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考古の鏡2@東博

「ヤマト(倭)王権の成立―宝器の生産」(古墳時代前期(3世紀後半から4世紀)では 10こ。
うち鼉龍鏡(だりゅうきょう)が 3つ。(4~5世紀)
とにかくものすごい量と種類が日本にもあることが分かった。(いや、これほどとは…)

thk2402k02drk.jpg
鼉龍鏡(山口県 柳井茶臼山古墳)、 (奈良県 新山古墳・宮内庁)、
本館に展示の山梨県甲斐銚子塚古墳の鼉龍鏡 とも東洋館の中国のものとも全く違う。
本館のはかなり省略されていると説明されていたから、省略されていないのを見たかったのですが、これはすごい!

直弧文鏡 (奈良県 新山古墳・宮内庁)
(撮影禁止だったので写真なしだけど、
直弧文鏡-直線と弧線を巧みに組み合わせた日本独自の文様。
日本列島独自の銅鏡で、奈良県北葛城郡広陵町所在の新山古墳から3面の出土例があるだけの大変希少な図像の鏡。)

重文・変形方格規矩四神鏡 (奈良県 佐味田宝塚古墳)
(これも写真撮りそびれたけど、ちょっと面白そうな模様。
中央の方格(方形の紋様)と、規矩(きく=コンパスと定規)に見立てたTLV字形の幾何学紋の中に四神-青龍・白虎・朱雀・玄武が描かれているらしい)

thk2402k02kmn.jpg
変形内行花文鏡 (岡山県 鶴山丸山古墳)
花文といっても幾何学的なのが面白い
(内行花文鏡は鏡背中央の鈕座の周りに、基本8つの連弧を内向きに一巡させた文様を有する鏡。
正式には「連弧文鏡」と呼ばれ、日本では文様を花弁に見立て「内行花文鏡」と呼ばれる。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E8%A1%8C%E8%8A%B1%E6%96%87%E9%8F%A1

鼉龍鏡(岡山県 鶴山丸山古墳)
変形五獣鏡 (岡山県 鶴山丸山古墳)
変形半円方形帯神獣鏡 (岐阜県 船来山24号墳)
変形三角縁六神鏡 (岐阜県 船来山24号墳)
変形六神鏡 (岐阜県 船来山24号墳)

thk2402k02hksjk.jpg

*****

鼉龍鏡(だりゅうきょう)
古墳時代の銅鏡の鏡式のひとつ。名称は研究者が鏡背に描かれる文様を鼉龍(ワニに似た中国の空想上の獣)と解した事に因むが、2022年現在では漢鏡の画文帯神獣鏡を日本列島内で模倣した倭製鏡(仿製鏡)とされている。
鼉龍鏡は日本各地で約70面が確認されている。
面径は中型から大型が多く、畿内を中心に地方に行くほど面径が小さくなる傾向がある。そのため畿内中枢勢力が生産して、地方豪族に配布した銅鏡のひとつと考えられている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BC%89%E9%BE%8D%E9%8F%A1
下垣仁志『鏡の古墳時代』吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー 547〉、2022年

方格規矩四神鏡(ほうかくきくきょう)
(中央の方格(方形の紋様)と、規矩(きく=コンパスと定規)に見立てたTLV字形の幾何学紋を主紋とする鏡で、方格規矩鏡と呼ばれる。方格は地を、外形の円形は天空を示し、立体的で壮大な天地の構造を表現している。その間に四神や瑞獣、仙人などが配置されていることから、当時の宇宙観が反映されていると考えられる。)
https://www.hyogo-koukohaku.jp/kodaikyou/modules/mirror/index.php?action=PageView&page_id=98

方格規矩四神鏡
規矩文の間の主文様として四神をもつもの。四神は、四神だけのものと、他の獣を含め八像のものがある。さらに小動物像などを付加した複雑なものや、簡略化していくものもある。
方格文と規矩文は凹んだ帯線で表され、方格の各辺には十二支銘とその間に小乳をもつものとないものがある。
また、規矩文も省略され全て記されなおものがある。
主文様には乳が4つのものと8つのものがあり、乳には乳座として連弧文座・四葉座・円座などがある。
内区の外圏には銘帯をもつものもある。
周縁の文様にも多様な種類があり、樋口はこれによりさらに細分化が可能としている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E6%A0%BC%E8%A6%8F%E7%9F%A9%E9%8F%A1
樋口隆康『古鏡』新潮社、1979年

直弧文鏡
直線と弧線を巧みに組み合わせた日本独自の文様。
日本列島独自の銅鏡で、奈良県北葛城郡広陵町所在の新山古墳から3面の出土例があるだけの大変希少な図像の鏡。
図像は内行花文鏡を基に、四葉座型の鈕座を除いて全ての図像を直線と弧で象ったものである。
鈕座の周囲に内行花文を八葉巡らせ、その外周を幾何学的文様が巡らせてある。
鏡の内約は直弧文鏡が二面と素文縁直弧文鏡が一面である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E5%BC%A7%E6%96%87%E9%8F%A1

