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2011-02-26

海域から見た歴史

家島先生の続きです。

海域から見た歴史
―インド洋と地中海を結ぶ交流史 
家島彦一
名古屋大学出版会 (2006/04)

yazima-nagoya.jpg

3巻目は11世紀以降
各地の港の調査、といったって、これが半端じゃない。
イラクのバスラ、
アラビア海、インド洋の各地、インド、パキスタン、スリランカ、
マルディブ諸島、インドネシア、マレーシア、
ナイル~紅海、イエメン、オマーン、
シリアのアルワード島、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、
スペイン、ギリシア、黒海沿岸のバルカン諸国、
東アフリカ沿岸…。
なんと、101の港の盛衰を調査!

それから、イブン・バットゥータ『大旅行記』から
13-14世紀のメッカ巡礼のルートの意味を探り、

さらに、11-13世紀のエジプト~紅海ルートの調査、
イラン高原からペルシア湾へのルートの調査 
シーラーズ~シーラーフ、特に9-10世紀

13世紀、ペルシア湾からカイロへ行った
スリランカ王の使節に関するアラビア語写本の解読
13~15世紀の変化 
ヨーロッパが進出した15~16世紀のインド洋
海の商人の活動…。 

新資料の紹介
「インドの驚異譚」という、これまた
10世紀のシーラーフ商人から聞いたインド洋周辺の事情の新資料が登場
これもやはり
「インドの不思議」として出てはいたんですね。
ブズルク・イブン・シャフリヤール〔編〕藤本勝次,福原信義訳注
関西大学出版広報部 1978.4
関西大学東西学術研究所訳注シリーズ ; 2
いやあ凄いです!
本当にエネルギッシュな人です。

当然、ホルムズやシーラーフは調査済みのようです。
実は、以前一度、直接、講義を拝聴したことがあります。
それ以来のファンなんです。

シーラーフについて、こんなものを見つけましたので。
ディジタル・シルクロード~中世ペルシア湾の古代海港―シラフ港の発見―
http://dsr.nii.ac.jp/narratives/discovery/10/
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