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西アジアの吟唱

西アジアの吟唱(イランからトルコへ)
Middle East : Sung Poetry
-ユネスコ・コレクション世界の音楽
Unesco collection Anthology Tradicional Musics
ミュージック東京 AUD8025 1989

moyenorientlapoesiechantee.jpg

1、皇帝陛下(シャー)の玉音 -トルコ語
2、カザル(叙情詩)~サアディの詩より -ペルシア語
3、クラム(散文詩):バダ=オ=ジャネ -クルド語
4、アタバ・ハワィヤ -アラビア語

(1)フェイズ=ウラーフ・チナルFeyz-ullah Cinar サーズ弾き語り
(2)ホセイン・ガヴァミーHossein Ghavami 歌 
   マヌシチェフル・ジャハン=ベグルManushchehr Jahan-Beglu サントゥール 
(3)モハメド=アリ・テージョMohammed-Ali Tedjo メイダン・サーズ弾き語り 
   サイド・ハッサンSaid Hassan タンブーラ
(4)イブラヒム・アルワーン・ジラドIbrahim Alouane Jerad ラバーベ弾き語り

解説によると、
詩の吟唱は本来、遊牧民の美的感覚のよくわかる表現で、
偉大な詩人の不滅の作品も口伝され、今日もなお歌われているという。
詩は、しばしば書き留められて文学ともなったが、
旋律と歌の形式は、常に口頭で伝えられたそうだ。
詩の多くは、実際に歌うように構成され
その意味は、歌によってはじめて完全に表現されるという。

(1)イスラーム教シーア派のベクタシ教団の儀式で歌われる賛美歌 
   16世紀に処刑を待っている間に作られた詩 
   アナトリアのアシュク(吟遊詩人)がトルコ語で歌っている
(2)13世紀のサアディの詩より -ペルシア語
(3)クラムの詩は即興で、だいたい一晩中、長々と歌われるものだという。
   ここでは裕福な娘バダ=オ=ジャネに貧乏な若者が愛を語る
(4)アタバはシリア・イラク周辺の通俗的な4行詩
   ハワィヤはアタバの1形式で、愛を題材に扱ったものをいう
   
これは多種多様な吟唱を集めた感じで、それぞれ興味深いが、
やはり個人的には、2曲目のサントゥールの演奏がすごい。
夜桜が春の嵐に舞い狂うような、激しく、でも華やかで、絢爛たる演奏。
歌も、ゆったりして、たゆたふやうな感じが素敵だ。

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