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サーサーン朝の銀器と動物たち

久しぶりに、中近東文化センター附属博物館へ行ってきました。

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いま、「ペルシアの宝物-至高のガラスと銀の世界」展
2010年11月27日(土)~2011年2月27日(日)
というのをやっていて、
今回は、中近東文化センターと岡山市立オリエント美術館が所蔵する
サーサーン朝の文物を中心に
サーサーン朝文化の精華を紹介~とのことです。

この日は関連講演会の1回目 
「サーサーン朝の銀器と動物たち-シルクロードのエコロジー-」
田辺勝美(中央大学教授)

ライオン、猪、熊、鹿、豹、虎、ダチョウ、野生のロバ、野生の山羊…。
そこには、ほとんど絶滅してしまった動物たちが、
活き活きと描かれているんですね。

ペルシアライオンは、
今はインドの動物公園に保護されているだけだそう。
熊も保護区にいるそう。
猪にとってムスリムの国は天国だとか。
豚扱いして殺さないし食べないからだって。

チーターは殺さずに、捕まえてきて、訓練して、狩りに使うのだそう。
豹も虎も絶滅。
カスピ虎という種がいたそうです。

昔はマルコポーロなども虎をライオンと間違えていたとか。

ダチョウは古くはメソポタミアで有名な狩りの獲物だったとか。
最も古くはシリア。
珍しいので、インドや中国にも広がり、アフリカに渡り、
後にオーストラリアに渡り、野生化したそう。

結局、環境破壊や乱獲で、ずいぶん滅びたり、激減したそうです。
…などなど、面白い話満載で、とても楽しかったです。

ペルシア美術史 深井 晋司 , 田辺 勝美 吉川弘文館 (1983/01)
(この本については、09/04/05 「ペルシア美術史」をご参照くださいませ)

毘沙門天像の誕生―シルクロードの東西文化交流 (歴史文化ライブラリー)
                       吉川弘文館 (1999/11)
ガンダーラから正倉院へ  同朋舎出版 (1988/10/25)
平山コレクション ガンダーラ佛教美術 講談社 (2007/11/28)
中央アジア 世界美術大全集 東洋編15 (編集) 小学館 (1999/02)
西アジア 世界美術大全集 東洋編16 (編集) 小学館 (2000/01)
世界考古学大図典 (翻訳), クリスティーヌ・フロン 同朋舎出版 (1987/04)

この日は掛け持ちで、ゆっくり館内を見る時間がなく、
それでも駆け足でざっと…。
宝物展のご報告は今度ゆっくりと。
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