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2011-02-08

シーラーフとインド洋

シーラーフ(スィーラーフ)については、こちらの本。
以前、ホルムズについて調べていた時に、知り合いが家島先生のことを教えてくれました。
ホルムズはモンゴルの頃ですが、
それ以前はキシュ、その前はシーラーフ、その前はカーグ島(ハールク島)と、
ペルシア湾の内部の島と港が、交易港として栄えていたのだそうです。
ホルムズはペルシア湾の入口の島ですが、
シーラーフは、さらにペルシア湾内部の港です。
昔はシーラーズから南下する街道があったそうです。

yajima-ashahi.jpg

家島 彦一
海が創る文明―インド洋海域世界の歴史  
朝日新聞 (1993/03)

ダウ船によるインド洋文明

<インド洋とその周辺の島は、
2000年以上にわたって有機的に結びつけられてきた自由交流圏であった。
そこに狡猾な人質策や大砲・軍艦をもって侵入してきた
ヴァスコ・ダ・ガマひきいるポルトガル艦隊は、
彼等にとって海賊と映ったにちがいない…。>

yazima-iwanami.jpg

他にも、
イスラム世界の成立と国際商業
―国際商業ネットワークの変動を中心に (世界歴史叢書)
岩波書店 (1991/4/26)

<イスラム世界は、7世紀以後
西アジアからアジア・アフリカの広大な諸地域に展開し、
人々の移動と経済・文化・情報の交流によって相互に深く結びついた、
多重・多層の国際的な流動社会であった。
本書は世界史の中軸をなしたイスラム世界の歩みを、
形成・展開期であった7―10世紀半ばを中心に、
史料に基づいて具体的に考察し、その上で10世紀後半以降の動向を展望する。>

yazima-nagoya.jpg

海域から見た歴史―インド洋と地中海を結ぶ交流史 
名古屋大学出版会 (2006/04)

<船・港市・島や、様々なルート・海上商人などに着目することで、
アジア・アフリカ・ヨーロッパの多様な地域が、
海域ネットワークを通して相互に連関する全体史のなかで捉えられることを、
文献と現地調査の両面から実証した、未踏の労作。>

yazima-battuta.JPG

イブン・バットゥータの世界大旅行
―14世紀イスラームの時空を生きる
(平凡社新書)平凡社 (2003/10)

<モンゴルがユーラシア大陸を席巻していた十四世紀。
広大なイスラーム世界と、隣接するアジア・アフリカを
生涯かけて旅してまわった男がいた。
その長大な記録『大旅行記』の日本語完訳者が、
イブン・バットゥータの旅の全容をたどり、
そこから浮かびあがる、かつての世界システムの姿を描き出す。
移動・交通・交易の活気、多文化混淆の豊穣さ。
波瀾万丈の旅から「近代以前」の世界がみえてくる。 >


ibnbattutaviaje1.jpg

そして何より、労作はこれですよね。
大旅行記1~8 イブン・バットゥータ
(東洋文庫) 平凡社 (1996~2002)

<マルコ・ポーロに相並ぶイスラム世界の大旅行家による、
北アフリカからインド・中国まで、三大陸におよぶ波瀾万丈の旅。
本邦初の全訳。(全8巻)。>
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