資本はフランス、輸送はアフリカ航空で資本援助はアメリカ。これはただの犬死だ」
なかなか本質をついたセリフもありました。
その中で、唯一理想主義の黒人の愛国者ルーホー軍曹(ジム・ブラウン)が好きです。
ただの狂人のような敵のシンバ反乱軍が出てきますが、じつは…かれらも犠牲者なんですよね。
シンバの反乱 Simba Rebellion
「1963 年から 1965 年にかけてコンゴ民主共和国で起こった地域反乱。
国の東部に位置するこの反乱は、 1960年にジョセフ・カサ=ヴブとジョセフ=デジレ・モブツによって権力の座から追放され、その後1961年1月にカタンガ州で殺害されたパトリス・ルムンバの支持者によって主導された。」
「シンバの反乱軍は当初は成功を収め、コンゴ東部の大部分を占領し、スタンレービルで「人民共和国」の樹立を宣言した。しかし、反乱は組織性と一貫性の欠如に加え、反乱軍指導部と東側諸国の国際同盟国との間の緊張に悩まされた。 1964年後半、コンゴ政府が百戦錬磨の傭兵を率い、西側諸国の支援を受けて何度も大規模な反撃を開始したとき、反乱軍はいくつかの大敗を喫して崩壊した。 1965年11月までにシンバの反乱は事実上敗北したが、反乱軍の抵抗は1990年代に入っても反乱を続けた。 」
https://en.wikipedia.org/wiki/Simba_rebellion
https://academic-accelerator.com/encyclopedia/jp/simba-rebellion

戦争プロフェッショナル (1968)
The Mercenaries (Dark of the Sun)(傭兵たち)
監督:ジャック・カーディフ
原作者:ウィルバー・A・スミス
「1960年代、中央アフリカのコンゴ。反政府勢力に業を煮やしたユビ大統領(カルヴィン・ロックハート )は、ポート・リプリーブと云う町から住民救出と5000万ドルにも昇るダイヤの原石を運び出す為、アメリカ人傭兵のブルース・カリー大尉(ロッド・テイラー)とその右腕、ルーフォー軍曹(ジム・ブラウン)に5万ドルで依頼した。
またカリーとルーフォーは元ナチ将校のヘンライン(ピーター・カーステン)、ベルギー人の若者、シュリエ(オリヴィエ・デスパ)を含め、40名の兵士からなる救出チームを結成し、武装を施した列車にて直ちに出発する。
一方、道中では反乱軍の空襲、またフランス人女性のクレア(イヴェット・ミミュー)を救出し、激しい銃撃戦の結果、列車は何とか町に到着するのだったが・・・
本作はアフリカ出身の白人作家、日本では「虎の眼」で知られるウィルバー・A・スミスによる冒険小説、「カタンガから来た列車」を原作とし、アカデミー撮影賞を受賞した『黒水仙』(1946年)他、『赤い靴」(1948年)、『戦争と平和』(1956年)、『戦争の犬たち』のカメラマンとしても著名なジャック・カーディフが映画監督として演出を務め、脚本はアンドリアン・スパイと風間健出演の『ドラゴンを消せ!』(1973年)のクエンティン・ワーティで映画化されている。」
http://d.hatena.ne.jp/hoghug/20120821/p2
「この映画は、シンバの反乱とレッドドラゴン作戦(およびオムガン柱)の出来事とカタンガの分離の出来事が混合された、ベルギー領コンゴの植民地化解除という実際の出来事に部分的に基づいている。」
https://fr.wikipedia.org/wiki/Le_Dernier_Train_du_Katanga_(film)
「小説は1960 年のバルバの反乱を舞台としているが、映画の脚本は 1964 年から 65 年のシンバの反乱を舞台にしている。当時、コンゴ政府は左翼反乱と戦うために傭兵を募集していた。」
https://en.wikipedia.org/wiki/Dark_of_the_Sun
「撮影は「特攻大作戦」のエドワード・スケイフのもと、中米カリブ海のジャマイカ島で行われ、ジャマイカ防衛軍の兵士が多数出演している。」
http://matome.naver.jp/odai/2138616747749979201/2138621693881042203
<映画通が選んだ本当に面白い映画【24】>
http://www2.ttcn.ne.jp/tvsantora/norimono/tetudou_11.htm
<映画で見る鉄道・船舶・飛行機・自動車>
http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/day-20121201.html
<日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~>
ジム・ブラウン James "Jim" Nathaniel Brown 1936 - 2023
ジョージア州セントサイモンズ出身の元アメリカンフットボール選手、俳優。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3
https://en.wikipedia.org/wiki/Jim_Brown
ウィルバー・スミスの原作のアフリカ映画としてはこんなのもあるようです。
ゴールド 1975年
Gold 製作年 1974年
南アフリカの大金鉱を舞台に、国際シンジケートの陰謀と戦う男の活躍を描く。製作はマイケル・クリンガー、監督は「女王陛下の007」のピーター・ハント、ウィルバー・スミスの原作をスミス自身とスタンリー・プライスが脚色、撮影はオーサマ・ラウィ、音楽はエルマー・バーンスタイン、編集はジョン・グレン、特殊効果はビル・ウォリントンとクリフ・リチャードソンが各々担当。出演はロジャー・ムーア、スザンナ・ヨーク、レイ・ミランド、ブラッドフォード・ディルマン、ジョン・ギールグッド、トニー・バックレイ、サイモン・サベラ、マーク・スミス、ジョン・ハッセー、バーナード・ホースフォール、ノーマン・コームベスなど。
http://eiga.com/movie/44439/
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