新山古墳(しんやまこふん)
奈良県北葛城郡広陵町にある古墳。形状は前方後方墳。馬見古墳群(南群)を構成する古墳の1つ。
実際の被葬者は明らかでないが、宮内庁により「大塚陵墓参考地」(被葬候補者:第25代武烈天皇)として陵墓参考地に治定されている。
銅鏡34面出土、その内に直弧文鏡がある。この文様は3、4世紀のころに現れ、直線と弧線を組み合わせて形を作るが、その作図法は極めて難解である。各古墳の蓋・楯などの埴輪にも表現されている。
銅鏡のうちの変形方格規矩神鏡は、紐の周りを方形に区画した中に十二支の漢字が、文字とは解読できないほど文様化したものになっている。
出土した銅鏡に、9枚の三角縁神獣鏡が含まれている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B1%B1%E5%8F%A4%E5%A2%B3

柳井茶臼山古墳
山口県柳井市大字柳井に所在する前方後円墳。大型の銅鏡などが出土し、国の史跡に指定されている。
割石積の竪穴式石室から銅鏡、鉄剣、鉄鉾などが掘り出された
銅鏡は5面出土しており、最大のものは鼉龍鏡(だりゅうきょう、単頭双胴怪獣鏡とも)で、直径44.8センチあり、古墳出土のものとしては最大級の銅鏡である[1]。これと四神四獣鏡は東京国立博物館に収蔵されている。銅鏡は他に画文帯神獣鏡(山口県立山口博物館保管)と内行八花文鏡(茶臼山古墳資料館保管)が現存し、残り1面は所在不明である。他の遺物は山口県立山口博物館や個人の所蔵となっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E4%BA%95%E8%8C%B6%E8%87%BC%E5%B1%B1%E5%8F%A4%E5%A2%B3
https://shisekinavi.com/yanaichausuyamakofun/

佐味田宝塚古墳
奈良県北葛城郡河合町にある古墳。形状は前方後円墳。馬見古墳群(中央群)を構成する古墳の1つ。
1882年(明治14年)に約36面の銅鏡[1]が出土し、その中に家屋文鏡(かおくもんきょう)と呼ばれている直径22.9センチメートルの大型鏡があった(宮内庁書陵部蔵)。その鏡の文様は、この古墳に葬られた人々の居館を構成する建物(家屋)を表現したものであり、それらの建物は、まつりごと(祭事・政事)や4世紀ごろの地域の首長の日常生活に使用されていたものと考えられている。
この発掘で出土した遺物は他に、玉類、石釧(いしくしろ)、鍬形石(くわがたいし)、石製合子(ごうす)、滑石製模造品、銅鏃、巴形銅器、刀子、剣、斧、鑿など、総数140点。これらは東京国立博物館、奈良国立博物館、宮内庁書陵部に分かれて保管されている。
銅鏡は31面以上で、10面を超える三角縁神獣鏡等の舶載鏡や家屋文鏡等の倣製鏡からなる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E5%91%B3%E7%94%B0%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E5%8F%A4%E5%A2%B3
https://emuseum.nich.go.jp/detail?langId=ja&webView=&content_base_id=100564&content_part_id=0&content_pict_id=0

鶴山丸山古墳
岡山県備前市畠田にある円墳。
石室内からは銅鏡30面(現存17面)のほか、勾玉・鉄製品・盒子・坩・器台など多数の副葬品が出土している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E5%B1%B1%E4%B8%B8%E5%B1%B1%E5%8F%A4%E5%A2%B3

船来山古墳群
岐阜県本巣市と岐阜市にまたがる船来山および郡府山上にある古墳時代前期から後期にかけて形成された群集墳。
3世紀中ごろから7世紀後半までの400年以上にわたって古墳が造成されており、確認されている古墳の数は290基と東海地方最大級。
出土品は土師器、須恵器等の土器の他、勾玉、管玉、切子玉、算盤玉、蜻蛉玉や雁木玉、石釧、耳環等の装飾品、鉄刀、鉄剣、鉄鉾、短甲、馬具、鉄鏃や銅鏃等の武具、鎌、鉈、鑿や鋸などの生活用具、銅鏡や円筒埴輪、朝顔形埴輪などがある。
24号墳は円墳で1967年(昭和42年)7月に豪雨による土砂崩れで副葬品が確認され、上方作銘獣形鏡等の鏡5面や鉄剣などが副葬品として見つかっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E6%9D%A5%E5%B1%B1%E5%8F%A4%E5%A2%B3%E7%BE%A4
https://www.city.motosu.lg.jp/0000001147.html
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